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・ダイアモンドより58%硬いロンズデーライト(炭素結晶)・ダイアモンドより18%硬いWBN(ウルツァイト窒化ホウ素)の二種類の物質が見つかったということですよね。硬さ値はヴィッカースだかロックウェルだか分かりませんけど。
ロンズデーライトが硬いのはダイヤモンドが硬いのと同じく炭素の巨大結晶だから(ということは結晶構造の違いで6割硬い)で、WBNが硬いのは応力によって結晶構造が変化し、応力集中を緩和するからですね。「緊張」はおそらく、stressを「応力」と訳すことを知らん人による誤訳でしょう。
WBNのWは結晶構造がウルツァイトwurtziteという鉱物(亜鉛の硫化物の一つ。日本ではウルツ鉱とも呼ぶ)と同じであることを意味しています。BNはBoron-Nitrideつまり窒化ホウ素という無機化合物で、この化合物を焼結したファインセラミックスは現在でも一般的に使われています。
参考:Wikipedia日本語版「窒化ホウ素 [wikipedia.org]」
六方晶ダイヤモンドの大きな結晶って、まだ人工的に合成できないのでしたっけ? 20年くらい前には、「合成できたら夢の超硬物質になる」なんて言われていたような気がしますが。
小さな結晶は、爆薬などをつかった衝撃による圧力で作れるのだったかな。
論文によればonsdaleite (hexagonal diamond)とのことで、ロンズデーライト=六方晶ダイヤモンドのようですよ。
え、ダイナモンドと呼ばないの?
58%硬いってのがよくわからん。3割うまい餃子の満洲みたいなもんか?
上海Jiao Tong大学のZicheng Panらによる国際的チームが、ロンズデーライトとWurtzite Boron Nitride(WBN:ウルツァイト窒化ホウ素)に非常に鋭利なもので圧力をかける試験を行った結果、WBNはダイヤモンドより18%、ロンズデーライトはダイヤモンドより58%高い圧力に耐えることがわかりました。
# 野暮かったかも
そのGIGAZINEの記事間違ってるから。「試験を行った」となっていますがGIGAZINEが参照しているItv News の英文では「simulated」となっています。
既知のダイヤより硬い物質といえば立方晶窒化炭素、カーボン60ですが記事では一切触れられないのね
フラーレンと書かない貴方が素敵ですw
とはいえ、違和感を感じるのは少数派なのかなあ。
> 六方晶窒化ホウ素と呼ばずにウルツァイト窒化ホウ素と呼ぶのは、後者の方がかっこいいから?
六方晶なのはロンズデーライトのほうだから、では?
ウルツァイト構造も六方晶系です。h-BNと表記されることも多い。
単に六方晶というと、ウルツァイト構造も、グラファイト類似構造(で六方晶系になるように積層した)のも含まれるからでしょう。 #仮想的には、(-B≡N-) n の棒が充填した構造も考えられますが。
で、力が加わるとどのようにウルツァイト構造が歪むのか興味があるなあ。
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
ダイアモンドより硬い物質は二つ見つかった (スコア:5, 参考になる)
・ダイアモンドより58%硬いロンズデーライト(炭素結晶)
・ダイアモンドより18%硬いWBN(ウルツァイト窒化ホウ素)
の二種類の物質が見つかったということですよね。
硬さ値はヴィッカースだかロックウェルだか分かりませんけど。
ロンズデーライトが硬いのはダイヤモンドが硬いのと同じく炭素の巨大結晶だから(ということは結晶構造の違いで6割硬い)で、WBNが硬いのは応力によって結晶構造が変化し、応力集中を緩和するからですね。「緊張」はおそらく、stressを「応力」と訳すことを知らん人による誤訳でしょう。
WBNのWは結晶構造がウルツァイトwurtziteという鉱物(亜鉛の硫化物の一つ。日本ではウルツ鉱とも呼ぶ)と同じであることを意味しています。BNはBoron-Nitrideつまり窒化ホウ素という無機化合物で、この化合物を焼結したファインセラミックスは現在でも一般的に使われています。
参考:Wikipedia日本語版「窒化ホウ素 [wikipedia.org]」
hexagonal diamond (スコア:2)
六方晶ダイヤモンドの大きな結晶って、まだ人工的に合成できないのでしたっけ? 20年くらい前には、「合成できたら夢の超硬物質になる」なんて言われていたような気がしますが。
小さな結晶は、爆薬などをつかった衝撃による圧力で作れるのだったかな。
Re:hexagonal diamond (スコア:2, 参考になる)
論文によれば
onsdaleite (hexagonal diamond)
とのことで、ロンズデーライト=六方晶ダイヤモンドのようですよ。
Re:hexagonal diamond (スコア:1)
え、ダイナモンドと呼ばないの?
Re:ダイアモンドより硬い物質は二つ見つかった (スコア:2, 参考になる)
どちらもダイヤモンド圧子を使うのでダイヤモンドより硬いものは測れないのでは?
別のコメントでも出てますけど、シミュレートで硬さを出してるので適当な単位がないんでしょう。
Re:ダイアモンドより硬い物質は二つ見つかった (スコア:3, おもしろおかしい)
最初は「ダイヤモンド王子」に見えて
2回目は「ダイヤモンド庄子」に見えた。
今日は帰ろう。
#そういえばダイヤモンドの騎士ってのがあったなあ。
Re: (スコア:0)
今日は早く寝よう。
Re:ダイアモンドより硬い物質は二つ見つかった (スコア:1, おもしろおかしい)
58%硬いってのがよくわからん。
3割うまい餃子の満洲みたいなもんか?
Re:ダイアモンドより硬い物質は二つ見つかった (スコア:3, 参考になる)
# 野暮かったかも
Re:ダイアモンドより硬い物質は二つ見つかった (スコア:3, 参考になる)
そのGIGAZINEの記事間違ってるから。
「試験を行った」となっていますがGIGAZINEが参照している
Itv News の英文では「simulated」となっています。
既知のダイヤより硬い物質といえば立方晶窒化炭素、カーボン60ですが記事では一切触れられないのね
Re:ダイアモンドより硬い物質は二つ見つかった (スコア:2)
フラーレンと書かない貴方が素敵ですw
とはいえ、違和感を感じるのは少数派なのかなあ。
#壮大なストーリ。空転するアイディア。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:ダイアモンドより硬い物質は二つ見つかった (スコア:2)
> 六方晶窒化ホウ素と呼ばずにウルツァイト窒化ホウ素と呼ぶのは、後者の方がかっこいいから?
六方晶なのはロンズデーライトのほうだから、では?
Re: (スコア:0)
ウルツァイト構造も六方晶系です。h-BNと表記されることも多い。
Re:ダイアモンドより硬い物質は二つ見つかった (スコア:1)
単に六方晶というと、ウルツァイト構造も、グラファイト類似構造(で六方晶系になるように積層した)のも含まれるからでしょう。
#仮想的には、(-B≡N-) n の棒が充填した構造も考えられますが。
で、力が加わるとどのようにウルツァイト構造が歪むのか興味があるなあ。