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非可逆圧縮系の audio codec では音の特性や聴覚に対する研究は必須ですし、video codec なら画像パターンや視覚の研究など、まともな codec (のオリジナル) は研究にお金がかかってるものばかりですよ。非常に多数の実装がある mp3 なんかも、元を辿れば [fraunhofer.de]お金を掛けて研究した成果の結集です。
# 特許が開示された結果多数の codec 実装があると見れば、それは特許の目的に合ってると思う。
例えば、携帯電話等でより音声が聞き取りやすく伝えられるための研究などは、audio codec 開発に対してお金を掛けて研究している一例です。知っている例では、これ (NTT の VQ テクノロジ) の音楽向け転用として存在する TwinVQ とかでしょうか。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
制限があるほうが (スコア:0)
その上を行く技術革新があるかもしれない。
一辺倒に廃止も考え物かな~。
Re:制限があるほうが (スコア:2, すばらしい洞察)
儲けるんでしょうかね。。
ハードウェアで実装する?それだとDSPとかで困るから、
超すごいエンコーダを作ってSaaSなりなんなりで提供?
Re:制限があるほうが (スコア:1, 興味深い)
Re:制限があるほうが (スコア:1)
特許で収入を得られなくなってしまうとしたら、あとは実装そのもので
収入を得るしかないわけですけど、今でもアルゴリズムそのものは著作権で保護されている
訳ではないので、開発したCODECで収入を(継続的に)得るためには
「実装を秘匿する」以外に方法は無いと思います。
# そもそも特許を認めているのは公開と引き換えなわけだし
要は、CODECを作る手間>リバースエンジニアリングして実装する手間 となったらCODECを作った側が損する事に。。
もちろん、実装をコントロールするというのは十分な利権なので、
# 自分に有利なCODECを作ってみんなに実装して貰えばそれだけで利益になるので、
MPEGとかJPEGのような業界標準で特許を主張するな とかなら理解できなくもないですが。。
まあ、CODECという領域に限って言えば、そもそも普及していないCODECには価値が殆んど無いので
特許権が無くなったとしてもみんな次の標準を作るために頑張ると思うし、
特殊用途であれば実装を秘匿するのが簡単なはずなので、
それほど問題無いのかもしれませんが。
# 例えばDVDのような規格だったらデコードのための鍵を高額で売るとか。
Re:制限があるほうが (スコア:1)
非可逆圧縮系の audio codec では音の特性や聴覚に対する研究は必須ですし、video codec なら画像パターンや視覚の研究など、まともな codec (のオリジナル) は研究にお金がかかってるものばかりですよ。非常に多数の実装がある mp3 なんかも、元を辿れば [fraunhofer.de]お金を掛けて研究した成果の結集です。
# 特許が開示された結果多数の codec 実装があると見れば、それは特許の目的に合ってると思う。
例えば、携帯電話等でより音声が聞き取りやすく伝えられるための研究などは、audio codec 開発に対してお金を掛けて研究している一例です。知っている例では、これ (NTT の VQ テクノロジ) の音楽向け転用として存在する TwinVQ とかでしょうか。
Re:制限があるほうが (スコア:1)
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:制限があるほうが (スコア:1)
それ以前であるならハードとソフトが事実上不可分だったので
十分食べていけたと思います。(System360が出るか出ないかくらいの時代)
今は分割してやっていけるのでちょっと難しい問題です。
特許を否定しつつ公開は肯定することが可能なのかどうかは考えどころ。
例えば世の中をffmpegやその流用ソフトウェア(GOM Playerとか)が支配して、
MPEGエンコーダ製品を作ってる人間が全員餓死するような未来が果たして存在するのか。
個人的にはMPEGくらい流行していればその未来はあり得ないと思いますが。。
まぁどっちにせよ、この問題は(経済的にも)整理される必要があるし今回のような試みは歓迎すべきだと思います。