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Novellが対SCO裁判で切札を提出」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward
    時々裁判が始まってしばらくしてから出てくるのはなぜなんでしょうね。
    さいしょから出してるとまずいのか?

    以前見たハリウッドの裁判物映画で、一方が裁判に使う証拠資料は
    他方にも開示しなくてはならなくて、隠し玉みたいに出してくるのは
    できないという話だったのだけど、あれは映画での話だったのかな。
    • もっと不思議なのは、契約書を読んで内容の確認をしなかったの? ってことですねぇ。
      • by Anonymous Coward
        ありうるのは、契約時はSCO側も別に著作権をもらうつもりは無かった。

        会社が傾いてきて、金の引っ張りどころを探していたときに、
        建て直しを請け負ったコンサルが「Linuxの著作権で行けるんじゃない?」と入れ知恵して、
        いろいろ使えそうなネタをその目的にあわせて捻じ曲げて証拠として主張しだした、というところじゃない?
        • by Anonymous Coward

          > ありうるのは、契約時はSCO側も別に著作権をもらうつもりは無かった。

          いや、それは 「Unix関連の権利が、NovellからSCOに移転された」との修正契約書見つかる [cnet.com] と矛盾する。

          そもそも、このトピック自体が矛盾してい

          • >それとも、この修正契約書は無効になったの?

            これまでの審理の結果、両社間の契約には著作権譲渡に関 する規定がなく、契約文面上は著作権が譲渡されていない ようだ、と判事が発言したため、

            ってことで、契約文面上は譲渡されてないってことでしょう。
            • >ってことで、契約文面上は譲渡されてないってことでしょう。

              俺、英語サイト翻訳して読む気になら無い奴なんだけど、「著作権の譲渡の契約が無い」と言うのはまだ決定では無いのだよね?

              >Novellは5日に発表した声明の中で、「本日(修正契約書)を拝見したが、確かに有効なNovellの署名がなされており、多少分かりにくい部分はあるが、Unixの著作権の一部が移転されたとするSCO側の主張を裏付ける内容となっている」とした上で、「しかし、修正契約書は特許権の所有権については触れておらず、依然として所有権がNovellにあるのは明らかだ」と述べた。
              http://japan.cnet.com
              • > 初めの契約書には著作権に関する記述無し。
                「著作権だけは特別に移転資産から除かれた」とあるので、著作権に関しては、「移転しない」と明確に記述があったのではないでしょうか。

                > 修正契約書には著作権の譲渡の記述あり。
                「著作権
              • ノベルが持っている権利っていまいちよく分からん。

                修正契約書の話は2003/6/5にノベルが確認し、2003/6/6に記事が載ったのだよね。その約一年後でも....

                >以前Unixを所有していたNovellは、OSの著作権をSCOに移転していないと主張しており、SCOは確認を求めて提訴に踏み切った。
                http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000050156,20069222,00.htm
                2004/06/14

                >後にその権利をSCOの前身に売却したNovellが、SCOが取得したUnixに関する権利には派生物の管理権は含まれていないと最近主張していることから、SCOに派生的権利を与え得るいかなる解釈も
              • > 後者のこれってGPL感染の話?
                > SCOに譲渡したことになっていたとしてもGPL感染した奴を譲渡したので、派生物の管理権限はSCOには無いみたいな話?

                SCO と IBM 間のライセンスで System V 由来の AIX からの Linux へのコード寄贈がライセンス違反だと主張している点についての IBM 側の見解。 SCO は派生物にも管理権限が及ぶと主張しているのに対して、元々のライセンス保持者である Novell が派生物への管理権限はないと発言していると IBM が反論している。 GPL に関してはおそらく関係ない。

              • >SCO と IBM 間のライセンスで System V 由来の AIX からの Linux へのコード寄贈がライセンス違反だと主張している点についての IBM 側の見解。 SCO は派生物にも管理権限が及ぶと主張しているのに対して、元々のライセンス保持者である Novell が派生物への管理権限はないと発言していると IBM が反論している。 GPL に関してはおそらく関係ない。

                「Novell が派生物への管理権限はない」と主張している論拠って、具体的には何なんでしょうか?

                SCOの主張は、96年の修正契約書に基づいてNovellから著作権を譲渡された。
                譲渡された自分の著作物に関してIBMとライセンス契約を結んだ。
                IBMがlinuxへコードを寄贈。
                SCOがIBMの行為はライセンス違反と主張。
                これに対してNovellが「SCOに著作権は譲渡していない」「派生物への管理権限はない」と主張。
                こういう展開だよね?

