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「自分で作り自分で売る」ってのであれば如何様にもなる。 けど、そこで、 「もっと多くの人に聞いて欲しい」(not 金が欲しいで) となると、自分はどうとでもなるとしても、CDプレスしてくれる人、店に置いてくれる人に、 「稼ぐ気ないからロハで良いよね?」 とは言えないかと。
ましてや、それなりに利益を考慮したものにおいてや。
でもって、「利益を追求する」こと自体は別に悪い事では無いと思う。
基本的に「プロ」ってのはその業によって生活しているものの事を言うわけだし、それに依って最低限の数量が確保できないなら、産業として成り立たないでしょうし。
現在街中に音楽が溢れているのは、そういう利益を追求してあちこちに手を伸ばした人のお陰でもあるのですから。
#ま、バランスは崩れてたりするのは確かだが。
こういう話をだされるとひょいひょいと乗る人間も多いよなぁ。 こんなのDRMは必要って言っている意見と変わらん、自分にとっての正しい選択ってのを言っているだけじゃないかと。 実際、現在のシステムで巨万の富を得ているアーティストにとっては、現状のシステムが理想的なのだろうし。 #チャンスがあるなら自分の都合に合わせて世論を動かそうって考え事態は嫌いではないけどね。
保護の必要・不必要ってのは、分不相応な取り分を得ている人間が居るってのとは別の次元の話で、下手に一緒にしないほうが良いかと思います。
#それ有無の問題ではなく、額の妥当性の問題でしょうから。
ボロ儲けってのは単にそいつらがやっているのが問題行為だってだけの話であって、直接DRMの問題とする事自体が間違いです。
DRMで問題となるのは「著作権を保護管理する機構が必要か?」って所に収束するものかと。 でもって、コレは必要でしょう。
現状でフェアユース以上の使用がなされることは既に解っている訳だし、その問題行為が発覚した際に置いてすら「保護機能が無いのがいけない」と自らの正当化をする人間ですら幾らでも居るのですから。 で、保護が要らないって人間が流通させる時にはどうすれば?ってのは、DRM情報でコピーフリーとすれば良いだけでしょう。
ま、現状では横断的&無償で使えるDRMってのが無いんで使い勝手は悪いですけど。
その辺りをきちんと考慮したDRMを構成すれば例えば「一週間限定で10円」とか「限定限定で50円」いうプランであっても可能になり、トータルではユーザーのコスト低下に役立つ事だって可能なわけです。
#何はともあれ、業界標準のDRMを策定するのが一番最初に必要だと思うのですけどね。
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
ボロ儲けをあきらめれば解決 (スコア:4, 興味深い)
さらにユーザーの利便性失わない方法(非DRM)は実現可能なのだけど、
アーティストが億万長者になったりレコード会社や著作権管理団体がボロ儲けする構造を残そうとするとそれがネックになる。
つまり、「DRMは必要です」と言ってる奴は
「僕のアートは億万長者になる(楽して生きる)ための手段です」と言ってるアーティストか
「我々は他人のアートでボロ儲けしたいんです」と言ってる会社・団体の奴のどっちかってことだね。
一部の不届き者(ボロ儲けしたい奴)のせいで、世間全体が不便(DRM)を強いられているのが歯がゆい。
実際、
一発あてて億万長者なりたいアーティスト → そんな奴の曲、聞きたくない。不要
人のアートでボロ儲けしたい会社・団体 → 過去の遺物。不要
でしょう。
Re:ボロ儲けをあきらめれば解決 (スコア:2, すばらしい洞察)
「自分で作り自分で売る」ってのであれば如何様にもなる。
けど、そこで、
「もっと多くの人に聞いて欲しい」(not 金が欲しいで)
となると、自分はどうとでもなるとしても、CDプレスしてくれる人、店に置いてくれる人に、
「稼ぐ気ないからロハで良いよね?」
とは言えないかと。
ましてや、それなりに利益を考慮したものにおいてや。
でもって、「利益を追求する」こと自体は別に悪い事では無いと思う。
基本的に「プロ」ってのはその業によって生活しているものの事を言うわけだし、それに依って最低限の数量が確保できないなら、産業として成り立たないでしょうし。
現在街中に音楽が溢れているのは、そういう利益を追求してあちこちに手を伸ばした人のお陰でもあるのですから。
#ま、バランスは崩れてたりするのは確かだが。
こういう話をだされるとひょいひょいと乗る人間も多いよなぁ。
こんなのDRMは必要って言っている意見と変わらん、自分にとっての正しい選択ってのを言っているだけじゃないかと。
実際、現在のシステムで巨万の富を得ているアーティストにとっては、現状のシステムが理想的なのだろうし。
#チャンスがあるなら自分の都合に合わせて世論を動かそうって考え事態は嫌いではないけどね。
Re:ボロ儲けをあきらめれば解決 (スコア:2, 興味深い)
ボロ儲けとは違うと思うのですよ(多分に説明不足ですが)。
かつてレコード会社に勤めていた頃の経験として、
年間ボーナスが35ヶ月も出ちゃったり(そのときは嬉しかったけどw)
経営者たちが湯水のごとく浪費するのを見たり
売れっ子アーティストの度肝を抜くような生活っぷりを垣間見たり
して、なんかこれは違うぞと思うわけです。
そういう不自然な事を維持するために、世間全体がDRMみたいな不便を我慢しなければならない、
CDで持っている曲なのに着歌フルに再度お金を払わなければいけないってのが、
全然納得いかないわけです。
Re:ボロ儲けをあきらめれば解決 (スコア:1)
が、業として流通を行う人間が居る以上は、何らかの保護策が必要になるでしょう。
また、そういうものは当然、そういた分不相応な額が無くなれば無くなるほど、問題になるのでは?
