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まぁ、説明聞いて、こりゃまず出鱈目で詐欺だろうというのもありますが、 報道上、技術が胡散臭そうなのと、会社が胡散臭そうなのとをもっと明確に分けるべきではないかと。 一見実現不可能そうなことの中にイノベーションの芽が隠れてる気もしますけど? たとえば中世のヨーロッパで「万能細胞から臓器を作る」なんて言ったら悪魔扱いですけど、 現代じゃ真顔で研究されてるわけですよね。
この方面の擁護では大抵、「ガリレオだって最初は迫害されたじゃないか」という例が持ち出されるのですが、iPS細胞に対する言及例は初めて見ました。時代の変化を感じます。
# というか、その方面でのトレンドなのかな。# (そのうち、「iPS技術の応用による超活性水!」とかが出てくるのかなあ)
ガリレオだって最初は迫害されたじゃないか
なんだってガリレオばっかりなんでしょうね、この手のひとたちが持ち出すのって。 たまには ジョルダーノ・ブルーノ [wikipedia.org] でも持ち出してきてみろ、って云いたい。 # ま、火あぶりになっちゃったんですけどね:-p
なんだってガリレオばっかりなんでしょうね、この手のひとたちが持ち出すのって。たまには ジョルダーノ・ブルーノ でも持ち出してきてみろ、って云いたい。
比喩表現まで駆使して、かえって解りづらくするとか、もしいたらかなり偏屈な性格と思われ。
真面目にやってるベンチャーは、一般大衆からこんな形で投資を募ろうとはしない。
胡散臭いものに投資している時点で、投資家としては失格だと思う。投資家だったら、その事業の成長性などをきちんと検証できないといけないわけで、それをきちんと吟味できてない時点でダメでしょう。
>一見実現不可能そうなことの中にイノベーションの芽が隠れてる気もしますけど?
はっきり言えば、気だけです。発想を思いついた段階において、それがあまりにも突拍子も無い場合、その発想はその段階において全くの無意味です。
万能細胞から臓器を作れることは現在の状況からしてどうやら真ですが、中世のヨーロッパでは万能細胞を作ることすら不可能で、そこから数百年たってようやくその発想が意味を持つ様になったのです。さらに、中世から万能細胞を作るためにがんばったから万能細胞が作れる様になったわけでもありません。これは、様々な人の多種多様な生物学の上に成り立っているものです。
途中の積み重ねや他人の努力をすっ飛ばす様な物は、速やかに排除されなければなりません。
それに加えて、中世って5世紀~15世紀辺りですよね。「万能細胞」どころか、生物が細胞で構成されることもまだ分かってないはずです(判明するのは19世紀に入ってから)。フック氏がコルクの細胞を発見したのも17世紀だから、細胞("cell")という言葉すらも意味を成さないような……。
出鱈目でも詐欺でもないものもあるだろう。だが、出たばかりのテクノロジー自体、金儲けとしてはギャンブルそのものだ。
アメリカの天文学者 [wikipedia.org]が空とぶ機械をつくって失敗した話がある。軍の出資した5万ドル(別口も入れれば7万ドル。当時としては莫大な金額だ)がフイになったことは間違いない。
ちなみに、↑の失敗の直後に初飛行したライト兄弟は、その後も開発を続け、飛行機を製造販売する会社を設立している。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
また日本のベンチャー投資が減りますかね。 (スコア:1, 興味深い)
まぁ、説明聞いて、こりゃまず出鱈目で詐欺だろうというのもありますが、
報道上、技術が胡散臭そうなのと、会社が胡散臭そうなのとをもっと明確に分けるべきではないかと。
一見実現不可能そうなことの中にイノベーションの芽が隠れてる気もしますけど?
たとえば中世のヨーロッパで「万能細胞から臓器を作る」なんて言ったら悪魔扱いですけど、
現代じゃ真顔で研究されてるわけですよね。
Re:また日本のベンチャー投資が減りますかね。 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:また日本のベンチャー投資が減りますかね。 (スコア:2)
この方面の擁護では大抵、「ガリレオだって最初は迫害されたじゃないか」という例が持ち出されるのですが、iPS細胞に対する言及例は初めて見ました。時代の変化を感じます。
# というか、その方面でのトレンドなのかな。
# (そのうち、「iPS技術の応用による超活性水!」とかが出てくるのかなあ)
Re: (スコア:0)
なんだってガリレオばっかりなんでしょうね、この手のひとたちが持ち出すのって。
たまには ジョルダーノ・ブルーノ [wikipedia.org] でも持ち出してきてみろ、って云いたい。
# ま、火あぶりになっちゃったんですけどね:-p
Re: (スコア:0)
比喩表現まで駆使して、かえって解りづらくするとか、もしいたらかなり偏屈な性格と思われ。
Re:また日本のベンチャー投資が減りますかね。 (スコア:1, すばらしい洞察)
真面目にやってるベンチャーは、一般大衆からこんな形で投資を募ろうとはしない。
Re:また日本のベンチャー投資が減りますかね。 (スコア:1)
胡散臭いものに投資している時点で、投資家としては失格だと思う。投資家だったら、その事業の成長性などをきちんと検証できないといけないわけで、それをきちんと吟味できてない時点でダメでしょう。
Re: (スコア:0)
>一見実現不可能そうなことの中にイノベーションの芽が隠れてる気もしますけど?
はっきり言えば、気だけです。
発想を思いついた段階において、それがあまりにも突拍子も無い場合、その発想はその段階において全くの無意味です。
万能細胞から臓器を作れることは現在の状況からしてどうやら真ですが、
中世のヨーロッパでは万能細胞を作ることすら不可能で、そこから数百年たってようやくその発想が意味を持つ様になったのです。
さらに、中世から万能細胞を作るためにがんばったから万能細胞が作れる様になったわけでもありません。
これは、様々な人の多種多様な生物学の上に成り立っているものです。
途中の積み重ねや他人の努力をすっ飛ばす様な物は、速やかに排除されなければなりません。
Re:また日本のベンチャー投資が減りますかね。 (スコア:1)
それに加えて、中世って5世紀~15世紀辺りですよね。
「万能細胞」どころか、生物が細胞で構成されることもまだ分かってないはずです(判明するのは19世紀に入ってから)。
フック氏がコルクの細胞を発見したのも17世紀だから、細胞("cell")という言葉すらも意味を成さないような……。
Re: (スコア:0)
こんな胡散臭い投資説明会など開いて素人相手にプレゼンテーションなどしないでしょう。
素人相手に説明会など開いてる時点で詐欺確定じゃないですかね。
ベンチャーファンドは技術の実現性を精査するだろうし、
事業計画書もちゃんと提出しなければお金をださない。
それにある程度事業化プロセスがうまくいってて顧客もつき、
投資回収から収益見通しまでうまく行ってるところしか
まとまったお金を出してもらえないと思いますよ。
そんな意味では、このようなイカサマ技術がベンチャー投資に与える影響は
皆無に等しいんではないでしょうか。
ベ
Re: (スコア:0)
出鱈目でも詐欺でもないものもあるだろう。
だが、出たばかりのテクノロジー自体、金儲けとしてはギャンブルそのものだ。
アメリカの天文学者 [wikipedia.org]が空とぶ機械をつくって失敗した話がある。
軍の出資した5万ドル(別口も入れれば7万ドル。当時としては莫大な金額だ)がフイになったことは間違いない。
ちなみに、↑の失敗の直後に初飛行したライト兄弟は、その後も開発を続け、飛行機を製造販売する会社を設立している。