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じゃあこれも、ってことで矢作俊彦インタビュー(Hotwired) [goo.ne.jp]から、ワープロの入力(カナ漢字変換)と編集の両機能について。
矢作はまず、タイプライターの登場で量産作家が生まれて教養が無くても気軽に文章を垂れ流す者が現れた、「タイプライターの発明がまず、文章を標準化し、かつ大衆化した。次にワープロが発明されたことで、いくとこまでいった」と指摘しています。ここで彼はレベル低下を問題にしているけれども、良いように言い換えれば、新技術が言葉を紡ぎ出す労力を大幅に減らした、文章生産が大衆に開放されてその裾野が広がった、ということになります。
続いて彼の作品『あ・じゃ・ぱ!』の製作過程の話へ。私はそれ読んでいないし教養もないから「脱構築」とか言われてもピンとこないんだけど、ワープロをサンプラーや画像編集ソフトのように使いmash-upしつつ書き上げたということでしょうか。「ワープロの検索機能がなかったら、あれは書けなかった」「ワープロが発明されたからできたことだけれども、ワープロが発明されないで、超人的な頭脳をもってこれをやったら」とも。
仮名漢字変換といえば,避けて通れない誤変換ですが, 昔は川又千秋 [bk1.co.jp]みたいな人がいて,「反在士(はんざいし)」だの「夢意識(むいしき)」だのといった素敵な造語をしていたのに, 最近は下らん(ただの)誤変換ばかり,という気はしますな.
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
えー (スコア:0)
ワープロが誕生しても、文化には影響無いんじゃないか。
せいぜい誤変換で遊ぶくらいで、でもそれは漢字変換の話でワープロとは微妙に違うよね。
Re:えー (スコア:1)
パソコンを買ったことをきっかけに小説を書くように
なったそうですね。
また、京極夏彦さんのように DTP ソフトウェアで
執筆する方もいます。
こういったツールの存在が何かを生み出したってことで
いちおう文化との関わりもあるんじゃないかと
個人的には思いますね。
技術と文化 (スコア:2, 興味深い)
じゃあこれも、ってことで矢作俊彦インタビュー(Hotwired) [goo.ne.jp]から、ワープロの入力(カナ漢字変換)と編集の両機能について。
矢作はまず、タイプライターの登場で量産作家が生まれて教養が無くても気軽に文章を垂れ流す者が現れた、「タイプライターの発明がまず、文章を標準化し、かつ大衆化した。次にワープロが発明されたことで、いくとこまでいった」と指摘しています。ここで彼はレベル低下を問題にしているけれども、良いように言い換えれば、新技術が言葉を紡ぎ出す労力を大幅に減らした、文章生産が大衆に開放されてその裾野が広がった、ということになります。
続いて彼の作品『あ・じゃ・ぱ!』の製作過程の話へ。私はそれ読んでいないし教養もないから「脱構築」とか言われてもピンとこないんだけど、ワープロをサンプラーや画像編集ソフトのように使いmash-upしつつ書き上げたということでしょうか。「ワープロの検索機能がなかったら、あれは書けなかった」「ワープロが発明されたからできたことだけれども、ワープロが発明されないで、超人的な頭脳をもってこれをやったら」とも。
Re:技術と文化 (スコア:1, 興味深い)
(それでも、校正でも見つからなかった禁止文字の使用があったとか。)
今ならもうちょっと効率のよい方法もあるのかな。
Re:技術と文化 (スコア:1)
仮名漢字変換といえば,避けて通れない誤変換ですが, 昔は川又千秋 [bk1.co.jp]みたいな人がいて,「反在士(はんざいし)」だの「夢意識(むいしき)」だのといった素敵な造語をしていたのに, 最近は下らん(ただの)誤変換ばかり,という気はしますな.