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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
補償金を大前提にするな (スコア:4, すばらしい洞察)
じゃあ補償金制度が必要なのか。と言うと、それははっきり言って最終手段だと思う。
まずは「その音楽や映画を気に入ったなら、その人のCDなりDVDを買って欲しい。クリエイターを金銭的に支えてやって欲しい」って訴えるのが本来のあるべき姿だと思う。そういう地道な訴えを権利者団体は怠っているんじゃないかと思う。
彼らは「CD、DVDの購入では音楽、映画業界全体を支えられない」って言うかもしれない。でも、CDやDVDとして「欲しい」と思えない作品は本来淘汰されていくものなんじゃないのか。
そういう芸術、芸能のレベルに達しているとは言いがたい作品をなぜ支える必要があるのか。そういう作品を支えることで全体のレベルをかえって落とすことになってはいないだろうか。
映画や音楽みたいな芸術、芸能活動を税金的な発想で支えるっていうのは、芸術を水やガスや電気と同じモノにするっていうことだ。
その先にあったのが「日本人は水と音楽はタダで手に入ると思っている」状態だったのではないだろうか。
「アーティストを支えるために買う」というパトロン的発想から、「お金を出さないと手に入らないから買う」という消費者的発想への転換は、音楽を身近にしたかもしれないけど、僕らとアーティストとの距離を限りなく遠くしてしまった。
そんな中でも、いにしえのパトロン的発想が生き残っているのが、ジャニーズ系やアニメ主題歌のオリコン上位取り合戦なのかもしれない。
あぁなんという皮肉。
NO MUSIC, NO LIFE
確かにそれはそうかもしれない
でも、僕らは君たちがいなくても、自分で手拍子を打ち、鼻歌を歌うことができるのさ。