Windows 2000 や XP の初期の頃の PC は買い替え等で余っている。「使わないなら貸して」といってタダで複数台を調達。私は FreBSD を入れているが、諸兄は使い慣れたディストリビューションを入れられたし。ゴテゴテとインストールして肥大化しないディストリビューションの方がいいと思うけど。
旧型機なので、不要なサーバープログラムは動かさないで運用できるスキルのある人間でないとダメだけど。サーバーなのに X Windows を動かしている新人が居て笑ったな。(不安定で時々リブートしてたっけ。あれはメモリリークじゃないかと思っているけど) X が無いと管理できない、なんて人はそもそも管理すべきではないと思う。
ディスプレイ、キーボード、マウスはつなげないで通常は手元のノート PC から teraterm で管理している。
X Window System では、「表示をしたりキーやマウスの入力を受け付ける入出力部分」が「X サーバ」で、「計算したり機能を提供するメインなプログラム」が「X クライアント」。 普通と逆で「サーバ機でXクライアントを動かし」「クライアント機でXサーバを動かす」ことになるので勘違いしないように注意が必要。
片隅に転がっているPC (スコア:1)
「最新鋭機で仮想化」より「旧型機+数で勝負」の方が早いという考え。
台数に余裕があると予備機も仕立てられる。RAID は HDD のデータ消失はカバーできるが、代替機が最初からある方がサービス再開までが早い。データのバックアップは当然、rsync などで夜間に自動で取る。
旧型機なので、不要なサーバープログラムは動かさないで運用できるスキルのある人間でないとダメだけど。サーバーなのに X Windows を動かしている新人が居て笑ったな。(不安定で時々リブートしてたっけ。あれはメモリリークじゃないかと思っているけど) X が無いと管理できない、なんて人はそもそも管理すべきではないと思う。
ディスプレイ、キーボード、マウスはつなげないで通常は手元のノート PC から teraterm で管理している。
Re:片隅に転がっているPC (スコア:2, 興味深い)
RedHatやFedoraは、メジャー番号が変わるたびに、管理プログラム体系が変わるので、最近はGUIでないと…覚え切れません。Xは必要に応じて startx で起動しているので、見逃してください _o_
いや、まじで RedHat の変更の速さは勘弁して欲しい。いくらpythonでほいほい書けるからと言って…
ちなみに。私がよく目にする、最近(ここ3年ぐらいに導入した)のサーバにおけるメモリリークの多くは、JVMが原因です。「監視系」ソフトがJavaで組まれているのだが、こいつが動く JVM が -server モードでメモリリークしまくっている。どうも -server で動かした場合のJITコンパイラコード( -client モードより最適化レベルを上げるらしい )に、メモリを解放できない形でマークしてしまうバグがあるらしいです。おかげでGCはゴリゴリ動くわ、メモリは解放されなくて swap IO しまくりだわ、酷いことに。
これはOS関係なく発生するが、Windows では特に kernel 空間が通常ページとファイルキャッシュに分けられていて共有していないので最悪。ファイルキャッシュが swap IO で汚染されまくってキャッシュがまるで効かなくなる(swapをファイルなんかにするから…)上に、それとは別にプロセスページも大量に消費するので、被害倍増。
他にも、RHEL4辺りだと、「物理アドレスレベルで連続している2ページ分のメモリをよこせ」という要求に対して、ページアロケーターが空き領域を探して無限ループに陥るバグが Linux kernel にあって不安定だったり(これはメモリリークとは違う。一応「free list」には載っていて、それを「探す」所で判定ミスしているので)。「X を使っている新人」だと、これっちかもしれない。RHEL5までカーネルが進むと直っているのだが…
fjの教祖様
Re:片隅に転がっているPC (スコア:1, 参考になる)
これってJDK1.5.0xの頃の話では?とっくに直ってるはず。
Javaでもメモリリークって大概プログラムに原因がありますよ。
staticなリストにどんどん追加してたり、DB/Networkのclose忘れてたり。
tomcatで何度もホットデプロイしてるとjspのコンパイルクラス開放しない
っていう問題もあります。こっちはスタックじゃなくてヒープだから
PermGenSpaceの方だけど
Re:片隅に転がっているPC (スコア:1)
# だから、その辺を解析する研究とか誰かしていないかと…
もちろん。
ただ、短期テストでも比較的見つけやすい。特に常駐物だと、一番外側のループを100回ぐらい回し、GCを10回ぐらい発生させると、さすがに「ん?」となる(どこにあるのかはわからないけれど、メモリリークがあるのは判る)。
問題はそれよりも長期間動かしてみないと見つけられないリークです。お客様の手元で発生する上に、JVMが関係ないうちの製品が先に疑われたりする。
# 「Java は使い終わったメモリはちゃんと回収するんだから、これが問題のはずが無いだろう」
# とか言われる。で、結局データを収集してまじめに分析して、「ほらっ」と指摘しなくてはいけない。
# なんで他社のデバッグを… orz
fjの教祖様
Re:片隅に転がっているPC (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:片隅に転がっているPC (スコア:2, 参考になる)
Wikipedia: X Window System [wikipedia.org]
それはともかくXはDBMSとかのインストーラのために入れておいたほうがいい場合もあるのは確か。常に動かしておく必要はないが。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0, 荒らし)
>と言っている初心者がいて笑ってしまった。
バカはこれら#109270 [srad.jp]、#109499 [srad.jp]を読んで理解できるようになってからコメントされたし。
ps でシステムのリソースの使われ方とか見ればすぐにわかりそうなものだが、Anony
Re:片隅に転がっているPC (スコア:1, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
ファンよりアンチが多い奴なんてそんな小物さね
Re: (スコア:0)
しかしそんなのをわざわざテキ指定って、どんだけケツの穴小さいんだw
Re: (スコア:0)
そうでもなければどうしてここまでデタラメなコメントを付けてはフルボッコにされるというマゾい行動を同一IDで続けられるのか理解できません。
Re:片隅に転がっているPC (スコア:1, 参考になる)
X, X11, X Window System, その他で呼称されることはあるけど、X Windows なんて呼称は無いのですよ。
どうやったら X Windows なんて名称をtypoできるんでしょ?