                で、Novellは96年の修正契約書は持っていなかったようで、95年の契約書や議事録を提示しているわけだよね?
                著作権の譲渡に関しては、修正契約書の有効性や本物か否かの話だと思うのだが、派生物への管理権限の話は、単に契約書に載っていないと言うだけなのだろうか?

                http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0709/sco.htm を見ると、SCOの主張は2001年のカーネル2.4以降を問題視しているみたいだけど、SCOが持っているらしい著作権の譲渡は96年。
                これ以前のAT&TのSystem V系unixに関するもので、バークレー校のBSD系の奴ではない。
                過去の揉め事からBSDの存在はAT&Tから容認されていて、そのBSDのコードにはSCOが著作権を主張するコードが存在する話もあったはず。
                BSDLやGPLに既に混じっていて、AT&Tが容認した奴なんだから既に感染しているって事で某判事は公共へ提供されているものの様なニュアンスを述べていたように俺は感じた。

                SCO自身も、どのソースは感染していないか古い話で調べようもないのでは?なんとなくそんな感じがする。

                この問題って、ベルヌ条約で保護期間を50年以上に設定したことが最大の問題の気がしてきた。
                60年代や70年代の著作物の権利が、今でも公共に提供されずに個人や企業の私物であり続けているからなんだろう。
                特許の様に20年程度で公共に提供して欲しいな。

                小説、音楽、映画でも、20年あればそこそこ利益は得ているはずで、特許とかと比較してもベルヌ条約の期間は長すぎるよな。
                10年前のCDを探すのでも大変な時代。公共に提供せずに長期間個人や企業の私物であり続けるのが文化の発展に役立つとは思えん。
                親コメント
              • >「Novell が派生物への管理権限はない」と主張している論拠って、
                >具体的には何なんでしょうか?

                1995年の契約に silver bullet 条項 [cnet.com]があったみたいなんだよね。
              • > 「Novell が派生物への管理権限はない」と主張している論拠って、具体的には何なんでしょうか?

                おそらく、Novell 自身がまだ UNIX の著作権を主張している [cnet.com]からだろう。 ただ、それだと Novell は SCO に UNIX 部門の一部を売却しただけになるから、不自然な感は否めない。 全く知的財産を伴わない物に多額の金額を支払うはずがないという SCO の主張の方がまだ理解できる。

                派生物への管理権限については、IBM が AIX のために開発した固有の機能である JFS なども権利の対象としていたため、という側面もあるとは思うが、 基本的なスタンスは著作権自体が譲渡されていないから

              • >>「Novell が派生物への管理権限はない」と主張している論拠って、
                >>具体的には何なんでしょうか?
                >
                >1995年の契約に silver bullet 条項があったみたいなんだよね。

                Novellが主張しているのは、96年の修正契約書に対しても「派生物への管理権限はない」と主張していた気がする。
                96年の修正契約書って、95年の契約の無効や取り消しが記載されているのだろうか?
                もしかして記載されていない?
                Novellは95年の契約の内容にしたがって議論を進めて、今回「1995年の売買契約の前日に行われたNovellの役員会の議事録」を提示したのだよね。
                95年の契約の有効性を主張し続けているようにも見える。

                SCOは96年の修正契約書を提示して著作権の譲渡を受けたと主張するけど、はっきりと95年の契約の無効と主張している記事を俺は見つけれなかった。

                95年の契約の無効が記載されていないのならば、Novellの主張はよく分かる。
                SCOが主張している「権利の無いもの金払うわけ無い」と言う話も、実際金払ってunix使っている企業もかなりあったので、暖簾代や営業権、商標権の譲渡とNovellが考えていたのならば、「派生物への管理権限付き」でなくてもSCO側が買った理由としては変ではない。
                SCOの主張は、「当初からそう思っていた」と言う話じゃなく、金になりそうな奴を探していたら見つかったみたいな話だったような記憶がある。

                で、95年の契約は96年の修正契約で無効になったの?誰か知っている人いない?
                親コメント
              • >おそらく、Novell 自身がまだ UNIX の著作権を主張しているからだろう。 ただ、それだと Novell は SCO に UNIX 部門の一部を売却しただけになるから、不自然な感は否めない。 全く知的財産を伴わない物に多額の金額を支払うはずがないという SCO の主張の方がまだ理解できる。

                営業権とか暖簾代とか色々あると思うけど。
                薬の特許だって切れても、安いジェネリック医薬品が市場を支配するわけでもない。
                OSだとOS変更に伴うリスクが色々あるから、知的財産を伴わない物であっても良いのでは?
                それに、自分が売る物に関して、自分が考えているより低い価格を提示されれば売らない。
                Novellにとっては、縛りがあるのに多額の額が提示されたから売ったのかもしれない。
                linuxやBSD系がここまでシェアを伸ばさずに、unixがサーバー分野でMSのwindowsのディスクトップの様な地位を保持していた可能性を考えると、縛りの条件があっても多額の金額を払うメリットはあったのでは?

                >ただ、議事録を出してくるなら修正契約書の際の議事録を提出すべきで、Novell が表に出したくないものがあるのではないかと勘繰ってしまう。

                俺もそう感じていたが、96年の修正契約書に95年の契約の無効が記載されていなければ95年の契約も生きている訳で、縛りを含んだ上での契約と解釈する余地は十分あるのでは?
                なんとなくそっちの方向の解釈をされているのでSCOが不利な状況になっている気がする。

                >また、System V は1980年代、Linux は1990年代であるから System V に関しては Linux のコード混入はありえない。

                これ、可能性としては絶対ありえないのだろうか?
                System Vの4は88年だが、4.2は92年や94年にも出ている。linuxは91年から開発していて、1.0が94年。
                譲渡が行われたらしいのは95年96年。
                混入はありえないような記事見たことあるけど....
                親コメント

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