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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
食の安全より儲け優先の企業ってわかっちゃったからなあ… (スコア:-1, フレームのもと)
Re:食の安全より儲け優先の企業ってわかっちゃったからなあ… (スコア:5, 興味深い)
カンタンに「味」を変えるわけにはいかないということを,(*今はまだ* BSE が見つかっていない) オーストラリア等の肉に切り替えるのとか,他との差異とかとの判断した結果なのでしょうから。その経営判断が,「儲け」のために,正しかったのかどうかは,実際の需要によるだけのことですね。
# この話題になるとしつこいかもしれませんが,「安心」と「安全」は別のこと
"Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
Re:食の安全より儲け優先の企業ってわかっちゃったからなあ… (スコア:1)
一部の吉野屋ファンが殺到し、それをマスコミが取材し
米国産の安全性について疑問を持つことは無いといった印象になってしまうのは
「食べなきゃいいでしょ?」というだけの問題じゃないと思いますが
Re:食の安全より儲け優先の企業ってわかっちゃったからなあ… (スコア:1)
全ての食品は健康に益があり、また害もある。
踊るあほうに見るあほう。
恐いから食わない人、リスクを承知で食う人、関係なしに食う人、
自分だけは。。と食う人、マスコミや宣伝を信じて食う人。
すべては「Your Own Risk」
民衆はバカなので、政府がしっかり監視と保護と指導を行うべきですか?
# 今日は久しぶりに吉野家の牛丼食ってきました。おいしかった。
# 家のほうには、仕事中に電文「ニイタカヤマノボレ0301」と作戦決行を伝えておきましたが、
# 「つゆだく」を忘れたのが悔恨の極み。
# 盛況で、向かいには生後数ヶ月の赤ちゃん連れの夫婦が仲良く牛鮭定食を食ってました。
# 客の注文はほとんど牛丼でした。
Re:食の安全より儲け優先の企業ってわかっちゃったからなあ… (スコア:2, 興味深い)
BSEだけでは無いのですよ?
成長ホルモンを使って牛を育てて、出荷を早めています。
特に日本では成長ホルモンについての報道は全くされていなく、
未来にどんな影響が出るのか全く分かりません。
消費者だけでは食の安全は守れません。
牛脂のような形で全く見えない形で受け入れざるえない状態になるので
完全回避は出来ないのです。
Re:食の安全より儲け優先の企業ってわかっちゃったからなあ… (スコア:2, すばらしい洞察)
(以下略)
客観的な観察からすれば,少なくとも BSE の危険性は
「日本国産」の方が上なのでは.
# 全頭検査の有効性は「即効性毒物処理」と同じレベルでしかない.
Re:食の安全より儲け優先の企業ってわかっちゃったからなあ… (スコア:5, 参考になる)
全頭検査は非科学的なのは知っています。
*ただし*20ヶ月以下の牛の場合に安全と言われているだけです。
アメリカでは個体管理されていない牛を加工工場に出荷に
加工された肉質を見て年齢判断し、それをコンテナ詰め。
そのコンテナを開いて係員が危険部位が入っていないかを
確認している状態です。
(コンテナに山盛りになっている肉に危険部位が混入
していないかってどうやって分かるのでしょうね?)
それに引き換え国内は完全な個体管理を行い、
全頭検査をして安全性を確認していますよ。
国内牛では従来背開き加工されていた牛を逆にして
危険部位とされる背骨からの影響を抑えたりしてますよ。
どこが国内産牛肉の方が危険なのか全くわかりません。
*スコア3も付けたモデレータ含めて勉強しなおした方がいいですね。
Re:食の安全より儲け優先の企業ってわかっちゃったからなあ… (スコア:1)
>「日本国産」の方が上なのでは.
こういうことかくなら根拠もかけ。
Re:食の安全より儲け優先の企業ってわかっちゃったからなあ… (スコア:0)
Re:食の安全より儲け優先の企業ってわかっちゃったからなあ… (スコア:0)
ですよね.
世界的な観察からすれば
「飼育頭数の割に発症まで至らしめた牛の比率が異常に高い」
のも日本です.
