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不当な要求には屈しない。裁判になっても恐れない。 そういう意識が日本人には少し弱いところがあるようです。
身に覚えの無い請求が自宅に郵送されてきたのを無視し続けていたら、何と簡易裁判所から書留郵便が届き、事情説明書の提出と出頭を求められました。ビックリして消費者センターに相談したり Googleってみると、これを無視すると自動的に敗訴してしまうとのこと。仕方ないので各種証拠を揃え、事情説明書では正々堂々論理的に反論し、1日有給を取って珍しくスーツを着て裁判所に出頭しました。何とかこちらの主張を認めてもらい全面的に勝訴しましたが、こちらから請求した1日分の日当(約70000円)と交通費(約1000円)は支払ってもらえませんでした。
結局、以前契約していた駐車場の管理会社が倒産し、書類一式が裏の世界に流れてしまったのが原因だったようです。裁判官(正式には調停員だったかな?)にアドバイスされたのは・・・契約書の類いはしっかり読むこと。自動的に契約が延長されることが少なくないので注意すること。口約束や電話では証拠が残らないので文書で回答する・・・ということでした。振り返ってみれば、当たり前のことばかりです。
勝訴できたから言えることかもしれませんが、まあ面白い体験でした。けど、裁判所からの出頭命令や被告としての立ち位置に対して、心理的なプレッシャーは大きかったですね。少額訴訟でなく普通の裁判の場合は尚更でしょう。個人的には2度と御免ですね。
#自分が退席している間の話が聞きたくて、 #勝手に iPodで録音しておいたのですが、 #これってまずかったかな・・・?
不当な要求には屈しない。裁判になっても恐れない。 そういう意識が日本人には少し弱いところがあるようです。 裁判を恐れるあまり要求に屈してしまうのは、 架空請求に騙されるのと同じ根があるような気がします。
「穢れ」という表現は言い得て妙だなと思いました。
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不当な要求に対する心得 (スコア:5, すばらしい洞察)
不当な要求には屈しない。裁判になっても恐れない。
そういう意識が日本人には少し弱いところがあるようです。
裁判を恐れるあまり要求に屈してしまうのは、
架空請求に騙されるのと同じ根があるような気がします。
もちろん、実際に裁判になったら有形無形の負担があるのは承知していますが、あくまで心得の問題として。
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:4, 興味深い)
現実問題として、それに受けて立つとなると普通の会社勤めな人には、時間的にも経済的にも現実的ではない負担がかかりますから、生活を考えれば不当でも要求に屈する選択をせざるを得ないでしょうし。
一方、相手は多くの場合、それなりの体制と力と資金を持った企業などの組織ですから、並大抵のパワーでは太刀打ちできないでしょうし。
そういえば、どこかで終戦直後に法律インフラ(裁判所とか裁判官とか弁護士とか)が圧倒的に不足していた関係で、あえて裁判への敷居を高くしていると聞いたことがありますが、本当なのしょうか?
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:5, 興味深い)
身に覚えの無い請求が自宅に郵送されてきたのを無視し続けていたら、何と簡易裁判所から書留郵便が届き、事情説明書の提出と出頭を求められました。ビックリして消費者センターに相談したり Googleってみると、これを無視すると自動的に敗訴してしまうとのこと。仕方ないので各種証拠を揃え、事情説明書では正々堂々論理的に反論し、1日有給を取って珍しくスーツを着て裁判所に出頭しました。何とかこちらの主張を認めてもらい全面的に勝訴しましたが、こちらから請求した1日分の日当(約70000円)と交通費(約1000円)は支払ってもらえませんでした。
結局、以前契約していた駐車場の管理会社が倒産し、書類一式が裏の世界に流れてしまったのが原因だったようです。裁判官(正式には調停員だったかな?)にアドバイスされたのは・・・契約書の類いはしっかり読むこと。自動的に契約が延長されることが少なくないので注意すること。口約束や電話では証拠が残らないので文書で回答する・・・ということでした。振り返ってみれば、当たり前のことばかりです。
勝訴できたから言えることかもしれませんが、まあ面白い体験でした。けど、裁判所からの出頭命令や被告としての立ち位置に対して、心理的なプレッシャーは大きかったですね。少額訴訟でなく普通の裁判の場合は尚更でしょう。個人的には2度と御免ですね。
#自分が退席している間の話が聞きたくて、
#勝手に iPodで録音しておいたのですが、
#これってまずかったかな・・・?
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:1)
ちなみに、自賠責の休業補償でも5700円くらいなんじゃ?
