アカウント名:
パスワード:
自由市場では、ものの価格は需要と供給のバランスで決まるんだから。経済的な見返りがなくてもソフトウェアを書きたいと思ってる人がたくさんいるのだから、ソフトウェアで稼ぎたいと思ってる人はそれなりの競争にさらされる覚悟がなきゃ。
それに負けてしまうくらいなら、他人が趣味で作る作品にも負けるような物を作って人様からお金を頂こうとするなんて甘い、と言われて仕方がないんじゃない?
OOoなんかは、そういうケースだと思います。Microsoft Office と互換性が取れないと使ってもらえないので、互換性を維持するために かなりの努力をしていると思います。
また、たとえ改良点を思
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
ソフトウェアの適正価格 (スコア:3, すばらしい洞察)
自由市場では、ものの価格は需要と供給のバランスで決まるんだから。経済的な見返りがなくてもソフトウェアを書きたいと思ってる人がたくさんいるのだから、ソフトウェアで稼ぎたいと思ってる人はそれなりの競争にさらされる覚悟がなきゃ。
それに負けてしまうくらいなら、他人が趣味で作る作品にも負けるような物を作って人様からお金を頂こうとするなんて甘い、と言われて仕方がないんじゃない?
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:1)
機能が優れているか?
値段以外の優劣つけがたいなら安いのを取る。
確かにGPLなんかのオープンなソースの蓄えはメシのタネにしてる人には脅威だろうね。
敷居が低くなってしまって価値が下がる、っていう意見はわかる。
でも、どう公開するかは著作権者の自由であって筋違いのような気もする。
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:1, 興味深い)
産学合同のプロジェクトや、企業主体のプロジェクトは結構あります。当然、そういうプロジェクトは予算もついており、仕事をしたサラリーマンにはきちんと給料が払われているわけです。
個人が国や大企業の資金力を相手にして闘うのは、ちょっと辛いんじゃないかと思いますね。
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:1, 興味深い)
それをやってしまったら、有料の方が潰れる。
(しかもソースコードを生産する労力しか払っていない。
企画~拡販・普及のプロセスは他人の成果にタダ乗り。)
# 次のOpenOfficeは、やり過ぎ感が。
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:1)
> それをやってしまったら、有料の方が潰れる。
> (しかもソースコードを生産する労力しか払っていない。
> 企画~拡販・普及のプロセスは他人の成果にタダ乗り。)
> # 次のOpenOfficeは、やり過ぎ感が。
OSS に対し、(プロプライエタリで) 売り物のソフトの方が、不利だなんてことはないでしょう。いざとなったら OSS のソースコードを参考にすればよい、しかも逆は不可です。ただし GPL の場合は少なくともソースコードをそのままコピーは出来ませんが。あとソフトウェア特許の問題もありますがそれは別の問題。
私は、無料のソフトウェアが、
・ ソースも公開している (OSS とかそれに類するもの)
・ ソースは非公開だが仕様を公開している (例: Adobe Reader)
かどうかが鍵だと思います。
ソースを公開することにより、「人類の役に立っている」のだと考えます。(特許制度も本来、技術を秘密にするのでなく公開することにより人類の役に立てるためのものなのですが、一部orだいぶ破綻していますね。)
そうでないものの代表例が、圧倒的な財力/独占力を背景に、Netscape を叩き潰すために作られたソフトである Internet Explore (無料でソース非公開) ですね。要するにダンピングなわけですが、なぜか誰もこの用語を使いませんね。
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
理論上はそうですが、初心者にとっての使いやすさや完成度、新規性などではプロプライエタリなものの方が優れているケースも多く、実際それをOSSが後乗りで真似るのが目につくのも事実です。
>ソースを公開することにより、「人類の役
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
表計算ソフトでいえばApple IIに入っていたビジカルクが登場(1979年)して、それを模倣したLotus 1-2-3(1983年)がIBM PCプラットフォームでこのジャンルを確立し、Excelがさらにその1-2-3が築いた市場を狙って登場した(1987年)訳です。そこまでやるかという話なら、Excelには1-2-3互換操作メニューが用意されています。(手元のExcel 2000、2002に
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
>Netscape を叩き潰すために作られたソフトである Internet
>Explore (無料でソース非公開) ですね。要するにダンピングな
>わけですが、なぜか誰もこの用語を使いませんね。
あのなー、Netscapeが有料で売る前からブラウザは無料の
Mosaicがあったんだよ。
IEはNCSA Mosaicの分家なの。知らないの?
もともと無料のMosaicをMSが無料で配っても問題ないでしょ?
