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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
兵隊みたい (スコア:2, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
トップの一声を部下が重んじるってのは、決して
悪いことではない。
目的性の組織じゃなく、代替とか脱退とかない
ところ(家族とか国とか)でそういうふうに強要されると
辛いけど。
# うちの社長が言っても部下が聞かないからなぁ…、
# てなわけで AC
Re:兵隊みたい (スコア:2, すばらしい洞察)
>トップの一声を部下が重んじるってのは、決して
>悪いことではない。
確かに正論だけど大事な前提がひとつ抜けている。
「トップがマトモであること。」
そして、会社という組織は基本的に個体としての人間のミスや能力不足を補うためにあるのだと思うんだけど、
ワントップの号令が全体に(雰囲気的にしろ)機械的に遵守させられてしまう組織って本末転倒なような気がする。
# まあ、ワンマン社長がSingle point of failureであるってのは良くあるパターンだけど世界屈指の大企業がそれは…。
---- ばくさん!@一応IT土方
Re:兵隊みたい (スコア:1, 興味深い)
> >トップの一声を部下が重んじるってのは、決して
> >悪いことではない。
> 確かに正論だけど大事な前提がひとつ抜けている。
> 「トップがマトモであること。」
いや、その前提は必要がない。
トップがまともであろうとなかろうと、下はトップの指示を迅速に反映させるべき。
トップがまともではない会社が滅びていくのは、正しいあるべき姿。
まともではないトップを下が保護して、その結果ようやくまともな組織を維持している状態は、単なる対症療法中にすぎず正常な状態ではない。長く保つものでもない。
> そして、会社という組織は基本的に個体としての人間のミスや
> 能力不足を補うためにあるのだと思うんだけど、
ここで言う人間のミスや能力不足とは、実務的な仕事上の能力やミスのことを言う。
会社全体の方針はトップだけが決めるべき事で、これは実務の能力とは異なる。
会社全体の方針を決めるトップの能力にミスがあるとか能力が足りないとかを
下が言って方針を変えさせるというのは、組織として破綻している。それはまるで沈みゆく船だ。
トップが、会社全体の方針を正しく指示していく能力がない場合、下が出来ることは、それを訂正することではなく、その沈みゆく船からとっとと逃げ出すことだけだ。
トップは正しくその企業を牽引していると信じるから下はその企業に勤める。
信じていないのに勤めるというのは異常でお互いのためにならない。
だから、トップが言った方針変更は、下の者はくだらないことをぐだぐだ言わず迅速に組織に反映させなければいけない。
身体がつまずいて転びかけているとき、転ぶから迅速に前に出て身体をささえろと脳が右足に命令を下したとき、右足が「だからこんな悪い道を歩くなと言ったんだ」とか「いや、本当に左足ではなく右足が出るのが順当なのか、まずそこをもう一度検討してほしい」など、動かずにくだらないことを言っていたら転ぶしかないだろう。
トップの指示の組織への反映は速度が重要。ぐだぐだ反論していたら会社全体がつまずく。
「トップのこの指示は明らかに間違いだから俺は抵抗する」という人。
トップの指示は結果的に間違いのときもあるかも知れない。しかし下がぐだぐだしてたら、
指示が間違いなのか、下がぐだぐだしていたから機会を逃したのかがわからず、トップが、
「これは失敗だった」という認識をする機会を逃し、もう一度同じ失敗を繰り返すかも知れないし、その失敗を礎に次に本当に正しい指示を出すことが出来ないかも知れない。
トップは時々失敗するが、それでも結果的に会社を正しく牽引していく。そこまでを信じることが、「トップを信じる」ということだ。
なお、トップの指示が、「会社の方針はお前たちが作れ」ということなら、それはその通りにすべきだ。
我ながら偉そうなのでAC