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ってトコロは大きな違いだよ。
任天堂は半導体はオーダーはするが製造はしていないだろ? だから「買って来た製品に既に特許侵害品が使われていた」って言い訳は成り立つんだよ。
もう一つ大きなものとして、その特許内容そのものを商品の特徴として居るかってのもある。 それだとコントローラーの振動機能ってのは自社商品の売りとなる特徴の一つになり、それを謳って商売すれば、それは他人の権利侵害により利益を得ようとした事に成る。
が、半導体をどういう作り方で作っても、この特許自体がWiiの特徴を定める為に使われているって事は無い。 故に、任天堂がその特許を自らの利益の為に侵害したって見方自体が直接の関係性が無く証明し辛い。とかな。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
新ビジネスモデル(出願中) (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:新ビジネスモデル(出願中) (スコア:2, すばらしい洞察)
「オラオラ!訴訟」かと。
アメリカでの特許の検索が良く分からないので調べてませんが、例によって
牽強付会なんでしょうねぇ。
こういうのは、「著しく公平を欠く」として逆に処罰できないもんなんでしょうかねぇ。
犬が犬であるように、猫でありたい
おそらくこの特許 (スコア:2, 興味深い)
米国特許第5208725号 [google.com]
のようです。
素人目には単なる積層型のコンデンサの構造に見えますが、
見た目単純なだけに、かえって権利的には強い特許かもしれません。
Re:おそらくこの特許 (スコア:1)
それなら、コンデンサ作っている会社に文句言うことであって
任天堂を相手に訴訟ということは無いと思うのですけど
いつの間にか
任天堂がコンデンサから何からパーツ製作も始めていたのならごめんなさい
Re:おそらくこの特許 (スコア:3, 参考になる)
> 任天堂を相手に訴訟ということは無い
アメリカの法律がどうなってるかは分かりませんが、日本の特許法の場合、製造だけでなく、販売も実施になります。
ある製品に使用されている部品が、ある特許を利用していた場合、
部品メーカーが許諾を得ている場合には、そこで消尽してるので、製品メーカーである任天堂が訴えられる心配はありません。
部品メーカーが特許の使用許諾を得ていなかった場合、特許権利者は部品メーカーを訴えるのも、製品メーカーを訴えるのも、あるいは販売店を訴えるのも、どれも自由です。
国によって特許の有無は変わりますから、海外で普通に売られている製品を輸入して国内で販売したら
特許に引っかかって、輸入販売業者が特許の許諾を取る必要が出てくる、というのもたまにある話です。
Re:おそらくこの特許 (スコア:2, 参考になる)
キャパシターメイカーはそもそも関係ないでしょう。
ま、それはそれとして、ある製品に使われている部品が自社の特許を侵害している場合に
その部品を作ったメイカーを訴えるのか、その部品を使ったメイカーを訴えるのかは
訴える側の自由です。一般的には金を取りやすいほうを訴えるんじゃないかな。
で、訴えられた方の対応として、
セットメイカーが部品に関わる特許で訴えられたらどうするかって言うのは
セットメイカーと部品メイカーの間での個別契約なんじゃないかなあ。
Re:おそらくこの特許 (スコア:0)
# 万が一知財権の侵害があったらサプライヤーが払う。
Re:おそらくこの特許 (スコア:1)
その場合でも部品そのものもの製造方法に関わる特許に関する訴訟だったらうちは知らん、部品メイカーの責任であると突っぱねるのありだと思うし。逆に新機能を実現しているような部品の場合は「第三者特許大丈夫だよね?」って言うのは調達の条件として外せないでしょうね。
別のパターンとして部品自体は第三者特許を侵害していないんだけどセットとしては侵害する場合と言うのが考えられます。例えばプレステのデュアルショックのようなものはバイブレーター自体は公知、ゲームコントローラーも公知だったとしても振動フィードバック機能付きゲームコントローラーと言う形で特許を取られてて痛い目にあったんじゃないでしょうか。この場合は部品メイカーにケツを持ち込むのはどう考えても無理筋かと。