それにな、Netsapeはもともとはソー
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
一般消費者を相手にせずに、開発者の間でハックしてるだけのオープンソースプロダクトなら問題は生じないんでしょうけどね。
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
完全に真似て、互換性を維持しなければならないので、そのための
コスト(労力)がかなりかかっているのではないでしょうか。
OOoなんかは、そういうケースだと思います。Microsoft Office
と互換性が取れないと使ってもらえないので、互換性を維持するために
かなりの努力をしていると思います。
また、たとえ改良点を思
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
「MS-Officeとの互換性は低いけど、うちの製品の方が使いやすいよ」
と言える製品が出てくるのはまだまだ先ですかねぇ。
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
かんじているため、その戦略は難しいでしょう。
最近の実例としては、こんな評価 [mri.co.jp]があります。
http://oss.mri.co.jp/e2a/eval/index.html
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:1)
ただ、ひとつ指摘しておきたいことは、大規模・高品質なフリーソフトウェアで、特に初期に開発されたものは、大抵大学や研究所が絡んでいます。開発費用は、研究者の給料なり研究費なりという形で、ある意味「天から降ってきた」お金です(重要な例外としてストールマン氏がおられるが、正に特異な例)。
それで開発費用を賄ったので無料で公開します、というとき、無料という価格は「自由市場における適正価格」なのかどうか。
もっとも、価格を検討するにあたっては、たくさん売れるソフトの場合、1コピーあたりの価格は極限値の0に近づくという点も考慮する必要があります。したがって、数が出るシステムの基盤になるソフトウエアに関しては、無料近辺が適正価格となるので、無料ないし安価に提供してよい(されるべき)ではないかという気はします。本来これは政府がやるべき部分なんでしょうが、現状のようにアカデミックな方面がそれを代行するのでもいいでしょう。
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
ソフトウェアを仕事にしつつ、趣味でもソフトウェアを公開している 身からすると、 たまに自分達で自分達の首を絞めあってるのではないかと 思い悩んでしまう。
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:1)
SIやコンサル的な仕事で儲けて、PGとしてはフリーソフトの改良に力を注ぐ
↓
SIやコンサルの仕事に使うソフトの品質が上がる
↓
SIやコンサルの仕事で更に金が取れて(゜д゜)ウマー
って感じで行くしかないでしょうね。
だから、個人的な感触としては首を締めてる感触はないけどなぁ。
フリーソフトの大半はインフラであって単体では商品にならないし、プロプラで行くしかない部分は(特に顧客別のカスタマイズとか)必ず残ると考えているせいかもしれないけど。
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:1)
ここがダウトかと。
ソフトの品質が上がっても料金が上がるとは限りません。
むしろ「無料のソフト使ってるんだからもっと安くしろ」って言われるのがオチかと。
>フリーソフトの大半はインフラであって単体では商品にならないし、
「今は」であって「将来も」ではない点に注意。
#自分で自分の首を…とは思わないけど、
#業界全体で壮大な首絞め合戦しているようには見えるな。
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
>#業界全体で壮大な首絞め合戦しているようには見えるな。
自分はそのようにネガティブな存在であるとは思えません。
フリーソフトやオープンソースの存在はソフトウェア全体の
レベルや品質を底上げする存在または雰囲気を作り出しているので
はないか思います。
で、例えプロプラ
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
でも他人のその基準が自分の本気を上回ってたりすると悲しくなるんだよな。
# いつも悲しいのでAC
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:1)
・ニッチ過ぎない→メタな部分だけ公開してカスタマイズやアドオンやSIで銭を取る
・品質は商売に使うかとにかくばらまくかで敷居を変える
ってあたりではないかと。
>でも他人のその基準が自分の本気を上回ってたりすると
>悲しくなるんだよな。
私の場合は自分独りでの技術的限界が読めてきているので、上回っていればいい勉強のネタが出来た(しめしめ)と思うのですが…
FSWへの関与の割合からすると、スクラッチから起こす場合よりもメンテとかパッチとかの方がずっと多いせいかもしれませんが…
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
・金を集める仕組みを作るのはもっと面倒くさい
も追加願います。
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
これは微妙。
実際のところ、フリーソフトを使ってさらに品質のよいものを構築できることって
滅多にないんですよね。
>SIやコンサルの仕事で更に金が取れて(゜д゜)ウマー
見積もりの段階でフリーソフトを使うことを前提にすると、高く取れないし
カ
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:1)
あくまでソフトウェアを入手した人に対する公開なので、
パッケージ製品でなきゃ、大抵の場合は問題ないのでは?
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
頒布する以上は第三者へも利用許諾する義務が生じ、
同時にソースコードの入手方法も提供しなければならない。
#かな~(自信薄)
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:1)
100万で買った物をコピーしまくって半額で売るのも可, そうするとその50万で買ったひとが更に半額で売る等等
結果的にメディア代と供給元が提供できるサポート代以上の値段で売るのはナンセンス
有意なサポート体制についてはGPLであろうと 対価を取ることは可能だが, 単にコピーしてるだけでは競争力0.
つまり, ソースを書いてサポートしてる俺ではなく, 何かコピーしかしてないとこが儲けてるのは許せん. そんな奴には俺のコードは使わせないぞ.
というのがGPLではないかと.
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
> 納得できないでしょうね。
これは少し違うような。GPL'edソフトウェアを自分のために加工(改変)して用い、それを自分のためだけに用いて公開しないことはGPLのライセンスに違反しないはずです。
ソフトウェア開発の受託にGPL'edソフトウェアを用いることは、顧客の「自分のための加工」を代行すること
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
顧客に納品するのも「頒布」にあたります。
顧客への納品時にくれぐれも「ソース」と「GPLのコピー」の添付を忘れないように。
それと、後々トラブルに遭わないためにも、ライセンスと著作権についてきちん
Re:ソフトウェアの適正価格 (スコア:0)
適当にロビー工作とか裁判とかして権力でライバルを抑えるのが 定石.