それと、無視し続けずにきちんと相手に説明していれば裁判沙汰にならなかったケースの様な気がします。
どうせなら (スコア:0)
戯れ言です、ハイ。
Re:どうせなら (スコア:0)
小額訴訟の一番最初に、小額訴訟の簡単な説明がありました。当日一回の審議だけで判決が出ること。判決に対する不服申し立てはできないこと、などなど。その中で、不満があれば普通の裁判にできるという説明がありました。
Re:どうせなら (スコア:0)
#けど、30分待たないと書き込みできないんですね。
#30分待っていたら寝ちゃいましたよ・・・。
一発審議で不服申し立てもできないという点を考えると、むしろ普通の裁判にした方が色々安全な部分も多いようです。自分の案件はバッチリ証拠もあったので、小額訴訟で受けました。
日当の請求額は確かに多すぎですね。一応会社の正式な書類上での時間単価に、7.75時間を掛け算して事情説明書に記載しています。特に金額に対する指摘は無かったですけどね・・・。
無視し続
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:3, 興味深い)
「この前自分の車を大手企業(GEだったかな?不確か)の作業差車にぶつけられたけれど,
泣き寝入りするしかなかった.この件で裁判を起こせば 確かに勝てるかもけれど,
大企業相手にそんな訴訟を起こしたら,逆襲が怖い」
といった感じのことを言っていました.
日本は平和ぼけに過ぎた感もありますが,
それはそれで良いことだなぁ,としみじみ思うことが良くあります.
#本質的に良いことかどうか別にして:)
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:0)
裁判を起こせば……って時点で、既に理解を超えています。
普通に警察呼んで、事故証明取って、保険屋で交渉という
プロセスすっとんで裁判なのか。
アメリカって凄いな。
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:0)
そのNY(アメリカ)在住の御親戚さんって普通のステップ(警察通報→現場検証→示談交渉→保険屋よろしく)をすっとばして裁判!!だとしたら、(ACさんの理解を超えてるという意味で)すごいね、と。
# だとしたら同意。
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:0)
そうしたらどこかで聞きつけた弁護士が「裁判をしませんか?」と自分から営業に来たとの事。
それも成功報酬で良いとか言っていたらしい。
屁理屈満載で請求金額水増ししまくりの話にビビッて訴えなかったってのが日本人の日本人たる処か。
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:2, 興味深い)
そんな場合にそなえて、基金とか保険とかがあればいいんですけどね。
要求を受けるべきか突っぱねるべきか判断つきかねる場合でも、あえて受けて立つ、裁判所がダメって言わない限り要求を拒否する、っていう態度を取れるような。
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:1)
俺の商標法の受け取り方が間違っているのか、「分が悪い」のはどちらかの捉え方が俺とは違うのか良く分からんが、「明らかではない場合も多いと思います」から保険の話をしている点を見ると、「分がある」の意味を逆に使っていない?
「分がある」は「勝ち目の高いとき」で、「分がない(悪い)」が「勝ち目の低いとき」だよね?
「分がある」ではなく「分がない」の様な気がするけど....
俺が逆に覚えているだけ?
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:1)
「そんな場合」、は、勝ち負けが明らかでないとき、を指します。
今回の事件を指す言葉として使っているわけではありません。
で、勝ち負けが予見できない場合に、敗訴のリスクを恐れるあまり、本当は勝てたはずの紛争に負けてしまうのはあまりに口惜しい、と考えているわけです。
また、判例が出来る前に既成事実として「こういう場合はこういう風に処理するのが慣例だ」なんていう風に定着してしまうことも危惧しています。
念のために付け加えておきますが、負けることが予想できる場合にも受けて立つべき、と言っているんではありません。
あくまで、勝敗が事前に予見できない場合、です。
負けると分かって訴訟に臨む者と、勝ち負けがはっきりしない状態で訴訟に臨む者があるとき、前者には援助不要、後者には必要、という結論です。
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:0)
文章が悪文か否かとかそんなんじゃなくて、あんたの脳内裁判所の判事はどういう根拠でそういう半ケツを下したのか、それを聞いてるわけさ。
ぶっちゃけ、ある商品名でググったときにそのメーカーのサイトより上位に他のサ
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:0)
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:0)
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:1)
裁判の被告になった人=悪い事した人 という世間のイメージが意外と大きいのではないかと思います。
Re:不当な要求に対する心得 (スコア:2, 参考になる)
「穢れ」という表現は言い得て妙だなと思いました。