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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
半導体業界の鬼っ子 (スコア:4, 興味深い)
とはいえ、それらの会社でRambusほど嫌われている会社はありません。
Rambusが嫌われるのは、そのやり方は非常に攻撃的で且つ、狡猾だからです。
Rambusのミスは、Rambusメモリを普及させるのに失敗したことでしょう。
PCのメインストリームを目指したが、その設計の難しさと、当時としての
オーバスペック、ベンダー側に不利な契約内容など、Rumbusを採用する
気を削がせるような内容が並んでいたといいいます。
そこで、業界としてRambusに頼らず、SDRAMを発展させる方向に進んだわけです。
Rambusも、最初に契約内容もゆるく
Re:半導体業界の鬼っ子 (スコア:1)
Rambusがミスった…というよりは、Intelがi820でミスった…と理解してるんですが…
結局、i820チップセットの敗因は、どのへんにあったんですかね。
識者の解説求む!
(Intelなら、ごり押しでDirect RDRAMを普及させてしまうかも…とも思ったんですが)
Re:半導体業界の鬼っ子 (スコア:2, 参考になる)
全ては立ち上げの失敗と、値段が高い割に、440BX比での性能の向上が少なかったこと、
それから、半年でサクッとi815を出してしまったことでしょうか。
Athlonでシェアの伸張を図っていたAMDに対する焦りも、影響したでしょうし。
あと、RDRAMは制御回路がRambusの特許で厳重にガードされているため、
回路の改良による歩留まりの向上や、
製造プロセスのシュリンクによる集積度の向上が図りづらかった、という話も聞いたことがあります。
Re:半導体業界の鬼っ子 (スコア:1)
今から思い起こせば。
ヒースキット山口 heath yamaguchi
Re:半導体業界の鬼っ子 (スコア:0)
数年も続いたのは、らしからぬでも理解できますが、
socket5~7、PentiumPRO(socket8)、slot1、幾度となく迷走はつきものだったような。
ただ、過去の迷走というのは瞑想でもあり、実力のある製品を伴っていたこと。
そのため市場は混沌としながらも活気があった。
WillametteからNetburstまで続いた迷走(NortWoodは改良で持ち直したが)は、
市場の求心力が必ずしもインテル中心ではなくなりました。
まあ、容量のやたら大きな電源ユニットが売られるとか、
冷却グッズがバリエーション豊かになるとかの刺激はあったし、
一極集中時代が回避されるなどプラス面もあったと言えるのだが。
Re:半導体業界の鬼っ子 (スコア:0)
完全な成功、といえるのはそんなに多くないですよ。
Pentium(P5)以降考えても、成功といえるのは
・P55C(MMX-Pentium)+430HX(TritonII)
・Coppermine(PentiumIII)+440BX
・Northwood(Pentium4)+865G(Springdale-G)
ぐらいでしょ。
で、次はCore/Core2Duoですかね。
だいたい2~3世代に1つ、大ヒットするってイメージですかね。
まあ、intelはRambusの株主だから、Rambus採用ってのは
やむをえない面があるんでしょうけどね、
Re:半導体業界の鬼っ子 (スコア:0)
>>やむをえない面があるんでしょうけどね、
そこをRambusが自分たちの好き勝手に出来る、
わがまま言ってもインテルがどうにかしてくれる、
と勘違いしていた面もあったような。
#正直、インテルとすれば当たれば儲けモンくらいの認識だったのではないかと。
#物言う株主として、より使われやすい形の知財戦略を採る様に圧力掛ける、とかしてたら、
#大分違ってたような。
Re:半導体業界の鬼っ子 (スコア:0)
430VX+SDRAMもひどかったけど。
Re:半導体業界の鬼っ子 (スコア:1)
インテルはここでRDRAMを普及させておき、Pentium4で振る活用するつもりだったのではないでしょうか?