サーバ用途で X を動かし続けるのは色々と問題(理由が無い、リソース食う、以外にも色々)があるし、
私が仕事で立てたサーバじゃそもそも導入しないんだけどなぁ。
# (ACだからといって)人のコメントをちゃんと理解せずにトンチンカンな批判をされても。(w
Re:片隅に転がっているPC (スコア:1)
http://srad.jp/developers/comments.pl?sid=87985&cid=298957 [srad.jp]
Re:片隅に転がっているPC (スコア:1)
> 私が仕事で立てたサーバじゃそもそも導入しないんだけどなぁ。
HP ProLiantシリーズの管理ツールはXが上がってないとそもそもインストールできない
(インストーラがGUI。GUIを使えとHP様が仰る)んですが、そういうのはお使いにならな
いんですな。
あと、バックアップソフトのNetVaultも管理ツールがGUIなのでXがいる(CUIでできない
事もないけど不便。マニュアルもGUI前提で書かれている)んですが、そういうのもお使い
にならないんですね。
最近はX入れたくないけど立ち上げざるを得ない状況も増えてる気がするんですが、未
だに「LinuxサーバにGUIを入れるなんてバカなトーシロー」的な言われ方が横行する辺り
が、なんだかなあ、と思います。はい。
はじける加齢の香り!orz
Re: (スコア:0)
Xサーバは手元のマシンで動かせば良いでしょ。
Re:片隅に転がっているPC (スコア:1)
AIXやSolaris環境での構築・運用に携わったことあるけど、踏み台telnetとか踏み台SSH
ってのはよく耳にすれども、踏み台Xってのは聞いたことがないのです。
(作れとも言われない。自分のいた環境が全部特殊?)
最近のメジャーなディストリビューションをCDから起動してインストールする時、標準的な
設定(必要最低限以外は「次へ」を押す状況)ではXが入っちゃうわけで、ディストリビュー
ター側も「わざわざXを外す」ことをあまり前提としてないんじゃないかな、と思うわけです
よ。
それなのに、「Xは入れないだろJK」的な上から目線の書き方をするユーザがさほど少数
派じゃない(ように見える)のは、なんだかなあ、と思うんで、
> 未だに「LinuxサーバにGUIを入れるなんてバカなトーシロー」的な言われ方が横行する
って書いたのに、
> インストール中はまだしも、運用中はXサーバをサーバ上で動かす必要性は全くないと思うが。
> Xサーバは手元のマシンで動かせば良いでしょ。
というレスがわざわざ返ってくる不思議。
これってユーザが望んでいることと供給側の意識の乖離とみていいものかどうか、悩むと
ころなんですけれども。
それとも「X Serverは一所にまとめて、ClientはCygwinなどを使うのが通としてのたしなみ」
ってことなんでしょうか。
はじける加齢の香り!orz
Re:片隅に転がっているPC (スコア:1)
> > Xサーバは手元のマシンで動かせば良いでしょ。
> 「X Serverは一所にまとめて、ClientはCygwinなどを使うのが通としてのたしなみ」
> ってことなんでしょうか。
もしかして、Xのサーバとクライアントの意味を取り違えてませんか?
