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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
日本においては、 (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:日本においては、 (スコア:3, 興味深い)
>そう言う意味のblog圏は誕生すらしてなかった気もする。
元々、(日本では?)とりとめもない日記をWeb上にて公開する文化(*)があって、それがそのまま今時のblogのシステム上に移っただけ、だと思います。
*:静的HTMLによる「Web日記」とか、「ハイパー日記システム」 [h14m.org]とか
ただ、そういう層が書いていたWeb日記と、今時のblogシステムやらSNS上での大量の日記との間に、文化的な繋がりがあるかは微妙な気もします。
そもそも「人に見せる日記」などというものが珍しい。実は、日本では夏休みの宿題で提出する日記があるのが原点なのだ。…という、もっともらしい(気もする)論もあるようです。
Re:日本においては、 (スコア:2, 興味深い)
江戸期の日記者が書き残したものも面白い。
元禄御畳奉行の日記―尾張藩士の見た浮世
http://www.amazon.co.jp/dp/4121007409 [amazon.co.jp]
「耳袋」みたいに噂話を集めてるのは、いまどきのまとめサイトみたいなものかなと。
耳袋
http://www.amazon.co.jp/dp/4861810256/ [amazon.co.jp]
いわゆるブログシステム移入時に市民ジャーナリズムとか夢見てた人がいたみたいですが、御愁傷様でした。
Re:日本においては、 (スコア:1)
なるほど。
そういえば、Web日記を遡ると「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。」で始まる土佐日記 [aozora.gr.jp]に辿り着く、ってな論も時々見かけますね。
>江戸期の日記者が書き残したものも面白い。
>「耳袋」みたいに噂話を集めてるのは、いまどきのまとめサイトみたいなものかなと。
「耳袋」とは [nifty.com]によると「ただし、序文でも明らかにされているように『耳袋』はもともと門外不出とされており、本人の備忘録として書かれていました。」とのことで、公開を前提としたまとめサイトとはちょっと違うかもしれません。
でも、そういう風に記録を残す風潮があったのは確かで、「耳袋」以外にもそんな本があって一般に流通していたりしてそうですね。
(歴史・風俗に詳しい人のつっこみ求むっ!)
そーゆーのが脈々と今に受け継がれているというなら、1990年代後半のWeb日記も間接的に、例えばケータイでmixi上に日記を書いている人にも影響を与えているのかも?
#どちらかというとシステム面で、かな。
Re:日本においては、 (スコア:2, おもしろおかしい)
これが日本(それどころか恐らく地球)におけるネカマの始まりであった。
Re:日本においては、 (スコア:0)
世界に先駆け、版木による多色刷りでゴシップを流していたかわら版というものがあったようで。
かわら版と新聞錦絵の情報世界
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/1999news/ [u-tokyo.ac.jp]
旧家の蔵から御先祖の好事家が集めていたそれらが発見されたこともありますね。
作った人も集めた人も後の世で見られることまでは考えていなかったろうけれど。