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一度、楽譜の生成に興味を持って、lilyPond [lilypond.org]というソフトウェアについて少し調べたことがあります。Lilypondではテキストのソースに楽譜の情報を書き込んでバッチ処理で楽譜を生成 [lilypond.org]します(雰囲気としてはTeXに近そう)。だから、ソフトウェアさえ書けばlilyPondのソースから点字楽譜を自動生成できそうに思います。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
点字楽譜もねっ (スコア:5, 参考になる)
http://en.wikipedia.org/wiki/Braille_music [wikipedia.org]
点字楽譜の入門書を読んでいただけるとわかるのですが、MMLのバケモノといった雰囲気のある言語です。
バベッジの解析機関が1840年前後ということを考えると、ほぼ同年代かそれ以前に「時系列で発生する事象を文章で記述する」ことを考えたブライユさんはアレゲ的にも面白いのでは。実行環境として人間の脳以外のものがほとんどないのが残念ですが。
さて、日本では点字楽譜の供給が需要に追いついていない現状があります。
ボランティアがごりごり翻訳しているわけですが、プログラミング言語としての点字楽譜にはコンパイラもデバッガも統合開発環境も無い、という問題があるのです。
仕様書と机上デバッグだけでぶっつけ本番でプログラム組むようなものです。つらいです。
支援のアプローチとしてGUIな入力環境や晴眼者用楽譜データからの自動変換なども試みられてはいるのですが…
Re:点字楽譜もねっ (スコア:1)
#頼むからこういうのはIDで書いてくれ。。
Re:点字楽譜もねっ (スコア:0)
#トニカのみなさんお元気ですかー。
#マイクロCADのみなさんお元気ですかー。
誰か天才があらわれてさくさくっと解決してくれないもんかなあ…
Re:点字楽譜もねっ (スコア:0)
天才? オレオレ俺だよばあちゃん。俺は天才だよ!
#昨年のネタを未だに使ってしまっているのでAC
Re:点字楽譜もねっ (スコア:1)
フツーの楽譜を拡大して、インクのしみの代わりに、凸凹にすれば、それで済む話じゃないの?
まあ「晴眼者用のフツーの楽譜」の「視覚言語としての出来」もいろいろですが、出来のよい楽譜だったら、
「凸凹にする」
で、なんとかなるような気がする。
ホンモノの視力障碍者に、それをやってもらったことは一度もないから、それが
「若干の改良でうまくゆく」
ものであるかどうかは、やってみないとわからないけど。
Re:点字楽譜もねっ (スコア:2, 興味深い)
簡単な楽譜ならいいですが、楽譜ってけっこう細かいです。
音階程度なら拡大凸凹楽譜でも判別できそうな気がしますが、音符の旗や付点、などは識別しづらいのではないかと思います。よほど拡大すれば別ですが。
その他の細かい記号なんかを識別をすることを考えたら点字での表現は有効なのか、と思います。
もっとも、利用する人の好みや能力の差なんかもあるので実際に使ってもらわないとわからないですね。
Re:点字楽譜もねっ (スコア:0)
盲牌
# "白"しか分からんのでAC
Re:点字楽譜もねっ (スコア:1)
あと、音の強弱や繰り返しなどの演奏記号の問題が解決されない。ほとんどが文字記号だけど、そこだけ点字ってのも不自然でわかりにくいと思う。
だったらいっそのこと文字記録に置き換えてしまえって事になるんじゃないかな?
#昔、楽譜入力型のMMLコンパイラってなかったっけ? あれベースにできないかな?
--- どちらなりとご自由に --- --
Re:点字楽譜もねっ (スコア:1, 興味深い)
「視覚障害者は楽譜を書くな」っていってるのと同じですよ、それ。楽譜は読み書きの手段です。
「耳が良いんだから耳コピして暗譜すればあ?」ってのと少し共通するものが。
Re:点字楽譜もねっ (スコア:1)
簡単な楽譜なら理解しやすいと思いますが、複雑なものは
視覚障害者にはちょっと難しいのではないかと思います。
たとえば五線譜内から激しく突き出た場所に書かれた
音符がどの音なのか、視覚でもパッと見では間違える
ことはありますが視力障碍者でも迷うと思います。
というか、楽譜は視覚があることを前提とした
インターフェースになってますよね。
生得の全盲で一流の奏者の方もいらっしゃるんですが
それらの方々は今まで音符の読み取りはどうやってきたのか
気になるところではあります。
(手本を聞いて記憶、という原始的方法なのかも知れませんが)
そしてそれらが一番よい方法なのか、そうでないとしたら
どうしたらもっとよくなるのか。
#などと書くといかにも「参考になりそう」だけどぜんぜん
#ならない罠。
Re:点字楽譜もねっ (スコア:1)
でしょう。ジャズの練習もそんな感じで、原始どころかバリバリ現役。
Re:点字楽譜もねっ (スコア:1)
耳コピを主にして済んでしまう場合はそれでよいのですが、
クラシックなどでは「聞いて弾くとその解釈に引きずられる。どうしても原典に当たっておきたい」といったようなニーズも存在し、極力忠実に点字楽譜化したものを求めている方もいらっしゃいます。
学校である程度時間をさいて点字楽譜の学習をしますので、やはり標準的な手法としては点字楽譜ということで間違いないと思います。
#昔、点字楽譜の自動解析やってました。
Re:点字楽譜もねっ (スコア:1)
そうとう大きくしないと無理だと思いますが。
# どっちみち楽譜は一次元までしか読めないのでAC
意味あり! (スコア:1)
え”ぇ~~~
たとえばCmaj7のコードをクローズ・ボイシングでべたーって置く場合、音符は
ド、ミ、ソ、シと縦に並ぶわけですが、
