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現状は技術的な問題から制限としか見えないわけですが、DRMの究極形は「再生した回数だけ課金、購入しても再生しなければ課金は発生しない」とかの完全従量制でしょう。 それが実現すれば、物理メディアに値段をつけている今よりもずっと便利になりますよ。
# 本来それがないとおかしい気はするが。
だけど、著作権が消滅するまでって50年とか70年だから、購入した自分が恩恵に与れる可能性って非常に低くないですか?
著作権が消滅するケースには、時限を迎える他にも「本人が放棄した」「著作権の相続人がいなかった」「著作権を持っていた会社が解散し、財産(負債を含む)の引き受け手がいなかった」などの場合があり、特に相続に絡んで放棄される場合は、案外あります。(著作権の時価総額より負債が多い場合など) あと「そもそも論」的な言い方をすると、著作権なんて時限的な独占権であって、なくなっているのが“自然状態”であるというのもあるかな。
# むしろ、著作権がないものにDRMを掛けるのは私的独占になるので違法、くらいのスタンスで立法してもらえると嬉しいけど。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
一つ疑問なんだが。。。 (スコア:3, すばらしい洞察)
デジタルでコンテンツを配るって誰のためなんだろう
確かに、CDやDVDはレコードやLDと比べて「便利」ではあるんだけど、絶対的な条件ではないですよね。
どちらかというと、小さくなって流通コストが下がったとか、製造コストが下がったとか供給側にメリットが大きかったんじゃないかと思ったり。
その割りにはモノの値段は下がってないし。(むしろ上がった?)
まぁ、モノを買うんじゃなくて、コンテンツに対する対価なんだから値段が下がらないって理屈はつけられるけど、だったら、一人の人がさまざまなメディアで再生することを排除するような現行のような野蛮なDRMはおかしいって話になるし、メディアを毀損してしまった場合にはメディア代ぐらいでメディア交換を行うべきだし。
なんか、そんなにコピーされる危険性が嫌ならデジタルやめれば?、って思っちゃうと、なぜ『どうしてもデジタルじゃなきゃいけないのか?』の理由が分からなくなってしまいます。
この辺り、なんか上手に説明できる人っていませんか?
Re:一つ疑問なんだが。。。 (スコア:2, 興味深い)
破損したDVDの発送料のみで交換してもらいました。
1社だけでなく3社で同じ対応でした。
利用者であるユーザーのことは二の次。まずは自社の利益優先。 (スコア:1)
編集作業に伴う音質の劣化もデジタルなら最小限で抑えられるし、アナログでは不可能な編集も可能になったし。
デジタル化するメリットはもう捨てられない状況になった。
で、デジタルならハード・ソフトが協力すれば、簡単にコピーできない仕組みを組み込むことは容易で、
それを妨げる理由は少ない(レコード会社の大半が、音響・家電メーカーの資本系列にあるし)。
その結果、デジタル音源にDRMは必須という状況になっているのでは?
あと、デジタルでの供給を止めるとなると、売り上げが減るというのも理由でしょう。
いまどきアナログメディアを再生できる環境を持っている人ってどのくらいいます?
その理屈だと (スコア:0)
そうじゃなくって、消費者の側でデジタルの便利さへの需要があるんでしょ。アナログにこだわるマニアがニッチな市場を作ることはあっても大多数の消費者はより「便利な」ものを求めると思うよ。
# 結局DRMの問題は、どこまで不便にするかの
# 匙加減の問題なんじゃないかと思う。
Re:その理屈だと (スコア:1)
それはCDなどのデジタルメディアが登場し普及してからの話ですよね?
レコード全盛の時代に、消費者が便利なものを求めたからCDが登場したわけじゃないですよ。
いままでいろいろなデジタルメディアが登場したけど、ユーザー主体で登場したメディアは皆無。
もちろんメーカー側が開発する際に、ユーザーの利便性を考えなかったわけじゃないだろうけど、
それがメインではなかったのは事実。
あとレコードプレーヤは、いまだに作ってますよ(パナソニックとかベスタックスとかDJ向け商品ね)。
でも、アナログレコードを大手メーカーがメジャー商品としてリリースすることは皆無です
(インディーズレーベルからDJ向にリリースすることはある)。
DRMの問題がさじ加減の問題というのは同意。
ただし、その主導権はユーザー側ではなくメーカー側に握られている。
着うたのようにガチガチにDRMがかかったコンテンツがあんなに人気があるうちは難しいんじゃないかな?
