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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
みんな忘れてる (スコア:3, 興味深い)
たしかに、GPS云々は問題だけど、それ以上に殺人という犯罪の犯人を逮捕できなかった無能さこそ問題だと思うのだが。 もしも、GPSを付けたことで殺人犯を逮捕できたなら問題ないと思う。
いまでも、そこら辺に殺人犯がいるんだぞ。恐くないか?
情報漏洩よりも、犯罪捜査能力の低下の方がよっぽど問題だろ
Re:みんな忘れてる (スコア:3, すばらしい洞察)
いえ、どちらも重要です。
> たしかに、GPS云々は問題だけど、それ以上に殺人という犯罪の犯人を逮捕できなかった無能さこそ問題だと思うのだが。 もしも、GPSを付けたことで殺人犯を逮捕できたなら問題ないと思う。
問題大有りです。
公権力は法律という縛りが無ければ、無制限に拡大しかねない物です。もし法律に則らなくとも公権力が行使できるようになれば、誰でも無実の罪を着せられる事になります。ですから公権力の行使は定められた法律に則り厳正に実施されなければなりません。
警察の暴走を防ぐ仕組みが令状であり、また不正な手段で入手した物は証拠として認められないのも同じ理由です。
もちろん犯罪者を裁く事ができない事は問題でしょう。しかしそれよりも無実の人が犯罪者にされる方が問題です。
# Nシステムを犯罪調査に使うって誰が許した? 凸(-_-#
そのためのものでしょ。 (スコア:0)
許すも何もないでしょ。
それ以外の何のためにアレを設置してるんでしょうか。
まさかオービスと混同してませんよね?
と、犯罪調査じゃなくて犯罪捜査ですね。
マジレスしておくと、
調査は捜査とは違い個別の事件に関係なく行なわれる活動を
指します。
司法警察権と行政警察権について調べてみて下さい。
公権力の行使に法的な制約が必要なのはそのとうりです。
今回のケースは即違法捜査と言えない微妙なところです。
だからこそ今回のような証拠収集をしているのでしょう。
他人の所有者に無断で機器を取り付けるとこは財産権の侵害に
当ります。
また警備会社との契約にも違反します。
ただしそれらは民事の世界の領域ですので同義的に問題である
というだけのことです。
「Nヒット」(Re:そのためのものでしょ。) (スコア:2, 参考になる)
・重大な犯罪を犯した特定の車両の追跡のみに使う
・顔は写さない
・記録は速やかに抹消する
と言う条件で警察は世論を押しきって導入した訳ですよ。
所が、実際には顔が記録されたりとか重大では無い犯罪の捜査や丸剤を犯していない特定個人の追跡に蓄積されているNシステムのデータが使われたりとかあって、
警察相手に情報開示を求める裁判にもなっています。
原告が色々調査報道しているサイト [incidents.gr.jp]、
詳しくはこのあたり [incidents.gr.jp]かな?
Re:「Nヒット」(Re:そのためのものでしょ。) (スコア:0)
両氏の主張の基本は、交通取締りの信頼性、肖像権、移動の自由が国家に管理されない権利の確認などです。
けれども一連のオービス裁判では、個人の権利よりも公共の福祉を重視する観点からことごとく訴えが退けられています。
Nヒットという言葉を用いていらっしゃるのでご存じでしょうが。
Nシステムは無人検問所です。
技術面から見るとNやTなどのオービス一族はレーン全体を撮影しています。
そして撮影された車両の画像からナンバーの文字情報をテキストとして抽出しN端末に表示します。
従って端末を
Re:「Nヒット」(Re:そのためのものでしょ。) (スコア:1)
自動車の所有車と運転者は違う以上、機械的にナンバープレートを読み取っても、ナンバープレートと運転者が一緒に移った写真が無ければ証拠不十分であるというのは、まったくそのとおりだと思います。冤罪を防止するためには必要な情報だと思います。
ただ通常の検問であれば、捜査の対象でない事が判ればその時点で開放されますので、個人の行動が国家に監視されるという気持ちの悪さは特に感じません。Nシステムにおいては無人で無差別に情報が収集されますので、その点が全く異なります。
収集された情報の管理および取り扱いが、犯罪捜査と個人の権利の両面でうまく両立できるように、十分に適切かどうかという事が要点という事ですね。