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元の論文の構成がそうなっている可能性は高いですが, 評価関数ありきの考え方は工学的な発想だと思います.
評価関数を導入しなければ結論づけられない, 最終的な結果が評価関数に依存している, ということが証明されない限り必ずしもそうは言い切れないでしょう.
数学は単純な計算を行うためだけの学問ではないですよ.
万人の認める最低限度のことを公理として導入するだけで, 実はみんなが資意的と思っている論理が自然と出てくる可能性もあります.
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
数学によって決まる? (スコア:1, 興味深い)
まず、
これは必須なわけです。しかもこの二つは数学の範疇ではないわけで。一番キモであるこの二つを決めれば、あとは数学を使ってでも求まるでしょうが、それを「Optimal」「Decided by Math」なんてちょっと公平っぽさを出すためのキャッチフレーズ以上のものはないでしょう。
制御工学で言う最適制御でも同じことだけで、「最適=みんなハッピー」みたいなイメージがあるけど、ようするに「評価関数を極大(極小)にするパラメータを出した」以上のものでなく、最後は、その評価関数がどれだけ実際の社会を同定できてるんかが重要ですよね。
Re:数学によって決まる? (スコア:3, すばらしい洞察)
元の論文の構成がそうなっている可能性は高いですが, 評価関数ありきの考え方は工学的な発想だと思います.
評価関数を導入しなければ結論づけられない, 最終的な結果が評価関数に依存している, ということが証明されない限り必ずしもそうは言い切れないでしょう.
数学は単純な計算を行うためだけの学問ではないですよ.
万人の認める最低限度のことを公理として導入するだけで, 実はみんなが資意的と思っている論理が自然と出てくる可能性もあります.
Re:数学によって決まる? (スコア:0)
得られるアプローチとして、ありそうなモデルと評価関数を用意して最適化問題を解く以外に有効な方法があるのでしょうか?
例えば、14なんて数字が導き出される公理なんてものがあったとしたら、それは、結局は
ありそうなモデルと評価関数、と大して変わりないものになるのはおよそ予想がつきます。
私は工学屋ですが、聞きかじりで安直な「応用」をしている数学の方をよくみます。現実を大胆に理想化して
本質を抜き出すというより、ただ恣意的な仮定を置いて証明をつけてるという印象が強いです。
センスも感じないし、面白くもなんともありません。
証明がつかないから言い切れないのは理屈としては否定しませんが、数学って、そんな突拍子もないことを
可能にする学問でしょうか?