利用している人たちは、DRMなんて気にしてないかもしれないけどね。
Re:その理屈だと (スコア:0)
> 消費者が便利なものを求めたからCDが登場したわけじゃない
問題は現在の市場にデジタルデータへの需要があるかないかだろ。
> レコードプレーヤは、いまだに作ってますよ
たしかにそうだが「作る能力はあるが需要がないので音楽再生用に大量販売はしていない」という事実を否定するものではないよね?
> その主導権はユーザー側ではなくメーカー側
逆に、ユーザーが自主的なDRMで著作権を保護するという状況が想像できないのだが。appleのみたく、利便性を損なわないDRMが消費者に「選ばれる」ことはあるにせよ。
# 元コメントのAC
Re:その理屈だと (スコア:1)
市場のニーズは、デジタルデータ云々というより、メディアに依存していると思いますよ。
デジタルであったDCCはユーザーに支持されませんでしたし、DATも普及にまではいたりませんでした。
アナログであっても、音質的にも満足できてコンパクトで頭出しやリピート再生などの
使い勝手の良いメディアがあればユーザーは支持するでしょう。
>最終的な商品だけアナログレコードにすれば何の問題もないはずじゃない?
ユーザーに支持されていない事例として「現状でもレコードプレーヤやLPは市販されているが、
DJなどの一部にしか支持されていない」という例を挙げてみたんですが、
わかりにくかったみたいで申し訳ないです。
ということで、結論としては、
デジタル化というのは、元々メーカー主導で登場した技術だが、それを利用したCDやDVDという
メディアは十分に普及しユーザーもその利便性は認識しているのが現状である。
その現状からあえて不便なアナログレコードやカセットテープに戻りたいと思う人は少ないであろう。
CDやDVDなどのデジタルメディアでもアナログ信号で出力することが可能であり、
アナログ信号を録音・録画すればDRMは回避可能なので、あえてアナログメディアに戻るメリットはない。
Re:その理屈だと (スコア:0)
>アナログ信号を録音・録画すればDRMは回避可能なので
DVDをアナログで出力してもVTRやHDDレコーダでは録画できませんが何か?
Re:一つ疑問なんだが。。。 (スコア:1, 興味深い)
という層に、PCや携帯経由で曲を売りつけられる、と思っているのでしょう>レコ社。だからデジタルベースのビジネスモデルを捨てられない。
レコード会社はその程度の人間まで潜在的な顧客と勘違いしているから、その想像上の客に対して現実世界でちゃんと売れないのは、違法○ピーのせいだとして株主に逃げ口上を打ってるだけ。
Re:一つ疑問なんだが。。。 (スコア:1)
現状は技術的な問題から制限としか見えないわけですが、DRMの究極形は「再生した回数だけ課金、購入しても再生しなければ課金は発生しない」とかの完全従量制でしょう。
それが実現すれば、物理メディアに値段をつけている今よりもずっと便利になりますよ。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:一つ疑問なんだが。。。 (スコア:2, すばらしい洞察)
# 本来それがないとおかしい気はするが。
Nullius addictus iurare in verba magistri
Re:一つ疑問なんだが。。。 (スコア:1)
確かに、文化の発展に関して多少、貢献の余地は増えはしますけど…PUBLIC DOMAINとして残せるかどうかと言う感じのあたりで。
でも、現状で、その期間を生き残ったと証明できそうで、かつ自前で書き込めるデジタルデバイスはない訳だし、DRMがついている場合、確実なアナログ経由のコピーが出来なければ、どうしょうもないような(;´Д`)
Re:一つ疑問なんだが。。。 (スコア:2, 興味深い)
著作権が消滅するケースには、時限を迎える他にも「本人が放棄した」「著作権の相続人がいなかった」「著作権を持っていた会社が解散し、財産(負債を含む)の引き受け手がいなかった」などの場合があり、特に相続に絡んで放棄される場合は、案外あります。(著作権の時価総額より負債が多い場合など)
あと「そもそも論」的な言い方をすると、著作権なんて時限的な独占権であって、なくなっているのが“自然状態”であるというのもあるかな。
# むしろ、著作権がないものにDRMを掛けるのは私的独占になるので違法、くらいのスタンスで立法してもらえると嬉しいけど。
Nullius addictus iurare in verba magistri