年収1千万の人が2・3割収入が減っても大した問題は無いでしょうけど、年収が300万だと致命的になってしまいかねないですから。
保護の必要・不必要ってのは、分不相応な取り分を得ている人間が居るってのとは別の次元の話で、下手に一緒にしないほうが良いかと思います。
#それ有無の問題ではなく、額の妥当性の問題でしょうから。
Re:ボロ儲けをあきらめれば解決 (スコア:1)
同時にインターネットやPCの普及というパラダイムシフトが起きた後の音楽業界が
ボロ儲け出来ない構造になったとしても別にかまわないのです。
ボロ儲け構造を維持したいのが本音なのに
「アーティストが食えなくなる」とか「音楽が廃れる」とか言って
DRMをユーザーに押し付けるのがおかしいと思うのです。
パラダイムシフトが起これば当然、業態の変更などを余儀なくされる職業も出てきます。
不利益をこうむる人たちも出てくるでしょう。
でもそれは時代の変化ですから仕方がない事です。
必要に応じて社会的に保護するなりして、軟着陸させる以外にないでしょう。
「ボロ儲け問題」は「DRM問題」とは別問題。 (スコア:1)
ボロ儲けってのは単にそいつらがやっているのが問題行為だってだけの話であって、直接DRMの問題とする事自体が間違いです。
DRMで問題となるのは「著作権を保護管理する機構が必要か?」って所に収束するものかと。
でもって、コレは必要でしょう。
現状でフェアユース以上の使用がなされることは既に解っている訳だし、その問題行為が発覚した際に置いてすら「保護機能が無いのがいけない」と自らの正当化をする人間ですら幾らでも居るのですから。
で、保護が要らないって人間が流通させる時にはどうすれば?ってのは、DRM情報でコピーフリーとすれば良いだけでしょう。
ま、現状では横断的&無償で使えるDRMってのが無いんで使い勝手は悪いですけど。
その辺りをきちんと考慮したDRMを構成すれば例えば「一週間限定で10円」とか「限定限定で50円」いうプランであっても可能になり、トータルではユーザーのコスト低下に役立つ事だって可能なわけです。
#何はともあれ、業界標準のDRMを策定するのが一番最初に必要だと思うのですけどね。
Re:ボロ儲けをあきらめれば解決 (スコア:0)
こっちはともかく
> 一発あてて億万長者なりたいアーティスト → そんな奴の曲、聞きたくない。不要
こっちはそうは思わんけどな。
作品のクオリティがアーティストの金儲けしたいという気持ちによって左右されるわけでもなし。
Re:ボロ儲けをあきらめれば解決 (スコア:1)
そうですね。よい音楽は音楽そのものがよいのであって、アーティスト(実演家)にその本質を左右されるものでもない、という部分があるとわたしも思います。
そう考えると、レーベルの存在意義は、録音設備、広報、流通、クレジット、ブランドあたりになるんですかね。
でも、小規模であれば、そこらへんインターネットとPCで何とかするほうがよくなっちゃった、と。たとえば、プレイヤーズ王国 [music-eclub.com]なんかを見たり聞いたりしていると、こと音楽の普及という観点では、こっちのほうがよっぽどまともな商売なのではないか、と最近思うようになっています。大量生産にあたって規模の経済性を追求するのに最適化されてきたレーベルおよびJASRACという存在は、多品種少量生産というユーザーからの要求には必ずしもマッチしなくなっているというのが現状ではないでしょうか。
Re:ボロ儲けをあきらめれば解決 (スコア:0)