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私的録音録画小委員会第4回会合、議論は平行線をたどる」記事へのコメント

  • by akiraani (24305) on 2007年06月05日 10時27分 (#1168168) 日記
     まず具体的な被害額を算出しろと言いたい。

     私的録音補償金制度自体は「デジタルコピーによって劣化なしの無限複製が可能になったため、私的録音の範囲内でも著作権者に被害がある」という前提の下に作られた制度のはずだ。
     違法でない私的複製によってどれほど売上が下がっているのか証明できるだけの説得力を持った資料を、推進派は用意する義務があるはずだ。

     ……と思って記事を読んでみたら、こんなこと言ってた

    なお、前回の私的録音録画小委員会では、主婦連合会の河村真紀子氏が「私的複製によって経済的損失が発生するということは、複製がなければ売上が上がるということ。しかし、権利者は私的録音録画禁止による商品の売上増について明確な説明ができていない」と指摘。さらに、権利者は私的録音録画を禁止するつもりはないとしていることから、「実際には私的録音録画によって視聴効果やファン層の拡大し、その結果として利益が得られると考えているからではないか。そうであれば、私的録音録画によって損失があるという理由で補償が必要というのは矛盾している」との意見が述べられた。

     これに対して椎名氏は、「権利者としては補償機能が十分に働いていないことを問題にしている。自らの利益だけを主張して、言葉尻や立場の違いの細部をあげつらうようなことではなく、よりよい落としどころを探る努力を重ねなければ、到達点はない。もう重箱の隅をつつくような議論はやめにしましょう」と反論。

     たぶん一万回会合しても合意到達は不可能でしょう。
    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    • > 権利者は私的録音録画禁止による商品の売上増について明確な説明ができていない

      > 権利者としては補償機能が十分に働いていないことを問題にしている

      「補償機能が十分でない」といいつつ、
      具体的な数字を出すのは「重箱の隅」だからやらないと言う事か。
      つまり、十分かどうかは完全に主観と言う事だな。

      椎名氏には日本の税収の半分ぐらいを差し出せば
      「十分だ」と納得してくれるかもしれないが、
      他の権利者はそれだけでは納得してくれないかも。

      この分だと補償についての議論は天文学的な時間を覚悟した方がよさそうだ。
      その間、補償自体は停めておくのが妥当じゃないだろうか?
      問題を先送りするのは子孫に対して心苦しいが、
      100年や200年の議論で落ち着くとは思えない。
      • 椎名にしても、金欲しいならやるから、欲しい奴は名乗り出ろ
        って感じですね。

        まぁ結局あの場所に居るのは代弁者でしかないから、
        どうにもならんとは思いますが。

    • >私的録音補償金制度自体は「デジタルコピーによって劣化なしの無限複製が可能になったため、私的録音の範囲内でも著作権者に被害がある」という前提の下に作られた制度のはずだ。
      >違法でない私的複製によってどれほど売上が下がっているのか証明できるだけの説得力を持った資料を、推進派は用意する義務があるはずだ。

      根本的な理解が間違ってます。
      そもそも論として「複製する権利は、公的であっても私的であっても権利者のもの」なんです。
      これまで、その権利の一部を制限してきていただけ(アナログの複製なら権利者の権利を不当に害するとまでは言えない)であって、
      その制限範囲を変更しようぜって話ですよ。
      売上げが上がろうが下がろうが、そんなことは本来関係ありません。

      >私的録音録画によって損失があるという理由で補償が必要というのは矛盾している

      そりゃ、主婦連合会が理解したくないからそういうことにしてるだけだもの。

      • 私的録音補償金管理協会(sarah)のHPにある私的録音補償金について [sarah.or.jp]の「補償金制度創設の背景」によれば
        著作権の制限のひとつに私的複製がありますが、近年の録音機器の開発・普及に伴って、音楽などを録音して楽しむ方法が広範に定着し、著作物の有力な利用形態となり、本来著作権者等の受けるべき利益を害しているのではないか、との指摘がされるようになりました。これが私的録音問題です。特に、デジタル機器については、高品質の録音が可能であることから、権利者の利益に及ぼす影響が懸念されました。
        とある。
        これを見る限り、最初から問題になっているのは著作者の利益であって

        そもそも論として「複製する権利は、公的であっても私的であっても権利者のもの」
        なんて話は経緯にも概要にも一切出てきてないようだけど?

        #私的複製は、著作者に被害を与えないからではなくて、公正な著作物の利用に不具合があるから制定された制度じゃないか? 被害がないからOKですなんて理由だけでわざわざ条文化されるとは思えないが……。
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    • これに対して椎名氏は、「権利者としては補償機能が十分に働いていないことを問題にしている。自らの利益だけを主張して、言葉尻や立場の違いの細部をあげつらうようなことではなく、よりよい落としどころを探る努力を重ねなければ、到達点はない。もう重箱の隅をつつくような議論はやめにしましょう」と反論。

      このほか椎名氏は、2004年から2005年までの諸外国における私的録音録画補償金制度の補償金額を日本円で換算したデータを提出。それによれば、ドイツは231億3,900万円で国民1人口あたり281円、フラ

コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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