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何で見たのか忘れましたが、200Km/h以上の速度で、 F1カーはトンネルの天井を逆さまになって走行できるそうです。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
いつも不思議に思うこと(少しオフトピ風味) (スコア:4, 興味深い)
車輪に動力を伝える車両では、摩擦係数の関係で?300km/h以上の速度を出そうとすると車輪と地面の摩擦が極端に悪くなって著しく効率が悪くなり、350km/h以上の速度は出せなくなる。と言う記述が多くあったと記憶しているのですが、
この数十年間で車輪を使った動力系や駆動系(タイヤなど含む)の関係で画期的なブレークスルーがあったのでしょうか?
それとも、当時の理論に誤りがあったのでしょうか?
# 非常に気になるのでちょっとオフトピかもしれないけど教えて君します(^^;
Re:いつも不思議に思うこと(少しオフトピ風味) (スコア:5, 参考になる)
タイヤの素材(コンパウンド)による摩擦係数の向上などもありますが、
空気力学から車体形状を設計して、
高速走行時に、車体を地面に押し付ける力(ダウン・フォース)を得られるようにしているそうです。
押し付ける力が強ければ、同じ摩擦係数でも、より大きな力を伝えることができます。
何で見たのか忘れましたが、200Km/h以上の速度で、
F1カーはトンネルの天井を逆さまになって走行できるそうです。
Re:いつも不思議に思うこと (もろオフトピ風味) (スコア:3, 参考になる)
車体の重量は900kg程度。レギュレーションで最低重量(数字は失念)が規定されていて各チームそれに肉薄するほど重量は削ってきます。
車載カメラの映像をよく観察すると、加速するにつれ加重がかかり各ウィングがしなります。ブレーキング時に一気に加重が抜けるので判りやすいです。
数百kgもの加重を見た目には細い(薄い)支柱で支えているのを目の当たりにすると素人はハラハラしてしまいます。
#最近はしなりも考慮したり、積極的にしならせる設計/製造を行ってるらしく、レギュレーションに抵触するか否かが議論されたこともありました。(空力部品は可動してはならない為)
また、レーシングカーは車体下面もグラウンドエフェクトを利用することによって路面方向への加重を発生させますが、一般車の場合にはエンジン下部やプロペラシャフト、排気管(マフラー)などが露出しているのでこれらが逆に揚力を発生させてしまい高速走行時の走行安定性に悪影響を及ぼします。
#タレコミのディーゼルカーを見て、空力導入前のF1みたいだなぁ・・・なんて思いました。
#蛇足 : グラウンドエフェクト(地面効果)というのは元々航空業界の言葉だったりします。
Re:いつも不思議に思うこと (もろオフトピ風味) (スコア:2, 参考になる)
>各チームそれに肉薄するほど重量は削ってきます。
ドライバー込みでも重量は600kgですよ。
更に言えば、バラストと呼ばれる錘を加えて重量のバランスを整えての
重量が600kgなので、「肉薄」どころかもっと軽いです。