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オーストリアから「オーストリー」へ表記変更」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward
    http://ja.wikipedia.org/wiki/オーストリア [wikipedia.org]
    あいかわらず対応が早いですね。
    現地の発音的には「エースタライヒ」が近いのだそうで。
    • by Zamora (9140) on 2006年11月15日 14時47分 (#1058531)
      >現地の発音的には「エースタライヒ」が近いのだそうで。

      ダウト。

      日本語の発音は、発声・聴取ともに個人によりばらつきを許す構造なので、
      「○○に近い」ってのはたまたまその人がそれに近い発音をしていた程度のものでしかなく、
      あんまりあてにならない。

      ...ことが多い、くらいにしとこう。;-)

      #オランダ語の「g」やドイツ語の「ch」や、フランス語の「r」なんかもそうか?

      変に発音でがんばって現地語人ですら聞き取りにくい発音をしてしまうより、
      むしろ現地語をそのままローマ字読みして読み下すくらいした方が通じるものだそうですよ。
      この場合はウムラウトなんで微妙ですけど、これ [wikipedia.org]を見たらとても「エー」とは言えないなあ。
      親コメント
      • by Zamora (9140) on 2006年11月15日 15時39分 (#1058584)
        #あとで読み返してたら揚げ足取りっぽくなってたので自己フォローしますわ(_ _;)

        「現地の発音的には○○に近い」

        と一口に言っても分解すると

        「現地の発音的には○○に聞こえる
        「現地の発音的には○○と言うと通じる

        の2つがあると思ってます。
        要は現地語に合わせたつもりが上の2つの違いから全然違う発音を生み出すこともままあるわけで、
        近さ云々は気にしないことの方がうまくいくんじゃないかなあ、なんて。
        親コメント
        • >「現地の発音的には○○と言うと通じる」

          阿川弘之氏の本に曰く「切符買うのにウエストケンジントン言うても通じりゃせんのじゃ。上杉謙信言うたったら通じるんじゃ」

          その話をうろ覚えのまま英国に行って「武田信玄、一枚」と言ってしまう人がいるとかいないとか。
      • by Ryo.F (3896) on 2006年11月15日 17時55分 (#1058700) 日記
        > 日本語の発音は、発声・聴取ともに個人によりばらつきを許す構造なので、

        よく知らないので、教えて欲しいんですが、
        日本語以外の言語(の多く)は、発声・聴取ともに個人によりばらつきを許さない構造なんですか?

        > 変に発音でがんばって現地語人ですら聞き取りにくい発音をしてしまうより、
        > むしろ現地語をそのままローマ字読みして読み下すくらいした方が通じるものだそうですよ。

        それこそ「ダウト」だなあ。
        ただ、変に発音で頑張ってしまうと、現地語が喋れると思って、
        まともに現地語で答えられてしまって、かえって難儀する、
        ってことは実体験としてあります。
        喋れないなら喋れないように振舞った方がいいってのはその通りかも。
        親コメント
        • > よく知らないので、教えて欲しいんですが、
          > 日本語以外の言語(の多く)は、発声・聴取ともに個人によりばらつきを許さない構造なんですか?

          すいません。確かに脇の甘いツッコミをしてしまったと自分でも反省しています。(_ _)

          一応表音文字とされる日本語のひらがなカタカナにおいて、
              「ら」行が人によってあるいは単語によってl音だったりまたr音に近かったり、
              「が」行が鼻濁音だったりそうじゃなかったり、
              「ん」が-nだったり-ngだったりする、
          そうした文字と実際の発音の対応が「割と」緩い、という実勢をイメージしてのつもりでした。
          #で、他の言語だとその対応付けが強めであるという前提で言ってます。

          あと、音素自体が他言語と比べて少ないので、発音の揺らぎを音素各個がカバーしうる
          範囲が広いということも念頭に入れてました。

          「むしろ~」以下も、反例としてのみのつもりで、どっちが優勢とは言えないとも理解してます。
          大変お恥ずかしい。

          #色々とはずかしいけどちゃんとIDで。
          親コメント
          • それはつまり、たとえば英語ネイティブの人が英語以外の単語の発音を聞いて英文字で表現するときのほうが、
            日本語ネイティブの人が日本語以外の単語の発音を聞いてカタカナで表現するときより、
            ばらつきが小さいということなのでしょうか?

            あと、音素の数が少ないほうが、文字で表現したときのばらつきが
            小さくなるような気がするのですが、そうではないのでしょうか?
            似たような音素がたくさんあるほど、選ぶ音素が人によってばらつきそうです。
      • たまたまその人がそれに近い発音をしていた程度

        もう5年以上前ですが、職場にいた中国系オーストラリア人は、オーストラリアを「すとれいりあ」だか「すとれいりあ」と発音していた気がする。
        いや、中国系オーストリー人だったかな?

      • 常識的に考えて、「『エースタライヒ』が近い」という記述の意味するところは、
        「『エースタライヒ』と言えば通じる」とか「どんな日本人にも『エースタライヒ』と聞こえる」とかいったことではなく、
        単に「日本語の発音で表せば『エースタライヒ』が近い」というだけのことだと思います。
        「エースタライヒ」の他にも近い表し方があるだろうということさえ否定していません。

        それを「ダウト」とまで言い切るだけの理由が何かあるのでしょうか?

        日本語で外国語の発音を説明するのに日本語の発音を使うのは有効な手段だと思いますし、
        それが無意味な情報だとは思いません。
        当然のことながら、外国語の学習には不十分な手段だとは思います。
      • >日本語の発音は、発声・聴取ともに個人によりばらつきを許す構造なので、

        ダウト。

        すべての言語は、発声・聴取ともに個人的なばらつきを許容します。
        そうで無い言語は地球上に存在しません。

        同一人であっても常に同じ発声をすることはありません。

        現地の発音がどうなのかは知りませんが,『エ』と『ラ』のアクセントを強調する目的であれば
        「エースタライヒ」は割と良い近似表記でしょう。 
        日本人なら誰でも自然に『エ』と『ラ』を強調する発音になるはずです。
      • エスタライヒが一番近いと思います
        (オーウムラウトはオの口をしながらエと発音します)

        Max MangoldのDuden Aussprachewörterbuch辺りが参考になりますよ。

        • 「イヒ」が言いづらいので、日本語では「化」にしてさらに略して欲しい。

          エースタラ化~、エスタラ化~

にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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