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専門家は悪口は書けないでしょうねぇ。
専門書の場合、著者も評者も同じ分野に属しています。とくに学術書の場合、同じ学会に属していて、お互い顔見知りだったりするでしょう。実際、陰でボロボロにいっている本であっても、書評を頼まれた場合、あたりさわりのない褒め言葉を書くのが普通。良心的な人は、そもそも書評を引き受けないでしょうが、実社会のしがらみもあって、引き受けざるをえないこともあります。本当の意見は、文章の端々に、それとなく、匂わすことができる程度。
誰が書評を書いているか、というのはある種の規準になりえます。ちゃんとし
匿名が確保されれば本音を書くというものではありません。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
専門家ははっきりいえない (スコア:3, 参考になる)
専門家は悪口は書けないでしょうねぇ。
専門書の場合、著者も評者も同じ分野に属しています。とくに学術書の場合、同じ学会に属していて、お互い顔見知りだったりするでしょう。実際、陰でボロボロにいっている本であっても、書評を頼まれた場合、あたりさわりのない褒め言葉を書くのが普通。良心的な人は、そもそも書評を引き受けないでしょうが、実社会のしがらみもあって、引き受けざるをえないこともあります。本当の意見は、文章の端々に、それとなく、匂わすことができる程度。
誰が書評を書いているか、というのはある種の規準になりえます。ちゃんとし
Re:専門家ははっきりいえない (スコア:1)
匿名が確保されれば本音を書くというものではありません。
Re:専門家ははっきりいえない (スコア:0)
おっしゃるように編集者の信頼を失いたくなくて、ちゃんとした査読をしようというインセンティブはありますね。
しかし、とんでもない査読レポートを書いて、編集者の信頼を失う査読者というのは、結構います。内容を理解せず、思いこみだけで"wrong"と断言するようなレポート。
編集者(準編集者)は、自分が選んだ査読者なので、擁護せざるをえない。必死に擁護しながらも、編集者の語調から明らかに査読者がまちがっているのがわかっていると思われるケースもあります。
私は、そういう信じられない低レベルの査読者に二回あたったことがあります。一人は誰だかほぼ100パーセントわかっていますが、もう一人はわかりません。ただ、二人とも、編集者の信頼を失ったのはまちがいないでしょう。
うちの学界のレベルが低いだけかもしれませんけど。論文が理解できないなら、断ればいいものを。