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かに座55番星のハビタブル・ゾーンに惑星発見」記事へのコメント

  • ホット・ジュピター (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2007年11月08日 8時55分 (#1246561)
    > 内側の三つの惑星の公転周期がそれぞれ、3日、14.7日、44日と水星よりはるかに短く、その大きさも、
    > 海王星クラス、木星クラス、土星クラスと巨大であることをみると、内側に比較的小さな固体惑星がある
    > 我々の太陽系との差の大きさを感じずにいられない。

    そんな惑星だったからこそ、発見されたのだと思います。
    • by manmos (29892) on 2007年11月08日 14時19分 (#1246784) 日記
      タレコミ子です。

      > そんな惑星だったからこそ、発見されたのだと思います。

      まさにその通りなのですが、太陽系生成の標準モデルだと、2つ以下の大型惑星が、少し遠い位置にあるか、3つ以上の大型惑星がある場合、1つの大型惑星がホットジュピターとして残り、他の惑星は吹っ飛ばされてしまうモデルが出ています。

      ところが、Cnc 55の場合、3つのホットジュピターと、1つのハビタブルゾーンの大型惑星、そして、公転周期14年の大型惑星(サイズもまさに木星)という構成です。

      もちろん、現在発見できないレベルの小型惑星もあるやも知れませんが、まあ、これらの大型惑星の中で(少なくとも5番目の惑星の内側で)、「生き残れる」かは甚だ疑問ですが。

      この発見の大きな点は、5つ発見された、すなわち、大きいのが5つなわけです。

      とにかく、我々の太陽系生成モデルでは、まったく語れないなぁってのが、いろいろ想像を深める所です。

      親コメント
      • >1つの大型惑星がホットジュピターとして残り、他の惑星は吹っ飛ばされてしまうモデルが出ています。

        まあ、モデルというか、古典力学的に不安定だから必ず飛んで行きますよね。

        >我々の太陽系生成モデルでは、まったく語れないなぁってのが

        少なくとも、大型惑星が5つあるのなら十分時間がたてば3つはどこかに飛んで行きまし、その過程で
        妙に近かったり妙に離心率小さな軌道に乗る事も多々あります。
        #いやまあ、逆二乗の重力じゃないってぐらいにまで違うモデルなら別ですけど。

        だから「5つも存在してるから現在のモデルでは語れない」ってことはないでしょう。どうせ遷移状態です。
        「初期に5つ発生し得るか否か」という点からのモデルへの制限は出てきますけど。

※ただしPHPを除く -- あるAdmin

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