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私の前回の記事に意見をくれた人の多くは、非互換性など重要ではないと 主張した。なぜなら、サイトがきちんとFirefoxに対応していないなら、 コミュニティーが改善するよう圧力を加えるだろうし、それでも変更しな ければ、そのサイトは顧客を失ったり悪評がたつからだという。 そうかもしれないが、それではなんだか、従
レイアウトにテーブルなんか使わなきゃ良いじゃん、という意見が、
CSS界の人々は、あまりにも1990年代的だということで、テーブルの使用には異論があるかもしれない。しかし、私は気にしない。テーブルは扱いやすいし、私のようなHTML手書き派には直観的だし、何より重要なこととして、テーブルはHTMLの初期から存在している。
一瞬で否定されてる……
テーブルは扱いにくいし、私のようなHTML手書き派には特に非直感的だし、HTMLの規格にtable要素が含まれたのはHTML 3.0以降なんだけどな。
'overflow'
追加捕捉。。。
table タグのスタイルが "width: 100%; height: 100%;" となっていて、IE での表示が正しいと主張する辺り、ウィンドウの枠いっぱいに表示されることを期待しているっぽい気がするのですが、Miyakawa さめが示してくださった仕様邦訳の height 特性の項 [y-adagio.com]辺りを参照すると、height をパーセンテージで指定する場合、
高さをパーセントで指定する。パーセントは,生成されたボックスの包含ブロックの高さに関して計算される。包含ブロックの高さが明示的に指定されない場合,すなわち,内容の高さに依存する場合は,値は'auto'と同様に解釈される。
とあるので、そも
ページ全体に対してスクロールバーが表示されないのはさすがに Gecko のバグっぽいですね
この値は,内容が切り取られること及び切取り領域外で内容を表示するための スクロール機構を提供しないほうがよいことを示す。結果として,利用者は切り取られた 内容にアクセスできない。切取り領域のサイズ及び内容は 'clip'特性により指定される。
これはbody要素に指定されたoverflow: hiddenが効いているのでは?
うわぁ、本当だ。完全に見落としてました (;_;)/ 。
ちなみに (日記 [srad.jp]でも触れたのですが) あの記事、mozillaZine でもばっさりやられておりました [dyndns.org]。IE の CSS 対応の遅れっぷりのおかげで、やりたいことができないとか、逆に誤動作ゆえに IE でだけ偶然できちゃってることが広まっちゃったりとか、そのへんのジレンマって結構ありますよね。IE6 が出て、CSS 対応が 5.5 までよりもだいぶマシになったときに、何故か悲鳴をあげていたサイトさんは結構いらっさったような気がしますが。。。今回の記事みたいな作り方をしているサイトもそれなりにいくつかあるような気がするのですが、そういう人たちって、ここしばらくの競合製品への対応 (より正確には、Web 標準への対応) よりも、Longhorn が出て、IE が更にまともな CSS を実装したときに (しないかもしれないけど ^_^;)、より本格的な悲鳴を上げるんじゃないかというような気がします。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
早速批判されてます。 (スコア:1, すばらしい洞察)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0411/09/news088.html
忙しいのと知識がないのとで、彼が作ったHTMLソースとJavaScriptの
考察は検証できませんでしたが、
たとえば2ページ目のこのくだり:
Re:早速批判されてます。 (スコア:2, 参考になる)
レイアウトにテーブルなんか使わなきゃ良いじゃん、という意見が、
一瞬で否定されてる……
テーブルは扱いにくいし、私のようなHTML手書き派には特に非直感的だし、HTMLの規格にtable要素が含まれたのはHTML 3.0以降なんだけどな。
'overflow'
Re:早速批判されてます。 (スコア:1)
追加捕捉。。。
table タグのスタイルが "width: 100%; height: 100%;" となっていて、IE での表示が正しいと主張する辺り、ウィンドウの枠いっぱいに表示されることを期待しているっぽい気がするのですが、Miyakawa さめが示してくださった仕様邦訳の height 特性の項 [y-adagio.com]辺りを参照すると、height をパーセンテージで指定する場合、
とあるので、そも
むらちより/あい/をこめて。
Re:早速批判されてます。 (スコア:1)
仕様邦訳のoverflow [y-adagio.com] の項によると だそうです。
実際、overflow: hiddenを消したらスクロールバーが表示されましたよ。PR版での話ですが。
ところで、Gecko他であのページの作者の意図通り表示させるにはというと、同じく仕様書邦訳に ほぼまんまな例 [y-adagio.com]があったりしますね。
でもIEがposition: fixedに対応してないため、今度はIEでまともに表示されないという問題が。
KaoriYa.net [kaoriya.net](Vimの紹介ページです)の目次で実現しているように、JavaScriptとCSSの合わせ技で実現という手もありますが、スクロールしてから位置補正までに一瞬の間があるんですよね。
左端にちょっと表示されるくらいならともかく、ウインドウの全周が一斉にカクカクするとなると気持ち悪そう。
さらに、JavaScriptを切られて、CSSのみ有効にされてしまうとかなり怪しい見た目になること必至ですし。
くどくど書いてしまいましたが、これは昔同じような問題にぶちあたったことがあるからでして。ここで解決策を書いていないことからお分かりの通り、今もって未解決です。
誰かうまい解決方法をお持ちじゃないでしょうかね?
# CSS対応/非対応エージェント両対応は割りと簡単なのに、CSS対応の度合が違うとつらい……
巧妙に潜伏したバグは心霊現象と区別が付かない。
Re:早速批判されてます。 (スコア:1)
うわぁ、本当だ。完全に見落としてました (;_;)/ 。
ちなみに (日記 [srad.jp]でも触れたのですが) あの記事、mozillaZine でもばっさりやられておりました [dyndns.org]。IE の CSS 対応の遅れっぷりのおかげで、やりたいことができないとか、逆に誤動作ゆえに IE でだけ偶然できちゃってることが広まっちゃったりとか、そのへんのジレンマって結構ありますよね。IE6 が出て、CSS 対応が 5.5 までよりもだいぶマシになったときに、何故か悲鳴をあげていたサイトさんは結構いらっさったような気がしますが。。。今回の記事みたいな作り方をしているサイトもそれなりにいくつかあるような気がするのですが、そういう人たちって、ここしばらくの競合製品への対応 (より正確には、Web 標準への対応) よりも、Longhorn が出て、IE が更にまともな CSS を実装したときに (しないかもしれないけど ^_^;)、より本格的な悲鳴を上げるんじゃないかというような気がします。
むらちより/あい/をこめて。