アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
逆の視点が抜け落ちてませんかね (スコア:5, すばらしい洞察)
会社は慈善団体ではないので、売れない(もしくは売れるかどうかわからない)本をコストをかけて増刷しません。
それどころか刷った本が売れずに返品されるというのは、出版社にとって悪夢そのものです。
しかも、どっかで人気が出ないとも限らないので、出版社は本を出すことも無く、権利だけを100年間保持し続けます。
その間、作品はまったく人目に触れることも無く死蔵されることになります。
音楽などでもそうですが、コストというものが存在する以上、企業は小さな需要・小さな市場に対して
サービスを提供し続けることは、別の見返りが無ければそうそうできるものではありません。
まったく流行しなかった昔の作品が欲しくなって、出版社やレコード会社に再販してくれと言っても普通は門前払いです。
すぐに出てくる在庫があれば出してくれるかもしれませんが、大きい会社だと在庫から探すのにだって大きなコストがかかります。
中古ショップで探してくださいと言われるのが普通ですし、それを不親切とはとても言え無いと思います。
100年とか言ってる人は、「100年間売れ続ける作品」を前提にしているような気がしますが、これだけ著作物が氾濫する世の中にあって
そんな作品は一体何万分の1、何億分の1くらいあるんでしょうね?
Re:逆の視点が抜け落ちてませんかね (スコア:4, 参考になる)
朝日新聞asParaクラブ [asahi.com](要アカウント)から、be > busines > report 2007.06.02
タイトルだけご紹介「誰のための著作権延長か 没後50年で出版される本は1.6%」
この丹治さんという記者さんは、よく三田さんにも噛みついているみたいです。
がんばろう。と自分に言い聞かせる。
Re:逆の視点が抜け落ちてませんかね (スコア:1)
「出版社は慈善事業ではなく営利企業」というのは、まず再販規制を返上してから言うべきコトなんじゃないかと思いますが。
#「保護を与えたって次の保護を無心し出すだけ」っていう例だよなあ
すまんが (スコア:0)
それとも他にあるの?
Re:逆の視点が抜け落ちてませんかね (スコア:1, 興味深い)
Re:逆の視点が抜け落ちてませんかね (スコア:1, 興味深い)
年間10万円程度が妥当かな。
Re:逆の視点が抜け落ちてませんかね (スコア:0)
もちろん出版社も存命で、版権を死蔵したままだ。
一億円出して作って一冊出して貰え、なんだろうか。
# 某小説家の本という本を買い捲るために、古本屋をはしごした(ほとんど空振り)学生時代が懐かしい。
Re:逆の視点が抜け落ちてませんかね (スコア:0)
えーっと、根本的な誤解があるようなので一言。
出版社がある著作物を出版できる期間を決めるのは、著作権者との間で結ぶ 出版契約書 [jbpa.or.jp]に依ります。
ある出版社が出版権を保持する期間は、この契約において著作権者と出版社双方の合意の上で決められます。
100年とか50年というのは、著作権者がこの契約を結ぶことができる期