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かえって混乱を巻き起こしそうな。少なくとも僕は混乱している。
なんというか今までは、GPL にせよ BSD ライセンスにせよ、これさえ適用しておけば世界中どこでも同じ扱い (細かい法的根拠はさておき) なんだ、と思っていられたんだけど、EUPL のように国境や地域を意識させるようなライセンスが出てくると、例えば自分の GPL ソフトウェアは EU 圏の人は EUPL として使いたのか GPL のままでも問題なく使えるのか、とか余計なことを考えてしまう。こんな調子で Asian PL とか USPL とかが仮に乱立したとしたら、EUPL or AsianPL or USPL で配布、とかするようになる
GPLやBSDLに根拠がないと言うことでなく、各国でいちいち裁判をして有効性を確認するのは面倒くさいから最初から考証を入れたライセンスを書きましたよということでしょう。
CCもそうですけれど、各国版にライセンスの互換性を示す仕組みがあれば世界中で同じ扱いをすることの妨げにはならないと思いますよ。
> CCもそうですけれど、各国版にライセンスの互換性を示す仕組みがあれば> 世界中で同じ扱いをすることの妨げにはならないと思いますよ。
そういうところまでくれば、妨げにはならないのだけど、それを実現するには、膨大な労力がかかります。CCでそれを実現できているのは、各国に弁護士資格保持者などの支援者がいるからで、本来なら、GPLでもなんでも、そういう取り組みまで持ってこれれば良かったのだけど、少なくとも日本では実現してないようです。
いやだから、ヨーロッパでは欧州委員会がそれをやって、OSIにも歓迎された、というニュースでしょ。
いや、欧州委員会がせっかくその手間を掛けるのなら、新しいライセンスを作らずに、従来から広く使われているライセンス(GPLなりBSDなり)がEUのどの国でも有効になるような方策をとれたのではないですか、ということです。
そのほうが、EUだけで有効性が確かめられたライセンスではなく、米国+EUで有効性が確かめられたライセンスができあがったはずです。
そのほうが有用性が高いのにそうしなかったということは、あえて米国との間に障壁を作りたかったからじゃないの?と疑われても仕方がないでしょう、ということです。
と、別人である私は思いました。
> 従来から広く使われているライセンス(GPLなりBSDなり)がEUのどの国でも有効になるような方策をとれたのではないですか
非公式な各国語訳 [gnu.org]を見る限り、GPLについては難しそうですね。Stallmanを口説くよりも新しいライセンスを作るほうが楽だと思ったのかも :)
と言う茶々は置いといて、単に妥当性の検証と適切な文言の使用で有効化が出来ればよいですが米国とその他の国の法の違いにより、ライセンスあるいは法律のどちらかを修正する必要が生じるかもしれません。
現状では、"たかが"オープンソースライセンスのために法制度を変更
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
まだ意義がわからない (スコア:1)
かえって混乱を巻き起こしそうな。少なくとも僕は混乱している。
なんというか今までは、GPL にせよ BSD ライセンスにせよ、これさえ適用しておけば世界中どこでも同じ扱い (細かい法的根拠はさておき) なんだ、と思っていられたんだけど、EUPL のように国境や地域を意識させるようなライセンスが出てくると、例えば自分の GPL ソフトウェアは EU 圏の人は EUPL として使いたのか GPL のままでも問題なく使えるのか、とか余計なことを考えてしまう。こんな調子で Asian PL とか USPL とかが仮に乱立したとしたら、EUPL or AsianPL or USPL で配布、とかするようになる
Re: (スコア:0)
GPLやBSDLに根拠がないと言うことでなく、各国でいちいち裁判をして
有効性を確認するのは面倒くさいから最初から考証を入れたライセンスを
書きましたよということでしょう。
CCもそうですけれど、各国版にライセンスの互換性を示す仕組みがあれば
世界中で同じ扱いをすることの妨げにはならないと思いますよ。
Re: (スコア:1)
> CCもそうですけれど、各国版にライセンスの互換性を示す仕組みがあれば
> 世界中で同じ扱いをすることの妨げにはならないと思いますよ。
そういうところまでくれば、妨げにはならないのだけど、それを実現するには、膨大な労力がかかります。CCでそれを実現できているのは、各国に弁護士資格保持者などの支援者がいるからで、本来なら、GPLでもなんでも、そういう取り組みまで持ってこれれば良かったのだけど、少なくとも日本では実現してないようです。
Re: (スコア:0)
いやだから、ヨーロッパでは欧州委員会がそれをやって、
OSIにも歓迎された、というニュースでしょ。
Re: (スコア:0)
いや、欧州委員会がせっかくその手間を掛けるのなら、
新しいライセンスを作らずに、従来から広く使われている
ライセンス(GPLなりBSDなり)がEUのどの国でも有効に
なるような方策をとれたのではないですか、ということです。
そのほうが、EUだけで有効性が確かめられたライセンス
ではなく、米国+EUで有効性が確かめられたライセンス
ができあがったはずです。
そのほうが有用性が高いのにそうしなかったということは、
あえて米国との間に障壁を作りたかったからじゃないの?
と疑われても仕方がないでしょう、ということです。
と、別人である私は思いました。
Re: (スコア:0)
> 従来から広く使われているライセンス(GPLなりBSDなり)がEUのどの国でも有効になるような方策をとれたのではないですか
非公式な各国語訳 [gnu.org]を見る限り、GPLについては難しそうですね。
Stallmanを口説くよりも新しいライセンスを作るほうが楽だと思ったのかも :)
と言う茶々は置いといて、単に妥当性の検証と適切な文言の使用で有効化が出来ればよいですが
米国とその他の国の法の違いにより、ライセンスあるいは法律のどちらかを修正する必要が生じるかもしれません。
現状では、"たかが"オープンソースライセンスのために法制度を変更
Re:まだ意義がわからない (スコア:0)
根源たる趣旨は同じでも運用が違ってくるのは避けられず、
更にそれを統一化しようとか拡張しようとかの動きの繰り返しが起こるから。
制度と言っても固定化している訳じゃなく時代と共に流動していくものなのですよ。
#固定化しようとすると時代に合わず陳腐化する。