「Firefox 1.0.4リリース」記事へのコメント

Firefox1.1の方は

[Anonymous Coward]

• Firefox 1.1 への道のり [xrea.com]
• Firefox 1.1 の主な変更点(2) [xrea.com]

えむもじら [xrea.com]の上記の記事が詳しいです。

今回の1.0.4の件がありましたので、 Deer Park alpha 1 （Deer Park 〔＝ Firefox 1.1 のコードネーム〕 の拡張機能やウェブアプリケーションの開発者向けリリース） はもう少し後になるでしょう。1.1.0の一般向けリリースは少なくとも6月中は無理だと思われます。

1.0.x系列にはセキュリティ関係以外の修正はほぼ入れることが出来ない（ja-JPのwin32-installerは自動ビルドのものではなくわざわざ [mozilla.org]

Re:Firefox1.1の方は

[Motohiko (15295)]

1.0.x系列にはセキュリティ関係以外の修正はほぼ入れることが出来ない（ja-JPのwin32-installerは自動ビルドのものではなくわざわざ手動でビルドしたものを使わなければならない [mozilla.org]のもこのためです）ので、アップデートの際の利便性向上やメモリリークの解消などは全て1.1系列若しくはそれ以降を待たなくてはなりません。

一応。

その「わざわざ手動でビルドしたものを使わなければならない」原因のバグ、Bug 266309 [mozilla.org]は1.0.3リリース直後に修正がaviary branch (1.0.x系列) に入ってますが、直後にregression (Bug 291143 [mozilla.org]) が見つかった後に撤回されています。なおtrunkでは両バグが修正されています。aviaryに入ってないのは、中野氏が忘れたか何かではないかと思いますが…。
# 1.0.4の可能性を失念していたとは考え難い。1.1まであと数ヶ月あるので。

セキュリティ関連に完全に制限されている訳ではない例ということで。

Re:Firefox1.1の方は

[kozawa (18804)]

regressionへの対応などを行った結果、本格対応のパッチはもはやaviaryに入れる許可が下りる見込みがない規模になったために、1.0.xにこの修正を入れる予定はありません。

一度撤回されたpatchですら、なんとか説き伏せて入れてもらったような経緯です。

Re:Firefox1.1の方は

[mnakano (27173)]

補足しておくと、regressionで修正したファイルに、ローカライズで変更が必要なファイルが含まれていました。 これに対する変更は、aviaryでは許されていません。 ですから、1.0.xでの修正は断念せざるを得ませんでした。