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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
意外と低クロック (スコア:1)
TOP500サイトのdetail見てたら、0.7 GHz PowerPC 440 ってありますね。
意外と低クロックなんですね。メモリも、DDR-SDRMとかみたいだし。
プロセッサ数は30000を越えてるので、数とバックプレーンの低レイテンシで勝負ってことなんでしょうか?
リニアに性能があがるとすれば、最終の60000プロセッサ越えで、
100TFlopsは、十分可能な感じです。
# これだけプロセッサが多いと、どうやって故障時の交換どうやるんだろう。
# CPUとかもHOTSWAP可能なのかな?
waku (-o_o), 今年こそ痩せるといいな。
Re:意外と低クロック (スコア:5, 参考になる)
PCWeb [mycom.co.jp]にも記事が載ってますが、PowerPC440は組込でおなじみのプロセッサで、スカラ部分単体では550Mhz動作時に1000ドライストーンMIPSの速度が出て、BookE PowerPCアーキテクチャ基準の32bitプロセッサとして0.15μm銅配線CMOSプロセス(SA-27E)で提供されています。ASICでは550Mhzが限界ですが、おそらくこれを再設計して700Mhz動作くらいにしたものが、BlueGene/LのCellに使われてるヤツだと思います。これ自体を見ると確かに低クロックです(漏れのメインPCより高クロックだけど)
ただし、BlueGene/LのCell [mycom.co.jp]はPowerPC440を中心に、浮動小数点演算用の高速FPUとL1、L2キャッシュ、2個のスカラコアが共有するシェアードSRAMバッファ、L3キャッシュ、4MBのEDRAM、DRAMコントローラーが集積され、それぞれが極めて広帯域のバスで接続されています。それで、ダイあたりのピーク性能が5.6GFlops
これを極めて大量に並列化させたのが、BlueGene/Lの全体です。もちろん、BlueGene計画のCellの設計場面では、大量のプロセッサの中で故障したものを自動的に切り離したりして、全体の演算に影響を与えない技術の開発(Procect eLizaなんかもうそうだけど)も入っていたりするので、/Lにも採用されてるんじゃないかと思ったり
#!酔!
Re:意外と低クロック (スコア:1)
なるほど、いろいろ工夫してあるのですねー。
これで、完成形になったらどこまで性能が上がるやら。
日本も、地球シミュレータの次期モデルを出すのかわかりませんが、
出すとすれば、100TFLOPSオーバーを目指さないと厳しそうですね。
# もっとも、TOP500に入ることにどれだけの意味があるかは人(国、研究機関)それぞれと思いますが。
waku (-o_o), 今年こそ痩せるといいな。
Re:意外と低クロック (スコア:1)
入ってるのは PowerPC が載ってるからなのかな?
Apple: Earth Simulator, G5 Cluster Drop In 'Top 500' List [slashdot.org]
There is no restriction on the problem size. (スコア:1, 参考になる)
ということは、Cellについては4MBのL3キャッシュの性能を、ESについてはメインメモリの性能を測って、さあどっちが速いんだと議論しているようなものですね。これは、PS2とPentium4との比較に似てませんか。
いえいえ、BlueGeneの性能がPS2並などと言ってるわけではありませんよ。
Re:意外と低クロック (スコア:0)
Re:意外と低クロック (スコア:0)
Re:プロセッサが多いと、どうやって故障時の交換 (スコア:2, 興味深い)