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有罪が確定するまでは被告は無罪なんだよ。 なのに判決で無罪を主張する被告に対してそれを理由に刑罰を 重くするなら後出しじゃんけんみたいな物で結局の何でも有りになる。
順番としては、まず、「有罪か無罪か」という判断があって、そこで「有罪」という結論が出てから、刑罰の重さの判断になります。どの程度の刑罰が適当かを論じている時点で有罪は確定していますから、あなたの主張は成立しません。
判決主文には量刑が書かれているので、もしそれまで知らないのなら被告は量刑が決まるまで無罪を主張するしかないでしょう。
違う違う。有罪かどうかを考える段階で、裁判官は、無罪だっていう主張が本当かどうかを判断しなければならないでしょう。で、その他の証拠などを考えた上で、無罪という主張は嘘だと判断したから、有罪になるわけですよ。それに続いて刑罰はどの程度が適当かを考えるときに、裁判で嘘をついているかどうかが判断基準になるということです。
「無罪という主張を嘘だと判断する基準に問題がある」という反論なら、有りだと思います。が、素直に罪を認めたケースと嘘をついて刑を逃れようとしているケースで、刑罰の重さを変えるな、という主張をしても、まあ通らないでしょうね。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
取り締まり権力 (スコア:5, すばらしい洞察)
この事件では、被告を支援する体制があったからまだいいようなものだが、否認事件でそんな支援が常にできるわけもない。
人権擁護というと、ほとんど反射的に「人権屋サン」などと否定してかかる向きが増えたのは由々しきことだ。近年公開された映画を引くまでもなく、「逮捕」は一般人にとって「明日は我が身」なのだ。
Re:取り締まり権力 (スコア:2, 興味深い)
挙句の果てには、無罪を主張している被告に対して、「反省していない」といって、執行猶予を認めなかったりする(ホリエモン裁判一審、二審)。無罪を主張してたら反省する必要なんてないはずなのに。
司法が情緒的になりすぎだと思います。これも世論の後押しなのかな。裁判員制度が始まったら、嘘泣きがうまいやつが強いですね。
Re:取り締まり権力 (スコア:1, 興味深い)
身近な例で考えてみるとわかりやすいと思います。
ある日、あなたが帰宅すると冷蔵庫に入れておいたはずのケーキが無くなっています。
その日、日中家にいたのは子供だけで、子供に尋ねると「僕は食べてない」と言いました。
少し調べてみると、子供の部屋のゴミ箱からケーキの包装紙が見付かりました。
ここで、もし最初に尋ねた時点で子供が正直に「ごめんなさい。」と謝っていたら、(罪を否定したケースに比べ)それほど怒らないのではありませんか?
そりゃ、嘘泣きが上手い子供だっていますよ。やり手の子供ならケーキをくすねて、涙から何まで使って反省しているふりをするでしょう。
これを嫌って子供の心情を無視すれば、(反省しようがしてまいが)ケーキを食べたという事実に基づいて、同じだけしかるという結論に至ります。(でも、子供が反省しようがしまいが同じだけ怒るって倫理的直感に反しません?)
結局その辺はトレードオフですよ。
反省したらその分だけ怒らないとすれば嘘泣きが一定数発生しますし、逆に心情を無視して怒るとすれば日常的倫理から解離します。
両者の均衡をどう調整するかが問題ですね。
# 付け加えるならば、心情を無視する立場をとると、例えば殺人罪と過失致死の区別も失せてしまいます。こちらも反省と同様に「殺す気があった」という所詮心情の問題ですから。
Re: (スコア:0)
その後、やってないということが証明されても謝罪すらしない。
Re: (スコア:0)
そう? 俺の倫理的直感には反しないよ。
Re: (スコア:0)
さらに追加で嘘をついて罪を逃れようとした点をしかれば、
#1408277 さんの倫理的直感にも反していないだろうと思いますが、いかがでしょう。
Re: (スコア:0, 参考になる)
これ、裁判官の判断は無論のこと、刑の執行の際でも効いてきます。刑事裁判での、裁判官の心証をよくする定石的手段が贖罪寄付ですし、恩赦の可否の判断や仮釈放の決定にも、反省の態度の有無が効いてくる。だから、獄中で冤罪を訴えるような人は満期のお努めがほぼ確実。
安部譲二氏による雑誌記事で、獄中で出家した受刑者がありえないほど早期の仮釈放を得たという文を読んだ記憶があります。シャバに出た後はすぐ還俗したとか。
ところで、最初の一文は、
>私が思うのは、被告人が反省しているかどうかを刑罰の軽重の判断材料にしていること。
としたほうがわかりやすいですね。
Re: (スコア:0)
その無罪の主張自体が認められないんだから「反省していない」という判断で良いんだよ。
Re: (スコア:0)
有罪が確定するまでは被告は無罪なんだよ。
なのに判決で無罪を主張する被告に対してそれを理由に刑罰を
重くするなら後出しじゃんけんみたいな物で結局の何でも有りになる。
「自分は有罪だ」と言いつつ無罪の証拠を並べ立てれば良いとでも言うのか?
Re: (スコア:0)
順番としては、まず、「有罪か無罪か」という判断があって、そこで「有罪」という結論が出てから、刑罰の重さの判断になります。どの程度の刑罰が適当かを論じている時点で有罪は確定していますから、あなたの主張は成立しません。
Re:取り締まり権力 (スコア:1)
判決主文には量刑が書かれているので、もしそれまで知らないのなら被告は量刑が決まるまで無罪を主張するしかないでしょう。
Re: (スコア:0)
#疑われること自体が罪だという気違いじみた価値観かな
Re: (スコア:0)
違う違う。有罪かどうかを考える段階で、裁判官は、無罪だっていう主張が本当かどうかを判断しなければならないでしょう。で、その他の証拠などを考えた上で、無罪という主張は嘘だと判断したから、有罪になるわけですよ。それに続いて刑罰はどの程度が適当かを考えるときに、裁判で嘘をついているかどうかが判断基準になるということです。
「無罪という主張を嘘だと判断する基準に問題がある」という反論なら、有りだと思います。が、素直に罪を認めたケースと嘘をついて刑を逃れようとしているケースで、刑罰の重さを変えるな、という主張をしても、まあ通らないでしょうね。
Re: (スコア:0)
が出ることはありえないって事にならない?
そんな事例いっぱいあると思うんだけど。
Re: (スコア:0)
それは人権人権と叫ぶ人たちの追求する利益が、平凡な日本人にとっては利益にならないと感じる人が多いからだと思う。最近違憲判決が出た国籍法の裁判にしても、多くの日本人にとってはコスト(リスク)が増えるだけだし。人権擁護法案にしてもそう。