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でも,「プロデューサーや演出家が勝手に手を加え」たとしても,無茶苦茶になるとは限らないはずですよね。脚本家の収入が低くて優れた才能が集まりにくいということはあるかもしれません。しかし,それならば,そこそこ収入がある(?)プロデューサーや演出家にはそれなりの才能がある人がいてもいいはず。
でも現実には,優れた脚本を無茶苦茶にしてしまうような人材が多いように見えると。一体どうしてなんでしょうね。 # 煽りとかじゃなく純粋な疑問です。
俳優のすごさとか現場の空気を見せるほうがおもしろいと考える 演劇由来の文化が未だ根強いからだと思われ。
なるほど。そういう側面もあるのですね。
いくらヲタ層の要望が強いからとは言え 「原作に忠実な映画化」を望む方が間違ってるんだろう。
自分の要望はそんなに強くない(つもり)で,映画としてある程度のレベルに達していれば,あとは主題を全く違うものにしない(多少ずらすのは許容する)とかくらいなんですけどね。要は「これはこれでアリかな」と思わせてくれればそれでいいんです。
尺が違うためにストーリーや登場人物が変化したり,漫画/小説ならではという点が失われたりするのは仕方ないと思いますが,主題なり世界観なり雰囲気なりで,原作で素晴らしかった点を変えてしまう作品が少なくないというのは,脚本家や監督が原作を読めない(資質に合わない)ということかなとも思います。たとえば,日本の実写映画界のメジャーなとこにいる人たちは,とくに SF が苦手なような印象があります。 # その意味で,「寄生獣」は日本よりはハリウッドで制作した方が # まだ期待が持てます。
スタッフ側にとことん愛される原作であれば状況は変わらないこともないみたい
まあ原作に大して力がなければスタッフにあまり愛されないのも仕方ないとは思うんですけど,「デビルマン」ほどの原作があって,映画の方が歴史に残るほどの悪評を得てしまうというのはやっぱり不思議ですね。是非やらせてくれ,という才能ある人たちも少なくなかったでしょうに。
何故「勝手に手を加えられても無茶苦茶になるとは限らないはず」と思うの?
何故と言われましても……原理的には,「勝手に(脚本家に相談せずに)」元の脚本に手を加えた結果,元よりも良くなる可能性,変わらない可能性,元より悪くなる可能性がありますから。それは否定できないでしょう。
ただ,原理的にはそうでも,実際には無茶苦茶になってしまう場合が多いようだと。それは何故でしょう? ということを書いたつもりだったのですが。
あと,私は「無茶苦茶」というのは,興行的な失敗を招きかねないほどの改悪,というものをイメージしました。興行的に失敗してしまえば「大人の事情」もへったくれもないですし,プロデューサーや演出家自身の評価も下がってしまうわけですから,なおさらそのような改変を行ってしまう理由が分からないなぁ,という思いもありました。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
多分、大外れの予感。 (スコア:3, すばらしい洞察)
戦闘シーンとか虐殺シーンはシチュエーション的
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:3, すばらしい洞察)
ぶっちゃけ、スターウォーズでさえ「たいして面白くもないストーリーを圧倒的な映像美で見せる」という作品。それはそれで面白いけど。
そんなノリで「寄生獣」を実写化されると単なるホラーでスプラッタになりそう。主人公の悲しみとか成長とか、ミギーの変貌とか、そういう部分は全部はしょられそうなカンジでとっても心配。
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:0)
日本にはまともな脚本家がほとんどいません。
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:0)
CG以前に脚本家に金かけろって感じ。
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:0)
プロデューサーや演出家が勝手に手を加えて
滅茶苦茶にしてしまいます。 日本の脚本家の平均収入は280万円。
妻子を養えないほどギャラも安い。
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:1)
でも,「プロデューサーや演出家が勝手に手を加え」たとしても,無茶苦茶になるとは限らないはずですよね。脚本家の収入が低くて優れた才能が集まりにくいということはあるかもしれません。しかし,それならば,そこそこ収入がある(?)プロデューサーや演出家にはそれなりの才能がある人がいてもいいはず。
でも現実には,優れた脚本を無茶苦茶にしてしまうような人材が多いように見えると。一体どうしてなんでしょうね。
# 煽りとかじゃなく純粋な疑問です。
具体例があげられるわけじゃないけど。 (スコア:1)
漫画が原作モノに限らず、成功させる為に旬の人を使おうとして
しがらみからコネ出演させなきゃいけない人やモノが出てくるケースとか多そう。
#ドラマも映画も旬がきてる人働きすぎだと思う今日この頃。
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:0)
物語の世界観とか整合性を見せるより
俳優のすごさとか現場の空気を見せるほうがおもしろいと考える
演劇由来の文化が未だ根強いからだと思われ。