X Window System では、「表示をしたりキーやマウスの入力を受け付ける入出力部分」が「X サーバ」で、「計算したり機能を提供するメインなプログラム」が「X クライアント」。
普通と逆で「サーバ機でXクライアントを動かし」「クライアント機でXサーバを動かす」ことになるので勘違いしないように注意が必要。
Xサーバの入っていないサーバ機でXのプログラムを動かしたかったら、クライアント機でXサーバを稼働させておいて、
サーバ機で起動したXクライアント(=Xのプログラム)の、ディスプレイをクライアント機のXサーバに向けるだけの話です。
(Windows系でリモートデスクトップを使ったりして、クライアント機の画面に表示して操作するのと同じですね)
サーバ機の設置なんかでは「サーバの稼働中はキーボードもディスプレイも繋がない」なんて運用がありがちですが、それと同じ意味で「サーバ機ではXサーバを動かす必要性はない」ことになります。
Re: (スコア:0)
Re:片隅に転がっているPC (スコア:1, おもしろおかしい)
有言実行ということで必ず実行してくださいね。
でも私ははずかしいので、普通の呼びかたにしたいと思います。
Re: (スコア:0)
というのはさておき、実装の相違や分派話等は固有名詞にはあまり関係しませんよね?
# fjの教祖様(の技術力)を崇拝しているので、これ以上の異論は挟みたくないなぁ...。(^_^;;
Re: (スコア:0)
とかIDで書いてるうっとおしい(何故か変換できない)書き込みがあって笑ってしまった。
IDなら何書いてもいいとか思ってそうだから困る。それとも自覚がないのかな? これだから初心者は・・・
Re:片隅に転がっているPC (スコア:1, 興味深い)
自分もそう考えていた時期がありましたが、間違いでした。
いくら工夫しても手間はかかる、
メンテ時の処理が遅い、
トータルの消費電力が大きい、
台数が多ければ故障発生も頻繁、
そして、
より高性能なPCが余っていても手間がかかるので移行できずにモッタイナイ
Re:片隅に転がっているPC (スコア:1)
P2V(Physical to Virtual物理マシンから仮想マシンへの変換)の製品でVMware Converter Starterであれば無償です。
ただ、Linuxについてはまだ限定的なサポートのようです。
消費電力も計算に入れた方がよいのでは? (スコア:1, 興味深い)
なりますが、1台でも1000円/月くらいの電気料金の差がでました。
古いPCは安価に手に入りますが、電力料金も加えて考えたらどうかわかりませんよ。
5台を1台にまとめて月3000円安くなるとすると、2年で72000円なのでCore2Quad
のPCが手に入ります。
ちなみに自分は今は自宅では外向きはやめてしまって内向き専用なので、NAS兼用で
玄箱で済ましてます。
エネルギー消費はコストに比例する (スコア:1)
PCを製造するまでには、値段に見合ったエネルギーが消費されます。CPUもシリコンを切り出して運搬し、ウエハーにして製造するわけですし、他のあらゆるパーツも製造にエネルギーを消費します。ですから、まだ使えるPCを廃棄し、最新鋭のサーバーを購入し、ちょっとやそっとの消費電力の節約で喜んでいたのでは仕方ありません。費用が無駄な事は、エネルギーも無駄になります。
でも似たような話は色々ありますよ。車を持っている人に省エネ車も売りつけるとか、節電の家電製品に買い換えろとか。まだ使える家電を廃棄してでも、ですよ。それを真に受けるほうもどうかと思いますけれど。
「電気代の節約は、新たなマシン代が浮くほどの効果か」を考えればいいでしょう。
電気代を節約する方法として、一台で複数のサーバーを動かす事も可能です。これなら消費電力の点では完璧です。 (ただしバージョンアップがやりにくくなる)
Re:エネルギー消費はコストに比例する (スコア:1, すばらしい洞察)
いまどきの2万円未満で売られている超ローエンドのサーバ機に、多めのメモリと大容量のHDDを数台のせれば
置き換えることができるでしょう。
そのときの消費電力量。
平均消費電力が100WのPCの10台を24時間365日動かすと、年間8760kWhの電力消費量。
一方、いまどきのPCは消費電力が大きいですが、それでも平均200W程度と仮定して年間1752kWh。
自宅サーバということですので三段料金として25円で計算すると、差額は17万5200円です。
個人的な経験では、部屋に200WのPC 1台なら、室温上昇は許容範囲内ですが、
合計1000Wは空調が必要になりますので、それも加味しなくてはなりません。
あなたのいう旧型機を数で勝負は、金銭的にも環境的にも怪しげです。
Re: (スコア:0)
以上。
Re: (スコア:0)
WebとMailとFTPを分けているので、どれかが死んでもサービス全部は止まらないのが強みでしょうか。
最初はPlamo Linux だったけど、最近はDebianとFreeBSDが大勢になってきた...
僕もリモートログインで十分です。
Re: (スコア:0)
サーバを暴走させてrootのloginすら出来ない状態になったことがあります。原因はリソースが無くなりshが動く余地すら尽きてしまったからです。
それ以来、サーバを起動した後には必ずconsoleでloginして放置しています。キーボードは切り離すと再度繋がる保証が無いため繋げたままです。
Re:片隅に転がっているPC (スコア:1)
だったら、login したままでも、コマンド叩けないのでは?
console を RS-232 に繋いでおくという手もありますが、最近の PC は USB しかなかったりするからなぁ。