Re:おそらくこの特許 (スコア:2, すばらしい洞察)
該当する可能性があるとします。
この場合、同特許に半導体素子がWii専用品なのか、汎用品なのか、
またその素子の供給元との契約により変わってくるでしょう。
今回、任天堂を訴えたというのは、訴えやすいというのもあるでしょうが
おそらく、Wii専用の半導体素子が目をつけられた可能性があります。
特許の主張は、半導体基板上に大容量のキャパシターを形成する方法
およびその構造であるようです。半導体素子内のキャパシターと言えば、
その多くはメモリ素子です。たとえばDRAMは、キャパシターが記憶素子に
なっているため、微細化しつつ如何に容量を稼ぐか、が技術的に追求
されています。
以上のことから推測すると、今回目をつけられたのは、eDRAM搭載の
グラフィック統合チップ"HOLLYWOOD"ではないでしょうか。
この製造はNECエレが行っています(設計は旧ATI)。
だとすると、同じ半導体メーカーが製造しているとされる、XBOX360も
もしかすると・・・。
三軸センサじゃねぇの? (スコア:1, 興味深い)
Wiiだと三軸加速度センサかスピーカーかな。動作原理にもよるけど。
Re:おそらくこの特許 (スコア:0)
なぜなら、たとえば売り上げの1%が被害額に算定されたとしても、最終製品の出荷額の1%と、半導体部品の出荷額の1%では圧倒的に前者の方が大きいですから。っつーか、部品価格の1%(これが2%や3%になっても)では特許ゴロには割が合わないのでしょう。
あと、セットメーカーは結局部品メーカーに対応を要求しますし、部品メーカーもセットメーカーに迷惑をかけないとか、万が一負けると金額が莫大になるとか、早く解決しないと今後のビジネスに影響するとか、そんな理由ですぐに和解にもっていきがちなのではないかと。
それが更に狙われる原因を作るんだと思うけどね。
#くだらない特許で半導体特許ゴロと和解してしまった会社の機器部門にいるのでAC
Re:おそらくこの特許 (スコア:1, すばらしい洞察)
というか随分と皆さん任天堂にはやさしいのにワラタw
Re:おそらくこの特許 (スコア:1, 興味深い)
> というか随分と皆さん任天堂にはやさしいのにワラタw
今回の件は兎も角、
PSの振動特許の時は皆さんSONYに厳しかったですか?
任天堂の場合に限らず、
結局は「ユーザ」が大多数ですから、
数だけ見れば擁護意見に偏ると思いますが、
Re:おそらくこの特許 (スコア:0)
ってトコロは大きな違いだよ。
任天堂は半導体はオーダーはするが製造はしていないだろ?
だから「買って来た製品に既に特許侵害品が使われていた」って言い訳は成り立つんだよ。
もう一つ大きなものとして、その特許内容そのものを商品の特徴として居るかってのもある。
それだとコントローラーの振動機能ってのは自社商品の売りとなる特徴の一つになり、それを謳って商売すれば、それは他人の権利侵害により利益を得ようとした事に成る。
が、半導体をどういう作り方で作っても、この特許自体がWiiの特徴を定める為に使われているって事は無い。
故に、任天堂がその特許を自らの利益の為に侵害したって見方自体が直接の関係性が無く証明し辛い。とかな。
Re:おそらくこの特許 (スコア:0)
>故に、任天堂がその特許を自らの利益の為に侵害したって見方自体が直接の関係性が無く証明し辛い
そんな言い訳も証明も、事実であっても通りませんけど。
あなたがどこの国に住んでるのか知らないけど、すくなくとも日本とアメリカでは通りません。
Re:おそらくこの特許 (スコア:0)
> 任天堂を相手に訴訟ということは無いと思うのですけど
特許とは違うけど、中国製の偽ブランドを輸入して売ってるお店が「ウチは売ってるだけ、作っている会社に文句言え」ってのは通用しません。
「ウチは作ってない、買ってきて使ってるだけ」が通る範囲を明確にしようってのがパテントトロールのエッセンスでしょう。すくなくとも現段階で「訴訟ということは無い」まではいえないと思いますよ。