そういう世界に、いくらヲタ層の要望が強いからとは言え
「原作に忠実な映画
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:0)
> 無茶苦茶になるとは限らないはずですよね。
いや、それはもう無茶苦茶になると限っていいと思うのだが...。
何故「勝手に手を加えられても無茶苦茶に
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:1)
なるほど。そういう側面もあるのですね。
自分の要望はそんなに強くない(つもり)で,映画としてある程度のレベルに達していれば,あとは主題を全く違うものにしない(多少ずらすのは許容する)とかくらいなんですけどね。要は「これはこれでアリかな」と思わせてくれればそれでいいんです。
尺が違うためにストーリーや登場人物が変化したり,漫画/小説ならではという点が失われたりするのは仕方ないと思いますが,主題なり世界観なり雰囲気なりで,原作で素晴らしかった点を変えてしまう作品が少なくないというのは,脚本家や監督が原作を読めない(資質に合わない)ということかなとも思います。たとえば,日本の実写映画界のメジャーなとこにいる人たちは,とくに SF が苦手なような印象があります。
# その意味で,「寄生獣」は日本よりはハリウッドで制作した方が
# まだ期待が持てます。
まあ原作に大して力がなければスタッフにあまり愛されないのも仕方ないとは思うんですけど,「デビルマン」ほどの原作があって,映画の方が歴史に残るほどの悪評を得てしまうというのはやっぱり不思議ですね。是非やらせてくれ,という才能ある人たちも少なくなかったでしょうに。
Re:具体例があげられるわけじゃないけど。 (スコア:1)
自衛隊全面協力で、迫力のある映像。これは良し。
でも、昔の戦国自衛隊って、自衛官達が野獣のようになっていく感じがあった。全面協力となるとこういう表現は難しいよな。
90式タンクが爆走するシーンは、確かにすごかった。けど…
これも大人の事情なのかな。
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:0)
こういう条件を勝手にいれるなよ。
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:0)
それ以外の目的で「手を加える」場合には、
「勝手に」ではなく、脚本家に相談して手を加えます。
無茶苦茶にならない解法がある事は承知の上で、
無茶苦茶になる解法を選択するんです。
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:0)
映画の魅力は脚本だけではないゆえ
脚本として整合性が取れなくなったとしても
映画としての魅力が上がることもある。
あーたは主語をはっきり書いていないわけだけど
無茶苦茶になるのが「映画そのもの」だと言いたいならおととい来やがれって感じ。
話としての原作どおりなのを望むだけなら原作読んでり
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:1)
製作過程の時系列で古ければ古いほど,面白さの根本に近いはずだ,と.
何を描くか,と,どう描くか,は同じぐらい重要なんですが.
それこそハリウッド映画の脚本なんて,クレジットされている人の
何倍もの手が,時には了承など得ずにかかっているみたいですよ.
クレジットされている人は,たいてい最初の投稿者ではないし.
#脚本家を一人見たら,三十人隠れていると思え.
もっとも,それは,ダイアログならダイアログ専門,アクションならアクション専門の
脚色スタッフがいて,彼らがプロの技でどんどん仕上げていく,という意味なので,
あえてそれを良しとして日本と差別化するならば,
マスの意見を取り入れるためのシステムが人間系にできあがっている,
とは言える(日本はシステム的には無策のまま手を加える)かも.
人を信じるかシステムを信じるかは,文化の違いだしなぁ.
ちなみにこの意見のネタ本は
「ストーリーアナリスト―ハリウッドのストーリー分析と評価手法」ISBN: 4750000442 です.
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:1)
何故と言われましても……原理的には,「勝手に(脚本家に相談せずに)」元の脚本に手を加えた結果,元よりも良くなる可能性,変わらない可能性,元より悪くなる可能性がありますから。それは否定できないでしょう。
ただ,原理的にはそうでも,実際には無茶苦茶になってしまう場合が多いようだと。それは何故でしょう? ということを書いたつもりだったのですが。
あと,私は「無茶苦茶」というのは,興行的な失敗を招きかねないほどの改悪,というものをイメージしました。興行的に失敗してしまえば「大人の事情」もへったくれもないですし,プロデューサーや演出家自身の評価も下がってしまうわけですから,なおさらそのような改変を行ってしまう理由が分からないなぁ,という思いもありました。
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:0)
>ということを書いたつもりだったのですが。
無茶苦茶になったときだけ、外野に知られるようなことになってしまうからでしょうね。
(#768919)は世の脚本すべてを見通す神にでもなったつもりなんでしょ(w
Re:多分、大外れの予感。 (スコア:0)
2時間程度の映画ならその辺は全部落としたほうがすっきりするのでは。
シリーズ化したときのためにネタを残しとかないと。