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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
日本独自の「フリーソフト」文化 (スコア:2, 参考になる)
「フリーコンポーネントのTXXXXを使っています」とかなっててソースコードやGPLについては一言も言及していなかった人が1件→×
「ソースコード見たい人はメールください」という比較的後ろ向きな人が2件→○?
「不本意ながらGPLです、メールくれればソース送ります、なるべく請求しないでね」という激しく後ろ向
Re:日本独自の「フリーソフト」文化 (スコア:0)
それっぽく書いてあるけど、裏が取れないように肝心の情報が全部ぼかされてるんだけど。
Re:日本独自の「フリーソフト」文化 (スコア:1)
の
Re:日本独自の「フリーソフト」文化 (スコア:0)
きちんと議論できるように、全ての詳細を明らかにして欲しいものです。
Re:日本独自の「フリーソフト」文化 (スコア:4, 参考になる)
他の方がご指摘の通りTMP3Playerというコンポーネントを使った、所謂『フリーソフト』の話です。明らかにGPLを全く理解しないで使っている4.のようなケースは「×」と書きましたし、「△」は字句上一応満たしているけど明らかにドキュメントがGPLへの敵意丸出しでしたので、△にしました。
昔調べたもので、特に追及するつもりもなかったので、ソフト名は紛失しています。改めて今ググれば、具体的なソフトもたくさん見つかりますが、「思想は合っていても文面で矛盾している」系の善意のソフトのURLをここで挙げて糾弾するほどGPL信者でもないので、それも勘弁してください。重ねてごめんなさい。
で、意外と/.にもGPLの細かい解釈で混乱のある人が多いので、説明を。
【2・3「ソースはメールで請求してください」】
readme.txtに、上記のように書かれているだけの場合、厳密にはGPLに矛盾します。公式のGPL Q&A [gnu.org]を読むと、『あなたがバイナリを匿名FTPで頒布したいならば、あなたはソースをそれらと一緒に頒布しなければなりません。』と明記されています。紙の書面がないのなら、ソースとバイナリは全く同等に入手可能でないといけないのです。「○?」や「△」になったのは、「厳密には矛盾している気がするけど、ここまで言うのも、なんだかなー」というグレーな気持ちの表れでして。
【4「転載後に作者に連絡を」】
これは明らかにダメ。GPLが求める以上の制限をソフトに加えることは、GPLと矛盾します。例えば「転載後に連絡ください」という制限項目を主張した時点で、GPLに矛盾です。もちろん「バイナリ再配布時にメディア料金以上を請求してはいけない」という制限も、GPLに矛盾です。これ系の有名な例はオリジナルBSDライセンスの宣伝条項でしょうか。
【5・6「コンポーネント部分は別途入手してからコンパイルしてください」】
自分の作ったソースの部分だけを配布し、ライブラリ部分を含めないのは、GPL違反です。GPL3項に、「ある実行形式の著作物にとって完全なソースコードとは、それが含むモジュールすべてのソースコード全部に加え…(略)」とあります。自分のソフトに組み込まれたTMP3Playerという部品を、別のURLから入手させないとexeがコンパイル出来ない、というのは(悪意はなくても)GPL的に良くない。
参考:差分を配布するだけでいいですか? [gnu.org]
文面上合ってるなら思想はどうでもいい、というのも一つの考え方でしょうが、思想が合ってても文面で矛盾してるソフトが多いのも気になります。
Re:日本独自の「フリーソフト」文化 (スコア:0)
> ドキュメントがGPLへの敵意丸出しでしたので、
> △にしました。
GNUは思想だが、GPLはライセンスだよ。
どんな事を思おうがGPLには従ってるので、GNU信者としては×だがGPLとしては○。
それともGPLの条項には[GNUの思想に傾倒する事]とか書いてあるのかしら。
きっついなー、と思った部分を一つ。
> 自分の作ったソースの部分だけを配布し、ライブラリ
> 部分を含めないのは、GPL違反です。GPL3項に、
> 「ある実行形式の著作物にとって完全なソースコード
> とは、それ
Re:日本独自の「フリーソフト」文化 (スコア:0)
> 例えば日本語化パッチ。
パッチを当ててコンパイルしたバイナリを配布しなければ、パッチファイルのみ配布でも問題はないでしょう。
Re:日本独自の「フリーソフト」文化 (スコア:0)
でも、この件の場合は、ライセンス・転載条件の欄に、堂々と正式に「なるべく請求しないでください」という努力義務規定(?)が書かれていたのです。これは悪く言えば、GPLの「GPL以外の制限を付けてはいけない」に矛盾しますから、文面上の遵守度としても「△」にせざるを得ないと考えました。