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北海道警の捜査情報Winny流出事件の国家賠償請求訴訟で最高裁が上告を棄却」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2006年10月21日 10時36分 (#1041815)
    役人はウイルス対策なんて適当にしてても責任ないよ、とでも言いたげな決定ですね。
    もうウイルスまみれになってしまえ。ヽ(´ホ`)ノ
    • Re:なんだか (スコア:2, 参考になる)

      by nox_dot (11614) on 2006年10月21日 10時40分 (#1041820) 日記
      ええと、素人意見で恐縮なのですが、
      この手の情報漏洩は、国の責任ではないという判断で、たぶん個人の責任であると言うことなんじゃないでしょうか?
      個人を相手にした裁判で判決が出れば、個人の責任もはっきりしますよね。
      親コメント
      • Re:なんだか (スコア:1, 興味深い)

        by Anonymous Coward on 2006年10月21日 12時30分 (#1041896)
        国賠法では公務員個人に責任がある場合にも
        国の責任として賠償を行います。
        それが認められていないのですから、個人にも責任なしというのが
        最高裁の決定でしょう。
        親コメント
        • Re:なんだか (スコア:2, 参考になる)

          by Anonymous Coward on 2006年10月21日 12時59分 (#1041912)
          それは公務で問題が起きた場合でしょう。

          今回は
          >インターネット接続は警察官の職務とは無関係
          と認められたわけですから、今後個人への損害賠償
          ができる可能性があります。
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          • Re:なんだか (スコア:3, 興味深い)

            by Anonymous Coward on 2006年10月21日 17時36分 (#1042015)
            >今後個人への損害賠償ができる可能性があります。
            そうですね。

            ただ、発生時の状況、発生原因は公務ではないといいつつも、公務で知りえた・公務以外で知りえない情報を
            規則に違反して取り扱っている事を許したという責任を、個人だけに押し付けていいものか、
            ルールに違反しなければこなせないほどのオーバーワークが私物PCへの流出を招き、
            ストレスの吐け口として映画や音楽を求めるようになったのではないか。

            #件のソフトが普及したのは、社会人でも地引で自動的に入手出来る事であり、
            #匿名化と中継により常時起動ノードが増加する事で担保される交換文化の否定だった

            個人の責任だとするのは引っかかる。
            新しいウイルスだからセーフ、古いウイルスはアウトという理由もスッキリしない。

            確かに、どんな違反行為も最後には個人行動の結果責任に帰着させられるのだが、
            当該団体の監督責任にたいして一種の罪刑法定主義を適用しながら、
            ソフト作者には恣意的に未必の故意を適用しているように見える。
            同種のソフトでは、すでに古い段階でPCのHD全体を公開してしまうミスにより、
            MyDocumentの内容などが流出するという問題が起きていた。
            ウイルスの予測はつかなくても、共有交換ソフトを起動すること自体の漏洩リスクというのは、
            認識不可能ではなかったし、当該ソフトにも掲示板ポートから攻撃されるという
            バグをついて情報が漏洩するリスクが過去バージョンで顕在化していた。

            山田ナントカというウイルスが示すように、公務の情報を私物PCに流出させたうえでネットに繋ぎ、
            さらに不特定多数の集まる場所でファイルを交換する行為を行った段階で処罰すべき。
            そもそも、ウイルスの脅威というのは、対策ソフトや運用者にとって未知であること
            を最大限生かすのが特徴なのに、新しいウイルスを踏んだらセーフ、既知のウイルスはアウト、
            というのは、「酒に酔った上での暴言や暴力は不問」と言うような例外の設定に似ている。
            現実的でない例外が、浸透する情報社会のリスクを担保するメリットになるとは思えない。

            私物PCに流出させるしかなかった、といわれたら否定したいのが経営者の心理として理解できるが、
            今では、一家に一本ネットワークが通っていて、私物PCではゲーム・ネットなど色んな目的がある、
            ネットの範囲も草の根BBSなんてレベルではなく全世界に拡大している。
            一昔まえなら私物PCがあってもネットに繋ぐ事もなく、私物PCは仕事を延長するための道具、
            そんな考えが出来たかもしれないが、いまやPCは子供からお年寄りが使うために、
            家族が勝手に使って漏洩するというリスクだってあるのだから、
            公私混同を許した環境の責任を問う事も必要だった。
            新しいウイルスだからセーフという、曖昧な線引きで不問にした事が不安。
            親コメント
            • Re:なんだか (スコア:2, すばらしい洞察)

              by xan (25964) on 2006年10月21日 19時12分 (#1042061) 日記
              >個人の責任だとするのは引っかかる。

              しかし漏らされたほうとしては、流出した経緯なんかどうでも良い、情報は公務で集めたんだから国が責任取れ、ってのが却下されたってのは厳しい気がするんですけど、その辺どうなんですかね?

              集めた奴が責任取らないつもりならそんな奴には情報教えられません、ってのはアリなんでしょうか。結局誰に責任があることになったんだろう。
              親コメント
              • Re:なんだか (スコア:4, すばらしい洞察)

                by Anonymous Coward on 2006年10月21日 19時50分 (#1042082)
                >情報は公務で集めたんだから国が責任取れ、ってのが却下されたってのは厳しい

                相手が公務だから提供しているもの、せざるを得ないものってありますね。
                そういう情報に対して、公務の側が「ルールは敷いていたが個人が勝手にやったことだ、
                当事者に対して減給程度の罰則は行ったので責任は果たした。」
                で済ませてしまう道をあまりにあっけなく認めてしまった。

                >集めた奴が責任取らないつもりならそんな奴には情報教えられません

                住基情報とか、国勢調査とか、個人の不適切な取り扱いで漏洩した際に、
                充分な保障や回収などの対策ができるはずの組織が責任を放棄可能というのは都合良すぎです。
                国政に必要という理由だから提供したのに、私物PCに流出させた杜撰管理の責任はないとする、
                そんな態度が認められるなら、提供しないという選択肢もアリなんじゃないでしょうかね。
                今回は、提供者には拒否しがたい力関係があった情報だから、そこが見逃されてる気がします。
                親コメント

あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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