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そんなにひどいかな (スコア:2, 参考になる)
絶賛するほどいいとは思いませんが、こういう文体なんだなあと思って許容してしまえば、
それほど気にならずに読めました。慣れの問題かと思います。
1章は前ふり感が強いですね。すれたキャラクターという部分を強調しすぎている気がします。
その後の価値観の変遷を強調したいのだろうなあ、という予測。
2章以降読んでないので外しているかもしれませんが。
Re:そんなにひどいかな (スコア:2, 興味深い)
おおむねその予想は当たっています。
序盤のすれっからしな口調はだんだん態を潜め(でも散文詩的な
文体は変わらないんですが)主人公の変化とともに使う言葉が
変化してくる装置になっています。
典型的な因果応報的なお話しだし、プロットも崩壊している
わけではありません。
私小説的なものと考えるなら、表現手法はともあれ、今書くと
こういう形になるのでは? と思わず考えてしまいました。
散文詩として読んでみた (スコア:0)
単純でわかりやすが切ない系の話に脆い性質なので涙腺に来るものがありました。
ケータイ小説という枠組の中でなら、かなりの秀作でしょうね。
失礼ながら正直な感想を言うと、「ケータイ派にもこれだけ文章綴れる人っているんだね」
読みにくいし426ページもクリックするのが大変でした。あれをポチポチとケータイで読む人って凄いな。
今日は読みきった自分に対してご褒美にココアを飲むことにしました(洗脳されやすい性質でもある)
Re: (スコア:0)
意外とよかったですよ。もしあなた男性で奥さんがおられる、とかだと
涙腺崩壊確率高いかも。多くの層が感情移入出来るというのは
安っぽい感動と言われるかもしれませんが、なかなか練られていると感じます。
もちろん、甘いところも多くあります。
例えば、途中語り手が変わるのに頭弱そうな語り口は
あまり変わらないあたりとか。
Re: (スコア:0)
以前、ちょっと調べる必要があって「魔法のiらんど」のケータイ小説を人気上位からまとめて数十点読んだことがあるんですが、これはその辺の水準を上回ってるように思います。
「いかにも」なケータイ小説文体(というか口調?)も、これはものすごく意図的なもののように見えますし。むしろ逆手にとっているのかも。
(自覚無く書き散らす中高生だと、こういう具合にはいきません。)
物語的な矛盾も少ない(最初から意図されたストーリーラインがある)ですし、小説家志望者が意識的にターゲットを定めて書いたんじゃないでしょうかねえ。
ところで、この主人公・・・ 「これなんてツンデレ?」 と、思ったんですけど。(笑)
ビッチと評する方が多いようですが、内的独白をいっそ飛び越えて、この彼女を外から見たらと想像してみてくださいませな。
ほら・・・ ツンデレ以外の何者でもないでしょ?(笑)
Re: (スコア:0)
途中からわりと普通っていうか、地がでてくるのか、
この人、普通の文章書いても、相当書ける人だろうと思います。
リズムがあり、万葉の長歌を読んでいるようです。
時々はいる「みたいな」は、「折り返し」ですね。
むしろ太古の口承叙事詩の形式に戻った、みたいな。
Re: (スコア:0)
Re:そんなにひどいかな (スコア:1)
Re: (スコア:0)
ひまがあったら
アルジャーノンの墓に
花束を
添えてほしい
みたいな