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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
おれおれ詐欺(笑) (スコア:1, 参考になる)
毎度思うんですけど、たとえば 5分で絶対に分かるWinny情報漏えい対策 [atmarkit.co.jp] などを読むと、うっかりexeを実行させるという手口であるということは 「トロイの木馬」あるいは「おれおれ詐欺(笑)」の一種だと思うんですけど、 どうしてテレビとか新聞系のマスコミはこういうことを教えてくれないんでしょうかね?
拡張子をつねに表示させるだけで、いくらか被害が軽減できると思うのは 私だけ?
Re:おれおれ詐欺(笑) (スコア:2, すばらしい洞察)
>どうしてテレビとか新聞系のマスコミはこういうことを教えてくれないんでしょうかね?
一つは「視聴者、購読者に説明がしにくい」という事だと思います。
提示してくださったサイトなんかは感染の手口と対策をかなり噛み砕いていてわかりやすいんですが、それは私たちがWindowsとその配下のアプリケーションについて一定以上の知識があるからだと思います。本当に知ってほしい人、読んでほしい人にはこれでも難しいかもしれません。
#そういう人がWinnyを使ってみたいと思う所が恐ろしい所なんですが。
新聞とTVでは紙面と時間が限られていますから、そういう人達に対策を伝えようと思ってもまず紙面と時間が足りません。それは今までパソコンを使った事がない人にパソコンの使い方を教えようとした人ならば実感できる筈です。
ましてや新聞とTVは報道媒体である前に「企業」である事を優先しますから、一般視聴者、購読者が理解できる、キャッチーな報道しかしません。これも一連のライブドア関連の記事のみならず、色々な事件でわかる筈です。
勢いわかりやすい報道しかしない訳です。
「Winnyに情報流出」
「Winnyは匿名性が強い」
「Winnyでは違法なファイルがアップロードされている」
「Winnyを使うなと呼びかけ」
現状ではこれらの報道はネガティブな方向(つまり被害が拡散していく方向)に働いている方が強いと思います。
もうね、「『Winnyを使わないで』などと言うな」とは言いません。
取り締まるのならばしてくれて結構、でもWinnyを取り締まれば全て解決すると思うのならばそれは勘違いも甚だしい。
多分Winnyでなくても同様なウィルスがメールやWEBで発生すれば、同じ事は必ず起きます。(ここまで壊滅的かどうかはともかく)それを対策する為にどのような事をするかの一手が気になります。
Winnyは間違いなくインターネット関連のキーワードとして永遠に残る事になるでしょう。
Winnyという匿名性が確保されている世界を与えたら人間はどのように動くのか、そして人間の欲目につけ込んだソーシャルハッキングがどれほどの効果があるか、そして情報保護をもっとも厳密に行わなければならない所で実は杜撰な管理が行われていた事を白日の元に晒した、という三点です。
その意味ではWinnyはすごく役立ったと思います。
少なくともオーソン・ウェルズの宇宙戦争の放送程度には役に立っていると思います。
#官公庁もプライバシーマークを取得させてください(笑)