ひどく第三者的な目で見れば,BSEについて,国内で行われている管理は
「米国と同程度の管理をしている」
と評価されるのではないかと思いますが.
Re:食の安全より儲け優先の企業ってわかっちゃったからなあ… (スコア:1, 興味深い)
> 未来にどんな影響が出るのか全く分かりません。
最近の子供の発育のよさといったら…。
Re:最近の子供の発育のよさといったら…。 (スコア:0)
Re:食の安全より儲け優先の企業ってわかっちゃったからなあ… (スコア:1)
suexec さんのいう「正しい」かどうかは分かりません。
> BSEだけでは無いのですよ?
BSE だけではないのは承知ですが,一番話題になっているのは,それです。
勿論,エサやクスリといったもの,肥育方式,国でも地域でも業者でもそれぞれに違いはありますね。
> 特に日本では成長ホルモンについての報道は全くされていなく、
一般のマスメディアではそうかもしれませんが,知ろうと思えば知ることはできますね。現に,suexec さんも知っている。
BSE がヨーロッパで大騒ぎになっていたときでさえ,せいぜい日本国内では「無関係」とするような報道ばかりでした。
牛肉ではありませんが,例えば,トランス脂肪酸の話が日本のマスメディアによる報道で散見されるようになったのは,ごく最近のことです。ジアシルグリセロールに,がんのプロモーターとしての疑いがある話は,もっと見かけません。
でも,興味を持って見ていれば,これらの話も知ることはできるはずでしょう。
> 牛脂のような形で全く見えない形で受け入れざるえない状態になるので
> 完全回避は出来ないのです。
「見えない形」で食べているものもたくさんありますね。外食で食べるもの,加工食品,何が入っているのやら?
# シューマイ弁当を買って,そのラベルに「材料: シューマイ」とか書いてあったりすると…。
輸入野菜・果物の残留農薬や防疫のための薬品処理は,多少話題にもなりますが,ならば,日本国内産の野菜等にどんな処理がされているのか。わたしはトマトが好きですが,店頭で知ることができるのは,せいぜい「桃太郎」「ファースト」とかいう余りにも大雑把な分類と「○○県産」くらいかと。最近一部で提供されるようになった「トレース情報」とかでも,コメの袋にもあったりするような農家の方の写真や名前,それに「○○というクスリは使っていない/いる」とされていることくらいでしょう。
で,危険性があるのは,米国産牛肉だけですか?
オーストラリアなら「安心」? 日本産なら「安心」?
日本のウシが食べているエサ,投与されるクスリであっても,「100% の安全」はありませんね。
日本のコメは,「100% 安全」ですか?
BSE の話だけにしても,オーストラリア産では *まだ見つかったとされた* ことはないだけです。
日本は既に「発生国」ですね。対策は色々なされていますが,「検査限界」がある (のに,それを超えてもまだ「検査」している) のも,当然のことだと。
# ハンナンやフジチクの事件報道があったのは,そんなに昔ではありませんね。
# 病牛がただ捨てられるわけではないことだって,当時の関連報道にもあったと記憶していますが。
「安心」で,おいしくて,しかも安くて,いつでも手に入る,そんなものはないでしょう。
「安心」じゃない,(じぶんが) 食べたくない味がする,なのに,より値段が高い,のだったら,単に売れないだけでしょう。
「安全」には,コストがあります。「おいしい」にも,コストがあります。
「安心」には,もっとわけの分からないほどのコストが必要です。
何をどう評価する,ということまで,じぶんで出来ないのであれば,誰かに全て任せるしかありませんが。
> 消費者だけでは食の安全は守れません。
そうですね。
でも,吉野家の牛丼を食べることを国家に強制されているわけではありません。牛肉を食べることだって,誰も強制していません。
明治初期までの 1200年間,日本に住んでいた人達は獣肉をほとんど食べなくたって暮らしてきたわけですし。今更,獣肉を食べることをやめろと言われたら,トリプトファンやフェニルアラニン,チロシンを他の食物からどうやって摂るか,と,困るでしょうけれど。
食べることでリスクが増すかどうか,それはコストに見合うのか,それをどう評価するのか,ということではありませんか?
