アカウント名:
パスワード:
まず、「バグのないソフトウェアを作成するのは不可能である」とはよく言われている。
確かによく言われてはいますが、どうなんでしょう。バグのないソフトウェアに近づけるための技術はいろいろあると思うのですが。個人的な予想としては、今の技術の水準と比較して、今のソフトウェアはバグが許容されすぎではないかと思います。 C言語なんかで大きなソ
日本の場合ですが、今のPL法は人の生命、身体、財産に被害を生じさせるよう場合(この前提が変わらないという保証もありませんが)を対象としているのですから、たとえPL法がソフトウェアに適用されたとしても、全てのソフトウェアのバグを無くさなければならない、ということには必ずしもならないのではないでしょうか?
とはいえ、バグが原因で連日連夜パッチ当てやウィルス対策に奔走し、あげくシステム管理者が倒れてしまうようなことがあれば、身体に被害が出ているので適用対象になるかもしれませんが。
以下、PL法第一条
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
バグのないソフトウェア (スコア:3, すばらしい洞察)
確かによく言われてはいますが、どうなんでしょう。バグのないソフトウェアに近づけるための技術はいろいろあると思うのですが。個人的な予想としては、今の技術の水準と比較して、今のソフトウェアはバグが許容されすぎではないかと思います。
C言語なんかで大きなソ
鵜呑みにしてみる?
Re:バグのないソフトウェア (スコア:1, 参考になる)
日本の場合ですが、今のPL法は人の生命、身体、財産に被害を生じさせるよう場合(この前提が変わらないという保証もありませんが)を対象としているのですから、たとえPL法がソフトウェアに適用されたとしても、全てのソフトウェアのバグを無くさなければならない、ということには必ずしもならないのではないでしょうか?
とはいえ、バグが原因で連日連夜パッチ当てやウィルス対策に奔走し、あげくシステム管理者が倒れてしまうようなことがあれば、身体に被害が出ているので適用対象になるかもしれませんが。
以下、PL法第一条
製造物の欠陥により人の生命、身体又は財産に係る被害が生じた場合における製造業者等の損害賠償の責任について定めることにより、被害者の保護を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。Re:バグのないソフトウェア (スコア:3, 興味深い)
大体、一般のMS製品(個別の対応はあるのでしょうがそれは別にして)およびその他ベンダのソフトウェアって、「用途適合性がうんぬん」みたいな文章とか、「医療機器、原子力機器・・・・など生命や財産に影響を及ぼすものへの適用はうんぬん」みたいな但し書きがありますよね。これをみて「(危険な用途には)使わない選択」もユーザーにはあるわけです。(大型トラックに軽自動車の部品をつけて事故にあったからって、その部品メーカーは責められないのと似たようなもん?)
となると、主なソフトウェア製品はみんな事実上PL法の適用からは結局外れそうなので、ちょっとPL法では無理かな、と。(アメリカではどうかわからないですが)
一般のユーザー(OS+メール+Office+ブラウザ+αしか使わない人)が求めているのはバグフリーというよりは、使っててバグによるストレスを感じなくなるだけの可用性なんだと思います。
例えば、Wordで文章書きながらExcelで計算してて、たまたまメールを受信したらOS丸ごと落っこちて半日分の作業がパーで頭来ちゃったとか、セキュリティーホールがいっぱいありすぎて(Updateの必要性が多すぎて)パッチ当てるのにかかる時間がもったいなく感じるとかがなくなれば、だいぶ批判も収まるんじゃないかと思うんですけど、どうでしょう?
ごく普通の一般ユーザーが手を出さないWebサーバーとか、基幹業務とかだと、ソフトだけの問題ともなかなか言いきれない(設定だって用途や顧客によって千差万別でしょうし)ので、これまた難しいですね。
まあ、現状だと、バグだとしても、怒り(と責任の追求先)の持って行きようがないのがイライラの元になってそうですが・・・。
Re:バグのないソフトウェア (スコア:2, 興味深い)
PL 法が適用されたからといって、バグをゼロにしなければならないわけではないだろうという点は、おっしゃる通りだと思います。
#110258 [srad.jp] に書いたように、ソフトウェア開発は、今よりはバグの少ないソフトウェアを生み出すような方法に変わっていくべきだと思います。 PL 法をソフトウェアに適用することにすれば、その方向への変化が促されるかもしれませんね(法律で縛るのがいいことかどうか、ぼくにはわかりませんが)。 この場合だと、ソフトウェアのせいか労働環境のせいかという点が問題になりそうです。
鵜呑みにしてみる?