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そこから先が、動物と植物で違いまして。
科学雑誌は、一応、審査制度があり、 編集者と数人の審査員が見てから、 採用不採用が決まります。 だから雑誌に乗っているものにはある程度の信頼性があると みなされます。 他方、自分のWebページには、 審査制度はありません、 だか
英語で論文を書くのは、 確かにちょっと面倒くさいですが、 大した手間ではありません。
学者って言っても、今の時代は、日本や中国やインドなど、 沢山の学者がいます。 欧米の学者は、たくさんの学者の一
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
素朴な疑問 (スコア:2, 興味深い)
知っていたとしても、学者先生が発見しなければ発見とは言わない
って規定でもあるのでしょうか?
Re:素朴な疑問 (スコア:2, すばらしい洞察)
それは違います。>発見の基準 (スコア:2, 参考になる)
そこから先が、動物と植物で違いまして。
Re:それは違います。>発見の基準 (スコア:1)
新種を見つけた人が十分な証明と保管を行った上で新種発見をWebで発表した場合、というかその人が見つけたことは(一応)了解できるもののを学名をつけるための手続きと外れた公表方法をとった場合、そしてその公表が多数の人に周知された場合って学名とか発見者ってのはどうなっちゃうんでしょう。
いや「学会(?)の規定だけが発見者を定義するわけではない」ってのを議論したいわけではなく、そういう事態になったら/.のネタ的に面白いかなあと(ぉ。
妖精哲学の三信
「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
Re:それは違います。>発見の基準 (スコア:0)
科学雑誌は、一応、審査制度があり、 編集者と数人の審査員が見てから、 採用不採用が決まります。 だから雑誌に乗っているものにはある程度の信頼性があると みなされます。 他方、自分のWebページには、 審査制度はありません、 だか
Re:素朴な疑問 (スコア:2, 参考になる)
国際命名規約は、結構、高い本なのですが、数年後ごとに改定され、その上、内容がそのつどかなり変わるので、買う側は大変です。
国際命名規約は、国際会議でその内容が決定されています。
手元に動物の国際命名規約しかないのですが、英語とフランス語で書かれてあります。古い版でしたら日本語訳もあります。
生物の命名はこの規約に沿った方法で行わなければ認められません。
(1)動物の場合、活字で印刷された出版物に報告しなければなりませんこの場合、必ずしも学術雑誌である必要はありません。単行本や私費出版雑誌も可です。しかし、ガリ版刷り(今時こんなのあるのだろうか?)、コピー製本、Webページ、等々は不可です。
一般によく知られた生物で名前(学名でない)もついているのに、実は命名されていなかった! というのはよくあります。
(2)学名をローマ字でつけなければなりません。もともとはラテン語です。昔は属名と種小名の名詞の性を一致させなければならないとか、ラテン語文法にのっとってめんどくさかったのですが、現在は、ローマ字の羅列なら何でも良いことになっています。Bakakabachindonya omaenokaachandebeso でも可です(品性は問われますが)。学名は、日本語その他の言語で名前を付けても認められません。
(3)動物の説明文に関しては、言語は何語でも良い。日本語でもスワヒリ語でも良い。
(4)1日でも早く印刷されたものに先手権があります。どんなにひどい文章でも先に出た方が勝ちです。後になって、その方面の大先生が「あの報告はひどい内容なので認められない」とのうたもうても無効にはできません。
--------
最低限、以上の条件が整っていれば命名されたと国際的に認められます。
で、時々、喜劇も起こります。後で詳しい論文を書くつもりで、速報のような内容で、マイナーな同人誌に書いた文章が、国際命名規約に合っていたために、同人誌の文章が新種の記載文になってしまった! なんてこともあります。
Cameria
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
世界の辺境の欧州の歴史を世界史の本筋みたいに言われるのと同類ですよね。
アジア人としては、違和感を感じます。
欧米中心の科学? (スコア:1, 参考になる)
英語で論文を書くのは、 確かにちょっと面倒くさいですが、 大した手間ではありません。
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
>>現地の学者が知っていても、欧米先進国の学者が知らなければ「発見」と表現されます。
>世界の辺境の欧州の歴史を世界史の本筋みたいに言われるのと同類ですよね。
>アジア人としては、違和感を感じます。
だからそういう意味をこめてボールドにしてあるんですよ。
それぐらいは気づいて欲しいな。
うじゃうじゃ
Re:素朴な疑問 (スコア:0)
学者って言っても、今の時代は、日本や中国やインドなど、 沢山の学者がいます。 欧米の学者は、たくさんの学者の一
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
む、失礼しましたです。
うじゃうじゃ
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
> 世界の辺境の欧州の歴史を世界史の本筋みたいに言われるのと同類ですよね。
「辺境」は当たらないでしょうね。
「片隅」くらいでしょうか。
(辺境:開拓地と未開拓地の境目。米国史だけど)
> アジア人としては、違和感を感じます。
「東洋史」というと、インドやイスラムもあったけど、
中国が中心になっちゃてたなぁ。
卒論に使える文献が多いから(^^;
# 偏った10年前の体験
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
>「片隅」くらいでしょうか。
>
>(辺境:開拓地と未開拓地の境目。米国史だけど)
辺境伯領とか、辺境警備隊(by紫堂恭子)とかから、
『辺境』に未開拓までの印象が無かったりします。
>> アジア人としては、違和感を感じます。
>
>「東洋史」というと、インドやイスラムもあったけど、
>中国が中心になっちゃてたなぁ。
>卒論に使える文献が多いから(^^;
世界史にとってどこかの地域がずっと中心にあるという
のはなんだか違うという思いがあります。
だから、アジアが中心というのでも無いです。