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海藻から2000万klのバイオエタノールを生産する計画」記事へのコメント

  • C2H5OH (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2007年03月25日 1時52分 (#1131676)
    エタノールって炭素と酸素と水素があればできるぢゃん
    もっと工業的に作れないもんかと思うんですがいかがなもんでしょうか?

    つまり、有機物って炭素と水素を構成元素としているので、例えば水から酸素水素を得れば、有機物と水でエタノール作れないもんかなー?
    どんな化学反応が必要かまではわからんのですけど
    そういう手段をとらずにバイオに走るところを見ると難しいんでしょうか?

    化け学科出身でありながらこの程度の文章しかかけないことに恥じ入って
    • by pongchang (31613) on 2007年03月25日 7時32分 (#1131737) 日記
      木質ガス化→メタノール(→ジメチルエタノール)の系もあります。 コチラの系はほぼ完成 [blogspot.com]。
      しかし、メタノール自動車はグロープラグなどのメンテナンスコストの高さから、天然ガス自動車に駆逐されました(ME百台vs CNG3万台)、その意味からはジャイアントケルプで1970年代から構想されている様に、海藻→バイオガス [nedo.go.jp]→CNG自動車の方が現実的かもしれません。
      能登谷教授はお茶目なのか、宇宙船でアオサを育てる宇宙農業 [blogspot.com](←海苔は農業?!)の専門家だとか、本当は海苔の先生。
      親コメント
    • Re:C2H5OH (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2007年03月25日 2時23分 (#1131686)
      ちょっとオフトピ.
      エチレンに触媒(ニッケル・固体リン酸等)で水を付加させる事で工業的に生産されてますが,
      エチルアルコールは水に幾らでも溶け,また分離する事は不可能なので,どうしても純度が低くなってしまいますね.
      オフトピここまで.

      >つまり、有機物って炭素と水素を構成元素としているので、例えば水から酸素水素を得れば、有機物と水でエタノール作れないもんかなー?
      >どんな化学反応が必要かまではわからんのですけど
      >そういう手段をとらずにバイオに走るところを見ると難しいんでしょうか?
      不可能ではないでしょうが,コスト的な面を考えるとあんまりメリットが無いのでは?
      あとエタノール発酵なんて,酵母に糖与えて嫌気状態にしておけば,どんだけでも出来るので,様々なメリットが大きいかと.

      #生物系で発酵させて実験おシャカにしたので,AC.
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        水とエタノールの分離は超遠心分離で出来るとか言う話を
        聞いたことがあります。

        又聞きで不確かな情報なのでAC
    • Re:C2H5OH (スコア:1, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2007年03月25日 7時46分 (#1131739)
      > もっと工業的に作れないもんか
      いや、これ、エタノールを工業的に作る話ですよ。「生物を利用せずに」という話なら多分できなくはないけど他のコメントにもある通り生物を利用した方がメリットが大きいのだと思う。

      問題になるのは「Cをどこからもってくるか」「反応に必要なエネルギーをどこからもってくるか」「生産効率と経済的コストはどの程度か」あたりなわけで、「大気中のCO2から」「太陽エネルギーを使って」有機物を生産できる植物は、効率と採算の面さえクリアできれば理想的な生産装置になるのでしょう(その「さえ」が困難なんだろうけど)。
      親コメント
    • by tarosuke (2403) <webmaster@tarosuke.net> on 2007年03月25日 12時10分 (#1131793) 日記
      良い触媒があって、材料とエタノールのエネルギー準位の差をどこからか持って来れればね。
      # この場合は触媒は海草の中にある酵素と分解する時に使う酵素が触媒で、投入されるエネルギーは太陽光。
      親コメント
    • Re:C2H5OH (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2007年03月25日 13時24分 (#1131813)
      一番肝心な「エネルギー」をどこから持ってくるかという視点が完全に抜けてる
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      • by Anonymous Coward on 2007年03月26日 15時39分 (#1132341)
        スレ主なんでつが(^^;A
        原子力発電の夜間余剰電力をエタノール合成のエネルギー源にまわせないかと思うんですよ。

        発電所で作られた電気を電気のまま貯蔵する技術は現在も開発されていません。
        現状では夜間余剰電力は揚水発電 [wikipedia.org]で保存されています。このwikipediaによると効率は70%とのことです。
        この夜間余剰電力の貯蔵方法にエタノール合成を加えることはできないものでしょうか?
        効率は落ちるかもしれませんが、エタノール合成による電力貯蓄には揚水発電にはないメリットがあります。それは運搬が可能ということです。揚水発電の場合山ごと持ち運ぶ必要がありますがwエタノールであれば、容器や管で運搬可能です。
        電気分解による水素を利用するという手段は既に考えられています。
        水素やエタノールを媒体として、発電所で作られた電力を自動車のエネルギー源にすることができるわけです。

        私は有限の化石燃料をただ燃焼させることがもったいなくて仕方がないんですよ。まして石油のような高級な有機物をむざむざと燃やすだけなんて浪費もいいところです。
        それで、燃焼の用途にガソリンを合成することにより、化石資源の浪費を抑えるべきだと思っていました。
        例えば、化石燃料に頼らない方法で得られたエネルギーを利用してガソリンを合成し、エネルギーを備蓄し、運搬して利用する訳です。
        すなわち、ガソリンすなわち石油(OIL)をエネルギー源とするのではなく、エネルギー媒体として利用できないかというわけです。

        ちなみに、ガソリンの合成法は第二次大戦前から存在しています。
        以下のように現在もガソリンに限らずさまざまな液体燃料合成法の研究が続けられているようです。
        環境調和型触媒技術研究開発周辺動向調査 [nedo.go.jp]
        どうも経済性や生産性の問題で研究は進んでいないようですね。

        さて、話は変わりますが、この報告書によるとメタノール合成にはCO,CO2が用いられていますね。
        これらは有機物の燃焼から得ることができます。
        ならば、ゴミ処理施設で萌えるゴミを焼却した際に発生したCO,CO2をメタノール合成に流用できないか?と私は考えるわけですお。

        萌えるゴミをを炭素源とし、原子力発電の夜間余剰電力をエタノールやガソリンを含む液体燃料の合成のエネルギー源にまわし、電力の貯蔵運搬を行う。
        こういう仕組みを作れないかな~?とおもてるんでつけどいかがでしょうか(^-^)b

        もう既に同様のアイデアを発表してる人がいそうなので恥じ入ってAC
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        • ゴミ処理施設で萌えるゴミを焼却した際に発生したCO,CO2をメタノール合成に流用できないか?と私は考えるわけですお。

          オタクたちを焼却したら駄目だと思います。
          #完全に余計なものなのでAC
    • by Diffusional-Mind (4061) on 2007年03月26日 0時05分 (#1132036)
      バイオエタノールの場合は、
      やはり、大気中に放出もしくはその後海水に吸収された
      CO2が植物によって固定化されたものを使用することにあるわけで、
      化石燃料として眠ってる炭素を大気中に放出するよりはましであろうというのが
      今の研究者の主張ではないでしょうか?
      親コメント
    • by Anonymous Coward
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