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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
破壊した残骸は (スコア:2, すばらしい洞察)
デブリが飛んでると危ないらしいし。
Re:破壊した残骸は (スコア:5, 参考になる)
F-15から、ASM-135という対衛星ミサイルを発射。
高度555kmの軌道上にあった太陽観測衛星P78-1を見事撃破。
そして、少なくとも250のデブリが発生しました。(レーダー観測された数と思われます。)
全てのデブリが大気圏に突入し消滅したのは1997年とされていますが、観測にかからない小型のデブリは空気抵抗が少ないため、20年ぐらいは残ると思われます。
アメリカでは、デブリの問題及び予算その他の問題により、衛星攻撃実験はこの1回で終了しています。
今回中国が撃破した標的衛星は、高度860kmです。
アメリカの時より、遙かに長い間デブリとして軌道を占有するはずです。
これは宇宙開発国として、非常に無責任な姿勢と言えます。
ちなみに、国際宇宙ステーションは高度400kmの軌道にあります。
今現在、直接的な危険は無いわけですが…
Re:破壊した残骸は (スコア:2, 参考になる)
組織図を見ると分かるが、宇宙開発関係も国防科学技術工業委員会とかいう
軍関連組織の傘下にあって、特に軍事関連は共産党人民解放軍の下にある。
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/stfc/stt040j/0407_03_feature_ar... [nistep.go.jp]
Re:破壊した残骸は (スコア:0)
「文民統制だから自衛官より俺のほうが格上」と思っている官僚とか。
文民統制の文脈において、「官僚」と「文民」は全く別の存在でございます。
Re:破壊した残骸は (スコア:2, 興味深い)
http://weapons-free.masdf.com/air/usa/asm135asat.html [masdf.com]
・アメリカが開発した、ソビエト連邦の人工衛星を破壊するための空対衛星ミサイル。
二段式固形ロケット+自律誘導です。
ただ今回の中国の味方をする気は毛頭ないですが、アメリカも非公開で色々やってそうです。。。
「ミッション内容非公開で打ち上げられるサターンロケット」
「(機能が発表された)衛星質量に対して不釣合いに打ち上げ能力の大きいロケット」
「スケジュール非公開で突然打ちあがるシャトル」
などを笹本祐一氏他の著作で読んだことがありますので
まだ露見していないだけで色々やってる気がします。
#当時のロケット打ち上げ回数は冗談みたいな数ですし。
アメリカ/ソ連がやっていた当時は技術的に検知できないだけだった可能性もあります。
また、既にノウハウを取得している(からやらない)という見方もできるわけで、
今回の行為は以前フランスが強行して非難を浴びた核実験とある意味似ている気がします。
(フランス製品の不買運動とかはどうなったんでしょうかねぇ…)
#まぁ検知されることを知ってだろうに今やる神経は…orzですが
プラネテス+エリアルファンのAC
Re:破壊した残骸は (スコア:0)
>「(機能が発表された)衛星質量に対して不釣合いに打ち上げ能力の大きいロケット」
>「スケジュール非公開で突然打ちあがるシャトル」
それ全部、笹本氏の著書の中でもフィクションのSF小説の方でしょ?
Re:破壊した残骸は (スコア:0)
は笹本さんですが、フィクションではなくロケット打上げ取材紀行の方でかかれてました。
残り2点はハードカバーの軍事の航空開発関係の本でまとめて触れられてました…詳細覚えてませんorz。
Re:破壊した残骸は (スコア:1, 興味深い)
衛星に命中させるなんて高度な技術もいらないだろうし。
Re:破壊した残骸は (スコア:0)
ん?
小型の方が空気抵抗の影響は大きいのでは?
Re:破壊した残骸は (スコア:0)
Re:破壊した残骸は (スコア:1)
別人ですが、当然密度は同じと仮定しての話だと思います。
大きなデブリと小さなデブリの話をしていて、
サイズが違うけど質量は同じなんて想定は普通しませんよね。
「弾道係数」でググることをお勧めしますが、
小さいデブリの方が慣性力より空気力が勝って早く落ちる、
というのが一般論です。
Re:破壊した残骸は (スコア:0)
Re:破壊した残骸は (スコア:0)
結局上位会社から話を通してもらって解決したけれど……。やっぱり航空宇宙分野の話って一般には理解しにくいのだろうかとちょっと思った。
#オフトピック&チラシの裏なのでAC