パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

コンピュータ将棋選手権、フリーソフトが優勝」記事へのコメント

  • アマ有段者ぐらいという話は聞いていましたが、さすがにアマ竜王の加藤幸男にはぼろ負けですね。38 手目、Bonaza の 3五銀に対して、じっと玉を寄る手 (7二玉) はなかなかコンピュータには指せないでしょう。
    • その一方で後半戦や詰め将棋では強いというのが定評ですね。
      詰め将棋では羽生さんも思いつかなかった手をあっという間に見つけたという話もあったし。

      序盤は定石通り打てるし、ということで中盤の構成力でどうしても人間にまだまだ勝てないということらしいです。盤面全体を見渡して、どう展開するのか?を組み立てるアルゴリズムって言うのは確かに難しそうです。
      • 選択肢が狭くなる終盤では、brute-force なアルゴリズムでも現実的な時間の範囲で有効な手を見つけられるんでしょうね。

        Deep Blue が Kasparov に勝った時には、スパコンと専用ハードウェアによる力業で、探索手数を増やしたわけですが、あまりにも人間的な手を指すので Kasparov が驚いたようです。総当りして良い手を探すと、結局は人間的な思考で良いとされる手に近付くというのは面白い。
        • by yanagi (6075) on 2006年05月08日 3時12分 (#934595) ホームページ 日記
          10年近く前のNHK番組のうろ覚えなのですが、
          DeepBlueのアルゴリズムは総当りで最善手を探すほかに
          スコアの偏差の観測をしていたはずです。

          盤面の駒の配置の有利不利をスコアとして出し、
          次のスコアが最高になる手を最善手とします。続けて、
          次の次の手も同様に探索しますが、このとき最善手を
          選びつづけているのにスコアが徐々に減っていくのを
          危機的状況と判断し長考したそうです。
          最後には最善手が実はKasparovの罠であったというのを
          DeepBlueは看破しますが、この動きをみて非常に人間らしい
          という評価だったと思います。
          --
          やなぎ
          字面じゃなく論旨を読もう。モデレートはそれからだ
          親コメント

ソースを見ろ -- ある4桁UID

処理中...