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コーヒーは良い/悪いという話が良く出てきますが結局差し引きコーヒーを飲むとどっちに作用するのでしょうかね?飲み過ぎは良くないというのはわかりますが。何事も過ぎたるは及ばざるがごとしということでしょうし
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
差し引きどっち? (スコア:0)
コーヒーは良い/悪いという話が良く出てきますが
結局差し引きコーヒーを飲むとどっちに作用するのでしょうかね?
飲み過ぎは良くないというのはわかりますが。
何事も過ぎたるは及ばざるがごとしということでしょうし
Re: (スコア:4, 興味深い)
基本的にコーヒー飲用についての疫学研究の結果からは「因果関係のあるなし」を言うことは出来ない(介入実験でない)段階なんですが、仮にこれが「因果関係が認められる」ということになったとして……
コーヒー飲用によって大腸がんのリスクが低下する、という結果があります。大体、日本人10万人のうち200-300人が一年間で新たに大腸がんになってい
Re:差し引きどっち? (スコア:1)
あ、なんか書き間違えてるみたい。
マスを対象に考えた場合、単純に「何かの疾患に罹るかどうか」の人数だけで考えると、リスク低下による恩恵の方が大きいです。
疾患の重篤性(例えば、膀胱がんと大腸がんそれぞれの死亡率など)を併せて考えても、この結論自体はあまり変わらないと思われます。
医療費などについて考えると、膀胱がんは結構高額になることが多いので微妙だけど、他の疾患リスクまで総合して考えると、トータルなら削減につながるかなぁ、という感じかと。
まぁ、さすがに厚労省が費用を割いて「
医療費削減になるので国民の健康に貢献するので、皆さんコーヒーを飲んで下さい」とかのキャンペーンを行え、とまでは言えないだろうとは思うのだけど、いわゆるトクホの条件範囲を広げて、販売されるすべてのコーヒーについて、その効果を宣伝的に用いることを正式に許可してくれればいいんだけどなぁ、というのはあります。正直言うと、これまでに認可されてるどのトクホをとってみても、コーヒーほどのデータの蓄積はないにも関わらず、そっちの方は認可されて効果を謳えるという、ある意味、歪な状況になってるわけで。#この辺りはトクホの種別に関わってくる問題で、「同一成分を含んでいても、個別商品ごとの承認が必要」という条件なんかを満たすためには、「コーヒー全部」という承認は現状難しそうなので。
今のところコーヒー関係ではAGFがコーヒーオリゴ糖でトクホを受けてますが、コーヒーオリゴ糖の添加によるものだし、他社はその恩恵には与れない(UCCあたりは、アラビノガラクタンあたりで別途狙ってるんじゃないかなぁと思うけど)。ここらへんは、どうしても自社製品の差別化を狙って申請される、という特徴があって。まぁ、もともと正直言うと、そういう意味ではトクホは「消費者のため」の制度じゃない、という言い方もできるわけです(もちろん、制限することで不当表示させないという点には一定の意義はあるけど)
もちろん、他のコメントに書いたように、特にカフェインについては万人には薦めがたい部分もあります。ここらへんについてはきちんと明記した上で、デカフェはデカフェでトクホ認定し、「カフェインが駄目な方にはデカフェも用意してますのでどうぞ」という形で提供するというのがいいんじゃないかと。実は膀胱がんリスクの上昇も、カフェインが原因じゃないか、という可能性が指摘されてますので。