「モーツァルトの楽譜全集をオンラインで無償公開」記事へのコメント

「楽譜」の著作権ってどうなってるのだ？

[Anonymous Coward]

曲そのものとは別なのか？

Re:「楽譜」の著作権ってどうなってるのだ？

[Anonymous Coward]

良く知らないけど、悪筆で読めない手書き楽譜を「解読」したり、作曲家独自の省略記法を「解釈して変換」したり
といった、知的作業が行われることはありますね。モーツァルトの場合には結構キレイに書かれているといわれて
いますが、レクイエム [wikipedia.org]みたいに、死の直前まで書いていたり、未完成部分に他者の手が入っていたり
するものは作業が多いと思います。

それが、著作権法のどの条文で保護されるかどうか、素人には良くわからんですけど、「校閲」というのは音楽や文学
ではそうなっているっぽいです（準拠法はオーストリアの著作権法なのかな？）。

関心があるので、詳しい人の解説に期待

Re:「楽譜」の著作権ってどうなってるのだ？

[Anonymous Coward]

ブルックナーのノヴァーク版とかハース版っていつ著作権が切れる計算になるんだ。

Re:「楽譜」の著作権ってどうなってるのだ？

[alp (1425)]

Haas 版はもう切れているかも (戦時加算絡みでよく分からない)。いずれにせよ、そのあたりです。Nowak 教授は 1991 年に亡くなっているので、そっちのほうは当面先と言うことになります。

Re:「楽譜」の著作権ってどうなってるのだ？

[Anonymous Coward]

ハース氏はドイツ人だから、戦時加算は関係ないのでは？

Re:「楽譜」の著作権ってどうなってるのだ？

[alp (1425)]

著作物に適用される著作権法は、必ずしも著作者の国籍対象国と決まるわけではありません。ブルックナーの自筆譜はウィーンの図書館にあり、ドイツによるオーストリア併合は 1938 年なので、非常に微妙。オーストリアってどういう扱いなんでしたっけ。一応枢軸国扱いではないはずですけど。