これを認識するためには5線+4音+ドの線の合計10シンボルを認識しないとい
けませんよね。しかもそびえたつ○○のように書かれてます。
で、さらにドをペダル・ポイントにしてDm7に進行しようと思った場合、
ドを白玉、ミ・ソ・シを黒玉で表記する可能性もあります。付点も付くかもしれません。
縦に並んだ音符の音価がバラバラ、さらに難度は上がります。
こんなの認識する精度が手にあるのなら、そもそも点字なんていらない気が…
そもそも、楽譜は読むものではなく、おたまじゃくしの図形的な情報にかなり依存してます。
目を使えない人のために言語を作るのは、大いに意味があると思いますよ。
Re:意味あり! (スコア:1)
「楽譜拡大印刷・インクででこぼこを強調」
は、「もうひとつの選択肢」として、あってよいものではないかな? 一応晴眼の私でも、手稿を「触る」ということをして、インクの厚みを指先に感じたりして、それで初めてわかることがたくさんあります。ましてや、さらに触覚を鍛え上げている目の見えない方だったら、もっとたくさんの情報を拾えそうだ。
Re:点字楽譜もねっ (スコア:0)
Re:点字楽譜もねっ (スコア:1)
MIDI等電子データの場合、抽象表現(例えばff)が具象表現(VolumeXX)となってるだろうからそこは直す必要がありそうだが
Re:点字楽譜もねっ (スコア:3, 興味深い)
一度、楽譜の生成に興味を持って、lilyPond [lilypond.org]というソフトウェアについて少し調べたことがあります。Lilypondではテキストのソースに楽譜の情報を書き込んでバッチ処理で楽譜を生成 [lilypond.org]します(雰囲気としてはTeXに近そう)。だから、ソフトウェアさえ書けばlilyPondのソースから点字楽譜を自動生成できそうに思います。
# For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
Re:点字楽譜もねっ (スコア:1)
http://www.h3.dion.ne.jp/~katotaku/lilypond/softs.html [dion.ne.jp]
楽譜のような音楽の演奏指示情報を記述する手法が存在すれば、そこからの点字楽譜生成は不可能ではないです。ただし、
>ソフトウェアさえ書けば
の所で手が足りていないのが現状です。
一般のシーケンスソフトのほとんどに点字楽譜出力機能がついたりすれば、世界が変わるのですが。
#昔、点字楽譜の自動解析やってました。
というか (スコア:1)
MIDIデータって、4Cの音を80のVelocityで124tick伸ばせ、のように、本来楽譜に書かれていない
(奏者が判断すべき)事まで書かれてますから。
それなりに大変そうな予感。
Re:というか (スコア:1)
音量で言えばn1-n2はf,n2-n3はffといった閾値で分けるとか、特徴的な音修飾があったらxxと扱うとかやりようはありそうな気がします。
PCバイナリの逆コンパイルでは制御構造は全て条件式とJMP命令に落ちるわけですが、距離や飛び先その他からifやforループを推測してわりと近いこと再現するようです
Re:というか (スコア:1)
強弱記号ならファジィ集合を上手く作るなり、ヴェロシティのの変化からクレッシェンドを検出したり、
色々やりようはあるでしょう。
例えば強弱記号がppだからって常に弱弱しく弾くとは限らなないので、完全な譜面は期待できませんが、
それなりの精度のものはできそうです。
私の言いたかった事は、楽器のアーティキュレーションを把握して無いとMIDIデータから譜面を起こす
ことはは難しく、(例えばMMLから譜面に起こすように)機械的にできるものでは無いだろうなぁ、
ということですよ。
Re:というか (スコア:1, すばらしい洞察)
楽譜のような演奏意図データとは、ちょっと別物ですよね。
理想をいえば、楽譜のような意図データを流通する汎用フォーマットが存在してくれていて、
それを五線譜なり点字なりに必要に応じてコンバートし読み書きすればいい
のだと思います。
つまり電子的にいえば、点字云々よりも先に抽象フォーマットの策定をして欲しい。
そうすれば(演奏結果データにおけるSMFのように)あらゆる演奏意図データ形式の中間媒体になってくれる。
そこまで来ると、アプリを作る側としても、(やるべきことが減るので)楽でしょう。
点字譜面でも同じことが言えると思います。
そもそもこの譜面に相当する抽象汎用フォーマットが無いせいで、
演奏結果データの(SMFなどによる)流通に比べ、
演奏意図データの流通が、まるで進んでないのが問題だと思います。
プロプラエタリな譜面ソフトは既に幾つもあるのですが、
自作曲の譜面を打ち込んでも、そのデータがベンダーロックされてしまうと思うと、
10年後が怖くてとても使う気にはなれないってのが現状です。
Re:というか (スコア:1)
演奏の意図を記述する目的で現在最も普及しているデータ形式は、点字であるがゆえに6ビットに符号化され、Louis Braille自身が演奏結果ではなく演奏の意図を記述しようとして設計した点字楽譜かもしれません。
#昔、点字楽譜の自動解析やってました。
Re:というか (スコア:1)
MIDI打ち込みの時に感じる違和感はこれだったのですね。
現段階でもMIDIデータを意図データとして解釈し、演奏し
てくれるプログラムは存在はすることはしますが、もし
汎用フォーマットが流通し、演奏結果と楽譜をきっ
ちり分離できれば、世界が一気に広がりますね。
Re:点字楽譜もねっ (スコア:1, 参考になる)
http://www.twcu.ac.jp/~k-oda/VIRN/JARVI-MLTD/music/gakufu-brail.html
こんな情報もありますが。