これに対する反論は、「こちらとしては、皆さんの邪魔をするつもりはありません。 ただ Linux にあらゆるデバイスの GPL ドライバを用意することを目指しているだけです」と、なかなか説得力があります。
ごめん、どこに説得力があるのかわからない。 theo は、「仕様書を公開しなくてもFree UNIXのドライバを用意してもらえる」という流れになるのが嫌だと言っているんでしょう?その立場からすれば、「Free Linux Driver Development 」キャンペーンは邪魔な活動でしかないと思えますが。
まあ、考え方の違いでしょうが (スコア:3, すばらしい洞察)
theo は、「仕様書を公開しなくてもFree UNIXのドライバを用意してもらえる」という流れになるのが嫌だと言っているんでしょう?その立場からすれば、「Free Linux Driver Development 」キャンペーンは邪魔な活動でしかないと思えますが。
NDA下でGPLドライバを書くとなると、ソースコード中のレジスタマップとか、フラグの名前とか、動作状態のコメントをごっそり省かないといけないんじゃないでしょうか。個人的には、そんなメンテしづらい物をGPLで公開しても意味無いとしか思えません。
なんちゃってプログラマ?
Re:まあ、考え方の違いでしょうが (スコア:1, 興味深い)
廻りに迷惑を掛けずに理想論の世界で生きたければ、人間界から隔絶した仙界に行くしかないでしょ。そういう道を選んだ仙人様が人間のやることに文句をいうのは、筋違い。人間が仙界に手を出したならともかく、人間が人間界で勝手にやってることで仙界に影響が出ようが出まいが、人間の知ったことじゃありませんよと。
ってうか、そもそも Linux の存在自体が、BSD にとっては活動の邪魔でしょ。Linux が興隆し始めた頃の BSD コミュニティはそんな雰囲気に溢れてた。その BSD が、ドライバごときで何を今更。このさい、Linux は邪魔な存在です、ぐらい言いきっちゃえば神なのに。あ、仙人から神になったんじゃ、格落ちですか。
Re:まあ、考え方の違いでしょうが (スコア:1, すばらしい洞察)
Linux陣営:
・NDAの元で仕様書を見てGPLなドライバを書く。
・メンテナンスできなくて困る。
BSD陣営:
・Linux陣営のドライバから仕様を推測してBSDLなドライバを書く。
・メンテナンスできなくて困る。
Theo の方式が達成された場合
Linux陣営:
・公開された仕様書を見てGPLなドライバを書く。
・BSD陣営からドライバをパクってくる。
・メンテナンスできる。
BSD陣営:
・公開された仕様書を見てBSDLなドライバを書く。
・メンテナンスできる。
Re:まあ、考え方の違いでしょうが (スコア:1)
それに、関係者のピラミッドで一番多いであろう「一般ユーザ」が望むことは
「ドライバが使える」ことですからね・・・。
それがベンダが提供・管理するものであっても全く問題ないわけです。
--- (´-`)。oO(平和な日常は私を鈍くする) ---
Re:まあ、考え方の違いでしょうが (スコア:1)
「ドライバが使える」ではなく「使いたいデバイスが (問題なく|安心して) 使える」では。ユーザが求めるのはドライバが動作することではなくデバイスが動作することなのですから。
で、NDA 契約を取り交わした開発者がリリース後 1 年ちょっとで不慮の事故で亡くなったりした場合、そのドライバはメンテナンスされ続けるのでしょうか。ベンダが「もう生産終了したのでこれ以上資料は出せない」などと言ったら「十分なサポートが得られない」からあっさりサポートを打ち切るのではないかという疑念は消せないでしょう。
そういった点も Theo が吼えている理由なのではないかと思います。
ま、それでも、まずドライバが増える方向はいいと思います。最初から完璧な理想を望んで一歩も進めないよりは。たとえそれが no-GPL なベンダ提供バイナリドライバでも。