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なぜ『いけない』と言う人がいるのかわからない。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
素朴な疑問 (スコア:1, 興味深い)
時間を遡っていなかったことにするわけでもなく、無用なトラブルで苦しむリスクを親にとっても子供の人生でも減らそうという話に異を唱える理屈が分からない。
異を唱える人には『あなたは障害を持って生まれてきたかったですか?』と聞きたい。
(いや、いやみとかじゃなくて正直なところ。)
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
一つには、今までに存在した遺伝子異常を持った人たちにとっては、自分の存在が否定されているように感じるから、ってのがあるようですね。
また、宗教的な理由ってのもあるようです。神の領域である出生の問題に人間がそこまで介入してよいのか、と。
無理やり科学的な理由をこじつけるなら、遺伝子の多様性が失われることにつながるのがよくない、ということもあるかもしれません。遺伝子の多様性が失われると、流行性の病気で一気に全滅、なんてことがあり得ますからね。
他にもあるとは思います。フォロー求む。
Re:素朴な疑問 (スコア:2, すばらしい洞察)
1.対処法への影響
遺伝子異常というのが治癒する方法が確立される可能性がある場合、疾患がある方がいらっしゃるから治療法などが研究されるのだと思います。
また、将来治癒できたり代替手段が確率される可能性がある疾患の場合、判断が更に難しくなります。
2.選択への差別・圧力
親が選択できることを否定しませんが、選別の敷居が低い状況になってくると産むことを選択することで差別されたり、自己責任という形で負担が増え、より選択しにくくなる危険があります。
# もちろん逆のパターンもありえますよね。
個人的にどういったことを導入する前段階として、
・たとえ産むことを選択しても、税金等の負担を社会が許容できること。
・差別や圧力を排除できるような状況を整えることができること。
・選別したかどうかは厳重に秘匿できること。(関係者に守秘義務)
ということがが必要になってくると思います。
3.他の疾患とのバランス
後天的に(先天的に異常があると判断された状況になった)場合の扱いが難しくなると思います。
# それとこれとは別、と単純に割り切れるとは思いません。個人的には。
親の選択に委ねられるというのは実際には他のつながり(夫婦間や祖母、親族、自分の他の子供)も存在するので、完全に親の自由とはいかないと思いますが…どうなんでしょうね。
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
そもそも遺伝子異常=突然変異がなければ進化で人類が出来上がることもなかった。
また、現時点での判断でも異常遺伝子だけを見るのは片手落ちであり、減点法の評価では車椅子の天才を生まれる前に殺すことになる。
天才でなくても、不具者の存在は文化の構成要素として不可欠であり、同じような構成員ばかりでは単純化して衰退する。
てな所でしょうか。
the.ACount