明らかに多くが「毒」ならば,それは「食品」として成立しないのは勿論のことです。その評価を一消費者が行なうのには無理があります (食品以外でも同じこと) から,国家なり企業なりが責任を持った上で,それなりの専門家による検証が必要とされるわけですよね。専門家でも責任者でもない人間には,その検証自体を行うことはできませんが,知ることができることは知り,考えられることは考えて,じぶんで彼等の「判断」を,盲信することなく,評価することはできるでしょう。
わたしは,現時点で,米国産牛肉が「毒」だと判断するのかどうか,あるいはオーストラリア産だの日本産だのを「安心」と思うのかどうかは,個々人の考えに拠る,というだけで充分だと思います。
# 「産地偽装」とかされたら,判断のしようもないかもしれませんが,これはまた別の話。
"Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
Re:食の安全より儲け優先の企業ってわかっちゃったからなあ… (スコア:1)
しまった点に関してはお詫びします。
確かにご指摘の通り、食品にはどれもある程度のリスクはあるでしょう。
ただ、どれも多かれ少なかれリスクがあるんだし、諦めましょう的な
流れになっているのにはどうも腑に落ちなかっただけです。
食べなきゃいいでしょう。自己責任といった形で選択肢がある状態なら
いいのですが米国産の牛肉のリスクについてほとんど報道もされなくなった今だから
こそ、解決しなかったリスクについて語る必要があると思いました。
米国産でも構わないといった流れになると選択肢が無くなり、更に
知らない形で口に入れてしまう事も多くなる危惧を持っています。
アスベストのようにコスト優先で使い続け、後でツケを払うような事には
なりたくは無いので、今後の方針を政府がきちんとやって欲しいだけね。
米国産牛肉は毒ではありません。
ただ他の生産国の肉よりリスクが高いという事については事実だと思っています。
#マックのフライドポテトも食べなくなっちゃいました。結構好きだったのに
Re:食の安全より儲け優先の企業ってわかっちゃったからなあ… (スコア:1)
> しまった点に関してはお詫びします
こちらこそ,重箱の隅というかドクダミの実のようなというか,くどくて,すみません。
知る範囲では,たしかに,米国の農業については商業主義・生産性重視な傾向ばかり,目にしますね。
かつて『怒りの葡萄』で描かれた土嵐に象徴される土地の荒廃 (表土喪失,それに塩害) を招くような傾向は,未だに改まらないようです。世界の多くの国々に食糧を供給している立場,また,廉売することで他の国の農業にも影響を与えていることを考えれば,自然を収奪しての無理な生産は,或る意味無責任であるとも。
> ただ、どれも多かれ少なかれリスクがあるんだし、諦めましょう的な
> 流れになっているのにはどうも腑に落ちなかっただけです。
単に諦めてちゃいけないですね。それは,「盲信」によるパニックと正反対に見えて,「思考停止」ということでは同じでしょう。
# ヒトは (幸か不幸かわかりませんが)「知恵」を持つことが可能なのですから,その能力を使うことは当然でしょう。じぶんの,他のヒトの,他の生き物のためにも。
米国の企業やその政府であっても,日本であっても,また,個人個人にしても,できることもしないで「仕方が無い」とは言えないと。
「リスク管理」とかいうことばは,しばしば指導者だのコンサルタントだのが使うマヤカシだったりもしますが,メリットもある・デメリットもある,リスクは避けたいけれどもそれにはコスト (お金や時間だけでなく) がかかる,それは承知で,じぶんで見て考えて行動できることは,そうする。この場合,必要なのは,知ることができる,発言や行動ができる,ということです。「権利」としても「能力」としても。
国家なり企業なり専門家なりマスメディアなりが嘘をつく,とまでは言わなくとも,可能な情報提供を行なわなかったり,検証可能な危険を放置している/していたときに,いち民草に「自己責任」を押し付けるのは,それこそ無責任でしょうね。
でも,彼等がそういう無責任に陥っていないのかのチェックについてまで,民草に何の判断能力や責任も無いと思うほどに絶望したり諦観したりはしていません。じぶんも含めて,「もうちょっと,ちゃんと見て,考えて,動いて」と思います。
"Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson