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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
また無意味なアドバルーンか (スコア:2, 参考になる)
指で押したら簡単にへこむような柔らかさの外装では、
歩く程度の速度ならともかく、普通に走行している速度で衝突した時の衝撃吸収には全く役に立たないと思います。
いや、市街路での軽い接触しか考えてないから関係ないとか、
衝突時の相対速度差を十分吸収できる肉厚があるとかいうのなら、まぁいいのですが。
Re:また無意味なアドバルーンか (スコア:1, すばらしい洞察)
生卵を高い位置から落下させても割れませんよね。
人間の頭がい骨なんて、人間の体でも歯の次位に堅いんですから、緩衝材は
固めでもいいでしょう。
また、ヘルメットは外側のシェル部分まで発泡スチロールでできているわけ
ではなくて、外側は堅いですよね。
外側が堅いから、内側に伝わる衝撃を分散させる効果を出すため、固めの発泡
スチロールがいいんです。内側が柔らかかったら衝撃が一か所に伝わって
しまいますからね。
でも、車に直接衝突する人間は頭じゃなくて足とか腕とか腰とか内臓とか、
比較的脆い、柔らかい部分をぶつけるんですよ。
歩いてる人は、緩衝材入り鎧を着て歩いてるわけではありません。
それにしても、本来はバイクを乗る時には使えないヘルメットを被ってる
ライダーが多いですね。
あの、ハゲヅラみたいな小さいメットって、バイク用じゃないですね。
本当はファッション用らしいですが、なんで警察はノーヘルで捕まえないんでしょ。
Re:また無意味なアドバルーンか (スコア:2, 参考になる)
乗車用ヘルメットが守る対象は頭蓋骨じゃなくて脳味噌なのでそこんとこよろしく。
自分が静止していて、何かがぶつかるだけで、吹っ飛ばされるわけじゃなければ、
確かに頭蓋骨を守ることが最優先で構わないでしょう。
けれども運転中の事故というのは、端的にいえば自分は既に吹っ飛んでいる状態が初期状態であり、
乗車用ヘルメットの目的は、そこから何かに衝突して停止する、
その間脳に過大な加速度を与えないことが主眼となります。
発泡スチロールの硬さは頭に与える加速度=減速Gを規定します。
つぶれきるまでのその厚みが制動距離の上限となります。
想定される事故に対し、減速G×制動距離で充分に減速させなければならないし、
その間脳に過大な加速度を与えてもいけません。
「衝撃を分散」などで済むような簡単な仕事ではないのです。
余談ながら、乗用車に成人がはねられる場合、
足元をすくわれながら頭をボンネットやフロントガラスにぶつける場合が多いようです。
設計段階で統計的に衝突の確立の高い部位の強度を落としている例がありますし、
場所によって反発力を変え、守るべき臓器に最適化するという工夫もありかもしれません。
Re:また無意味なアドバルーンか (スコア:1, 参考になる)
それとも誤解なのか知りませんが、衝撃を頭がい骨の大きな範囲に
分散させないと、一点に集中してしまって頭がい骨陥没で脳挫傷を
負う可能性が高いのは考えていますか?
もちろん衝撃の度合いや与えようによっては頭がい骨を守れても
脳にダメージを与えることがあるのは当然です。
しかし、ヘルメットが想定しているのは、頭がい骨陥没のような
一点に衝撃が集中して負う怪我までです。
脳みそが揺さぶられて頭がい骨に衝突して挫傷するような衝撃は
通常のヘルメットでは対応できません。
さらに、成人が車にひかれたときにボンネットなどで頭をぶつける
可能性が高いのは承知ですが、それが柔らかいボディを否定できる
理由につながるのかは理解できません。
ちなみにフロントガラスは人間の頭がい骨よりは割れやすいので、
めったにフロントガラスで頭がい骨骨折はないようですが。
Re:また無意味なアドバルーンか (スコア:0)
ej.magazineより
http://jafmate.jp/safe/20070816_260.php [jafmate.jp]