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一度、楽譜の生成に興味を持って、lilyPond [lilypond.org]というソフトウェアについて少し調べたことがあります。Lilypondではテキストのソースに楽譜の情報を書き込んでバッチ処理で楽譜を生成 [lilypond.org]します(雰囲気としてはTeXに近そう)。だから、ソフトウェアさえ書けばlilyPondのソースから点字楽譜を自動生成できそうに思います。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
点字楽譜もねっ (スコア:5, 参考になる)
http://en.wikipedia.org/wiki/Braille_music [wikipedia.org]
点字楽譜の入門書を読んでいただけるとわかるのですが、MMLのバケモノといった雰囲気のある言語です。
バベッジの解析機関が1840年前後ということを考えると、ほぼ同年代かそれ以前に「時系列で発生する事象を文章で記述する」ことを考えたブライユさんはアレゲ的にも面白いのでは。実行環境として人間の脳以外のものがほとんどないのが残念ですが。
Re:点字楽譜もねっ (スコア:1)
MIDI等電子データの場合、抽象表現(例えばff)が具象表現(VolumeXX)となってるだろうからそこは直す必要がありそうだが
Re:点字楽譜もねっ (スコア:3, 興味深い)
一度、楽譜の生成に興味を持って、lilyPond [lilypond.org]というソフトウェアについて少し調べたことがあります。Lilypondではテキストのソースに楽譜の情報を書き込んでバッチ処理で楽譜を生成 [lilypond.org]します(雰囲気としてはTeXに近そう)。だから、ソフトウェアさえ書けばlilyPondのソースから点字楽譜を自動生成できそうに思います。
# For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
Re:点字楽譜もねっ (スコア:1)
http://www.h3.dion.ne.jp/~katotaku/lilypond/softs.html [dion.ne.jp]
楽譜のような音楽の演奏指示情報を記述する手法が存在すれば、そこからの点字楽譜生成は不可能ではないです。ただし、
>ソフトウェアさえ書けば
の所で手が足りていないのが現状です。
一般のシーケンスソフトのほとんどに点字楽譜出力機能がついたりすれば、世界が変わるのですが。
#昔、点字楽譜の自動解析やってました。
というか (スコア:1)
MIDIデータって、4Cの音を80のVelocityで124tick伸ばせ、のように、本来楽譜に書かれていない
(奏者が判断すべき)事まで書かれてますから。
それなりに大変そうな予感。
Re:というか (スコア:1)
音量で言えばn1-n2はf,n2-n3はffといった閾値で分けるとか、特徴的な音修飾があったらxxと扱うとかやりようはありそうな気がします。
PCバイナリの逆コンパイルでは制御構造は全て条件式とJMP命令に落ちるわけですが、距離や飛び先その他からifやforループを推測してわりと近いこと再現するようです
Re:というか (スコア:1)
強弱記号ならファジィ集合を上手く作るなり、ヴェロシティのの変化からクレッシェンドを検出したり、
色々やりようはあるでしょう。
例えば強弱記号がppだからって常に弱弱しく弾くとは限らなないので、完全な譜面は期待できませんが、
それなりの精度のものはできそうです。
私の言いたかった事は、楽器のアーティキュレーションを把握して無いとMIDIデータから譜面を起こす
ことはは難しく、(例えばMMLから譜面に起こすように)機械的にできるものでは無いだろうなぁ、
ということですよ。
Re:というか (スコア:1, すばらしい洞察)
楽譜のような演奏意図データとは、ちょっと別物ですよね。
理想をいえば、楽譜のような意図データを流通する汎用フォーマットが存在してくれていて、
それを五線譜なり点字なりに必要に応じてコンバートし読み書きすればいい
のだと思います。
つまり電子的にいえば、点字云々よりも先に抽象フォーマットの策定をして欲しい。
そうすれば(演奏結果データにおけるSMFのように)あらゆる演奏意図データ形式の中間媒体になってくれる。
そこまで来ると、アプリを作る側としても、(やるべきことが減るので)楽でしょう。
点字譜面でも同じことが言えると思います。
そもそもこの譜面に相当する抽象汎用フォーマットが無いせいで、
演奏結果データの(SMFなどによる)流通に比べ、
演奏意図データの流通が、まるで進んでないのが問題だと思います。
プロプラエタリな譜面ソフトは既に幾つもあるのですが、
自作曲の譜面を打ち込んでも、そのデータがベンダーロックされてしまうと思うと、
10年後が怖くてとても使う気にはなれないってのが現状です。
Re:というか (スコア:1)
演奏の意図を記述する目的で現在最も普及しているデータ形式は、点字であるがゆえに6ビットに符号化され、Louis Braille自身が演奏結果ではなく演奏の意図を記述しようとして設計した点字楽譜かもしれません。
#昔、点字楽譜の自動解析やってました。
Re:というか (スコア:1)
MIDI打ち込みの時に感じる違和感はこれだったのですね。
現段階でもMIDIデータを意図データとして解釈し、演奏し
てくれるプログラムは存在はすることはしますが、もし
汎用フォーマットが流通し、演奏結果と楽譜をきっ
ちり分離できれば、世界が一気に広がりますね。