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液化メタンの海とアンモニアの氷に覆われ、赤道付近で3G、極地では700Gの重力を持つ巨大惑星メスクリンは、人類の探検を許さない未知の世界である。
タイタンの大気温度が(例えば土星からの赤外線輻射などに刺激されて)余程上昇しなければメタンとの爆発的な反応は起きないんじゃないですかね。
とは言うものの、天文学的な時間の中でメタンと液酸が共存してたとは思えないのですね。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
っていつもおもうのが (スコア:2, 興味深い)
いつもきになる
水素の雲やメタンの雲がある星。
Re:っていつもおもうのが (スコア:5, おもしろおかしい)
Re:っていつもおもうのが (スコア:0)
Re:っていつもおもうのが (スコア:3, 興味深い)
水素なんて宇宙で一番ありふれた物質だし、メタンもそこそこ存在する。
現在地球上に大量の酸素分子が存在していることは、宇宙全体から見るときわめて特異で、不安定な状態にあるといっていいと思う。
もし-200度付近でメタンを溶媒にした化学反応をベースに生命が発生していたら(そういう化学反応があるのかどうかは知らない)、その生物は地球人を見てこういうことでしょう。
「なんて危険な環境で生きてるんだ。地球には酸素を爆発させる気体はないのか!?」
Re:っていつもおもうのが (スコア:1)
アシモフの「空想自然科学入門」でのメタン溶液と脂質をベースにした生命ってやつですねー。
この話を読んだ時は目からウロコだったんですが、こういうのって実際に研究とかはされてないのかな?
アシモフ一流のジョークでしかないのか?
Re:っていつもおもうのが (スコア:2, 興味深い)
SF的には液化ヘリウムベースの生命体(たしかニーブンの「一番寒い場所」など。水星が自転していないと思われていた頃の話です。)とか珪素基の生命体(例えばTOSのホルタ)などはよく出てきます。中には、中性子星の表面にへばりついて生きている、(ゴジラのように)化学反応ではなく核反応で活動する知的生命体というのまで出てきます。(竜の卵)
ですがまともな研究はしていないのではないでしょうか。なにしろ炭素基の生命体についてさえ、その発生についてはほとんど謎なのです。タンパク質の立体構造予測でもままならない今のホモサピエンスの科学力では、全く異なる生命の誕生については可能性の話以上のものは無理でしょう。
Re:っていつもおもうのが (スコア:2, 興味深い)
一応宇宙生物学としてやっている人はいます.
もちろんかなりの少数派ではありますが.
よくアイディアとして出がちな珪素基質は実はあまり生命に向いて
いないとか,いろいろ研究はしています.
#まあ,有機化学の知識を利用しているだけといわれればその通りなんですが.
Re:っていつもおもうのが (スコア:1)
宇宙船内や宇宙服内部の酸素が周囲のメタンと反応して燃える描写があったと記憶しています。
Re:っていつもおもうのが (スコア:1)
最終的には、地球上の全生命体の抹殺する必要が有るかもしれませんが。
Re:っていつもおもうのが (スコア:1)
the.ACount
Re:っていつもおもうのが (スコア:0)
逆に考えるんだ (スコア:2, 参考になる)
無いから今の状態で安定してるんでしょ。
>タイタンは超低温のため、沸点 -162 ℃のメタンは液体で存在する。
とりあえず燃えそうな気温じゃないしね。
Re:逆に考えるんだ (スコア:1)
the.ACount
Re:っていつもおもうのが (スコア:0)
あっても星の生成過程で二酸化炭素か
炭化化合物に取り込まれていると思われる。
ちょっと刺激を与えると反応する部類ならとっくに反応していると思う。
微妙ですね(Re:っていつもおもうのが) (スコア:1, 興味深い)
タイタンの大気温度が(例えば土星からの赤外線輻射などに刺激されて)余程上昇しなければメタンとの爆発的な反応は起きないんじゃないですかね。
ゆるやかな反応が起きている可能性は否定できませんが…これからさらに行われるであろうデータ解析が楽しみです。
Re:微妙ですね(Re:っていつもおもうのが) (スコア:5, 参考になる)
沸点以下だろうと飽和蒸気圧になるまでは気化しますし,
液体状態でも酸素はそれなりに反応性高いんで.
この高い反応性のため,ごく一部の例外を除き遊離酸素は無機・
有機類と化合してしまい,通常の惑星上にはほとんど存在しません.
Re:微妙ですね(Re:っていつもおもうのが) (スコア:2, 興味深い)
また加圧条件下では沸点も変わって来ますので、爆発に近い方の反応では圧力の影響も考慮する必要がありそうです。
とは言うものの、天文学的な時間の中でメタンと液酸が共存してたとは思えないのですね。