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トヨタがパワードスーツ実用化に着手」記事へのコメント

  • by YuiTad (29703) on 2006年06月10日 4時19分 (#956996) 日記
     まだ誰も指摘していないけど、 CNETの該当記事には、
    >トヨタでは「工場でのパワーアシストやスキルアシストとして
    >実用化を目指したい」(山下勝司・パートナー開発部主査)
    >としている。
     とあります。

     ハインラインが『宇宙の戦士』(1959)以前に書いた、遠隔式で力フィードバック方式の遠隔マニピュレーターが登場する1942年の中篇「ウォルドー」には、複雑な作業工程を、熟練者の動作を記憶したマニピュレーターを着込ませることにより、矯正的に覚えこませるという使い道について言及されています。
     誤解ないように念をおしておくと、力のフィードバックの度合いは調節できるので、つまりは機械の腕や手が未熟練者にやさしく、正しい動作を教えてくれるわけです。
     まるで幼児をあやすお母さんのように、やさしく体ごと包みこんで、ね。
     もちろん、熟練者による入力は倣い方式。初期の産業用ロボットといっしょです。
     これこそがテーラー・システムの究極の到達点と考えていたのでしょう、ハインラインは。
     ちなみに、このマニピュレーターの開発者ウォルドーは、舞台となる時代に問題となっていた進行性筋無力症の患者で、その障碍を克服するためにマニピュレーターを開発、無重量の宇宙空間に自分の研究所兼住まいを置いています。
     ハインラインというと『宇宙の戦士』のようなゴリゴリのミリタリストという印象が強いのですが、ご本人は海軍を結核のために退役、マッチョな軍人さんには、ものすごいコンプレックスをいだいてたわけで、だからでしょう、軍用パワードスーツよりも前にまず、自助用福祉用のロボット・アーム、ロボット・ハンドというアイデアを小説にしてたわけなのです。

    --
     YuiTad

「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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