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http://jp.techcrunch.com/archives/australia-joins-china-in-censoring-t... [techcrunch.com] 2008年1月2日オーストラリア、中国を真似てインターネットの検閲開始 11月のオーストラリア総選挙に先駆けて、労働党は前政権の子供を有害なコンテンツから守りたいという親のために全世帯にNetNannyペアントコントロール・プログラムを無償配布するという政策では不十分
こども(教育) 子ども・保護者・地域・教職員の声を反映した教育改革と学校再生を実現します!(中略)・子どもの人権が保障され差別のない学びの教室・学校の実現を推進します。・子どもたちが「明るく・元気に育つ地域(まち)」づくりに向けて、子どもの意見が反映されるシステムづくりをすすめます。・ジェンダーの視点に立った平等教育を実現します。・多様性を認め合い、個々のニーズに応えるインクルーシヴ(共生・共学)な学校、社会を実現します。
・子どもたちの安全性確保に向け、学校、地域、保護者、官公庁、NPO、福祉団体などが一体となってとりくむことができるよう必要な措置を講じます。そのため、子どもの安全にかかわる財政・法制上の措置、基本計画等を盛り込んだ「学校安全対策基本法案」の制定をめざします。 ※「学校安全対策基本法案」を発議者の一人として提出。・残虐な暴力や性暴力などの有害情報から子どもを守るとともに、子どもに関わる非行・犯罪の頻発は地域社会全体の問題ととらえ防止にむけた対策をすすめます
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
こうなる悪寒(1) (スコア:2, おもしろおかしい)
↓
(2)でも「児童が閲覧できなくなる措置」をしなきゃならん
↓
(3)面倒だから海外へのアクセスは全部規制
↓
(4)海外への無制限アクセスは許可制にするよ。(天下り機関作るよ)
厭な意味での国際協調…かも?(Re:こうなる悪寒(1)) (スコア:5, 興味深い)
Re: (スコア:0)
地獄への道は善意で敷き詰められている(Re:厭な意味での国際協調…かも?(Re:こうなる悪寒(1)) (スコア:1)
但し、青少年健全育成を巡っては、左派でも検閲賛成(子供の保護上例外とすべき)と検閲反対(他の表現などの規制を正当化する既成事実作りをされる)で二分している状況で、非常に見解が入り乱れています。
実際、神本議員の政策概略を [kamimoto-mieko.net]読んでみると、
などとしている反面、
という感じで、ある種の自己矛盾と取れる政策を掲げている訳で…問題なのは、子どもの自己決定権と子どもへの情報規制が矛盾する人と矛盾しない人がいるという状況でして…神本議員の場合には後者な訳で。
大抵の場合「おばさんのフェミナチ」などと性差別関連の事やジェンダー関連の事と紐つけられやすいですが、根本的に無関係の事です。
どちらかというと、子どもの自己決定権や情報リテラシーを低く見ているがために善意で子どもを「保護」(この場合、純粋に子どもを悪からまもりたいという意味)しようという思想と、治安的な理由から青少年を「保護」(この場合治安の制御の下で子どもの生活から思想まで全てを囲い込むという意味)するという本質的に違う事が同列に語られていて、
前者は後者が不完全でもいいと思っているんだけど、後者は自分の思想を完全にするためには前者の思想を援用(悪く言えば利用)する為に同調している振りをしているのが実状です。
これは実際世界的な問題になっていて、児童ポルノや買春を追及する勢力と専ら治安の口実にそれらの問題を利用している勢力が利害一致して動くことによって、学術的な話や思想的な話・芸術表現にまで公権力が定めた柔軟性がない価値観が適用されるのを正当化する事態に陥ってる訳でして、
そこから青少年の深夜外出や飲酒・喫煙の連帯責任を親などに刑事罰の形で取らせる(この場合、取り締まり対象がお上からみて「不良行為」を行っていると判断された青少年に限られる訳ですが)と言う思想を生み出すにまで至っている訳で、非常に深刻な政治的問題に発展しています。
この問題、かなり昔からある問題で、90年代頭からずっと議論が続いていて力業で押しきられている問題 [wikipedia.org](並行して読むと理解が深まるかも [wikipedia.org])でして、
構図上、最初に治安上重大な犯罪が行われて、それとある表現や情報が確実に関連性があると考えた人たちが騒いで、結局子どもを保護するには情報規制するしかない。と言う短絡的な結論に走る人々が政治力を持ちやすいと言うあたりから来ている非常に深刻な話です。
# 上記Wikipediaの二記述は根本的に内容の揺らぎが起きやすい項目なので日時指定してあります。
要は、子どもを護りたいと言う無垢な「善意」を利用して、情報統制や表現統制(当然思想統制に帰結する)を発展させたい輩が「子どもの為だ」と無垢な善意に同意するふりして、実はその「善意」すら最後には無意味にするような戦中型の超管理社会を今度は確固たるものとして作ろうという連中を動きやすくしている・もしくは異議を認めさせない「空気」を作り上げている状況が進行しているのですが
…神本議員は日本ユニセフ協会の要職に就いていた事があって、日本ユニセフの有害情報に関する見解がこういう単視眼的過ぎる状況 [unicef.or.jp]ですから。
# 日本ユニセフの役員名簿 [unicef.or.jp]を見ていると文部省(文科省)の天下り団体化しているっぽい感じもしますが
とにもかくにも「地獄への道は善意で敷き詰められている」なる格言を地で行く状況である=善意で考えてる左派や穏健右派・素朴(かつイノセント)な大人たちの「懸念」を、独善的な極右勢力が権力獲得の道具にしつづけている。と言う構図でずっと来ています(最低でも80年代以降は)。
Re:地獄への道は善意で敷き詰められている(Re:厭な意味での国際協調…かも?(Re:こうなる悪寒( (スコア:1, 興味深い)