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宇宙戦艦ヤマトの外観は著作物ではない?」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2006年12月29日 23時43分 (#1084587)
    と受け取れるような判例は、いくらなんでもマズイのでは。

    判決文を読んでいないので、わかりませんが。

    僕の常識感覚だと、戦艦が空飛んで、波動砲が付いた時点で既に「さらば~♪」という感じですが。
    • 逆に、著作権法の前文や万国著作権条約が出来た背景にある、「著作物」に対する本来の精神=「著作者の適切な利益確保と著作物の再利用の調整により、文化を発展させる」ことに忠実な判定を行っただけで、
      数多くある著作権の濫用を戒め、二次著作物を著作権者がコントロールする範囲を限定したという意味で画期的な判決だと思いますが…。
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    • by Anonymous Coward on 2006年12月30日 3時23分 (#1084669)
      >僕の常識感覚だと、戦艦が空飛んで、波動砲が付いた時点で既に「さらば~♪」という感じですが。
      私も同じ感覚ですね。
      おまけに大ヤマト2のイベントに「ショックカノンチャンス」ってネーミングが設定されています。
      ヤマトのショックカノンはアルカディア号のパルサーカノンと並んで松本アニメの主要メカなのですから、これを「宇宙戦艦ヤマト」とは別物であるとは絶対に言えないはずです。
      そこを論点にしていなかったなら原告側のミスですね。
      担当者や弁護士の中にヤマトに思い入れを持っている人がいなかったのでしょう。

      デザインの基本的なアイディアについては日本国内のSFメカのなかにも類似したものがあります。
      『海底軍艦』の轟天号なんかは戦艦が飛行し主砲が艦首にありますし。
      『惑星大戦争』の轟天となると宇宙へ飛び艦首から特殊爆弾を発射しますが、この作品は「宇宙戦艦ヤマト」放映後の制作ですし、当時のガキどもは東宝がヤマトのマネをしたと思っていましたから、アイディアそのものは作品間で互いに影響を及ぼしあっていると考えることも出来ます。
      その上で、あのパチンコ台の絵柄を検討してみた場合にこれを「宇宙戦艦ヤマト」のメカとキャラクターとは似て異なるものであるとはとても言えないと思います。

      で、思いっきり大胆に想像を巡らすというか限りなく妄想なのですが、この裁判官、もしかしたら原告被告双方が納得出来ない様な判決を出して結論を上級審にぶん投げてしまったのではないでしょうか。
      そもそも権利関係が関係者に必ずしも納得されていない状況では知財高裁で審理し最終的に確定させるのが最も妥当であるはずです。
      東京地裁が審理した著作権訴訟の控訴審は自動的に知財高裁に廻されます。
      http://www.ip.courts.go.jp/aboutus/jurisdiction.html
      東北新社がこのまま引き下がるとは思えませんので個人的には第二ラウンドを楽しみにしています。
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      • >ヤマトのショックカノンはアルカディア号のパルサーカノンと並んで松本アニメの主要メカなのですから、これを「宇宙戦艦ヤマト」とは別物であるとは絶対に言えないはずです。

        だーかーらー。
        松本零士本人が関わってるんだから、アニメじゃなく漫画由来ってことで、なんでもOKだってば。
        松本零士はアニメだけの人間か?
    • 裁判官は悪くない…
      だって日本の民事訴訟は当事者主義ですから…
      親コメント
    • ×空(そら)
      ○宇宙(ソラ)

弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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